アブリボン
あぶりぼん
データ
他言語版の名称
英語 | Ribombee |
---|---|
イタリア語 | Ribombee |
スペイン語 | Ribombee |
フランス語 | Rubombelle |
ドイツ語 | Bandelby |
韓国語 | 에리본 |
中国語 | 蝶結萌虻 |
概要
初登場は『ポケモンSM』。アブリーの進化形で、より妖精に近い姿となった。
様々な花の花粉や蜜を集めて、花粉の団子を作り出す習性を持つ。
この「かふんだんご」はアブリボンの食料になるだけでなく、めまいや麻痺の効果を持ったものはバトルの時にぶつけたり、リラックス効果を持つものは高価なサプリメントに加工されるなど用途が多い。
濡れると集めた花粉で羽毛が汚れてしまい飛べなくなってしまうため、天候が雨の時は濡れるのを嫌って一切出てこなくなる。
晴天になるとアブリボンが飛び回るために、アローラ地方の人々はアブリボンが飛び回っている間は晴天が続くと知っている。
実はナリヤ・オーキドの存在が判明したPVの時点でシレっと男主人公にゲットされるシーンがあったが、そのPVでは一切触れられず、詳細が分かったのは10月に入ってからであった。
ゲームでの性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
60 | 55 | 60 | 95 | 70 | 124 |
特筆すべきはその素早さの高さ。124という数値はフェアリーとしてはカプ・コケコに次ぐ第2位であり、鈍足揃いの新規アローラの一般ポケモンの中でも最も速い。特攻もそこそこ高い一方攻撃は低く、良くも悪くも無駄のない配分となっている。
新技の「かふんだんご」は、威力が「むしのさざめき」と同じという優秀な性能ながら味方に使うと体力を回復するという特殊な効果を持つ。
また「むしのさざめき」と異なり特性「ぼうおん」にも有効。とはいえあちらは「みがわり」を貫通することができる。
アブリボンはどちらも覚えられるのでむし技は選択となる。
一方フェアリー技は「マジカルシャイン」を自力で覚えられるが、「ムーンフォース」がアブリーからのタマゴ技でしか習得できないので注意。
むし技とフェアリー技を比べた場合有効な相手と威力の差でフェアリー技の方が選ばれやすいので、「ムーンフォース」はしっかり覚えさせてから育てたい。
だがむし・フェアリー技ともに半減されるはがねタイプに対して有効な技がなく、どうしても欲しければ「めざめるパワー」を粘るしかない。ほのおタイプ相手にも「サイコキネシス」くらいしか通る技がない。
幸い同速の種族は存在しないため、「めざめるパワー」を厳選してすばやさが1低くなった場合に王冠を使わなくても特に支障は来たさない。すぐ下にオンバーンがいるにはいるが。
すばやさを活かして素直に「とんぼがえり」で逃げるのも手。
変化技は「ちょうのまい」やタマゴ技の「バトンタッチ」を覚えられるので、蝶舞バトン役としては最速となる。
ただし耐久は低い上に動きを止める技が特にないので舞う相手を選ぶ必要がある。
また「スキルスワップ」や「スピードスワップ」も覚えられるのでダブルバトルで色々な戦術が組み立てられる……かもしれない。
基本的に推奨性格はおくびょうだが、ひかえめにした場合「ムーンフォース」で耐久無振りガブリアスが乱数1発になるので意識する場合はこちらも候補に入る。