早乙女博士
「ばかもん！甘ったれるんじゃない！お前達には、もっと残酷な未来が待ってるんだ！！」
CV:富田耕生（TVシリーズ、真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ）
メイン画像を見て「えっ、誰こいつ」と思った方はもうトシであろう。
早乙女博士とは、ゲッターロボシリーズに登場する天才科学者で、ゲッターロボを作ったお方である。メイン画像はゲッターロボサーガやそれを原作としたOVA『新ゲッターロボ』版のキャラデザ。
テレビアニメ版ではもっと若く黒髪に黒ひげの穏やかな顔をしている。
ゲッターロボを作ったのも漫画版その他とは異なりあくまで宇宙開発と言う平和利用が目的となっていた。
テレビアニメ版や真ゲッターロボ対ネオゲッターロボでは心優しい性格だったが、漫画版ではややマッドであり、終盤では完全にマッドサイエンティストになっていた。「ネオゲ」を除くOVAではマジキチを絵にかいたようなキャラになっていることも多く、それから初代ゲッターを見た若い視聴者が唖然とすることも…というか、pixivには年齢層のせいか漫画版とOVA版のイラストしか投稿されていない。
テレビアニメ版
とても常識的な人物で、ファッションがおっさん丸出しなナイスミドルである。ゲッターロボを開発したのも上述の通り平和利用のためである。柔道の心得があるのか腕っ節もある。
漫画ゲッターロボ・サーガ版
ダイナミックプロ節全開のバイオレンスな人物である。迫り来る恐竜帝国の魔の手から人類を守るための戦闘用ロボットとしてゲッターロボを開発し、それをサポートするための戦闘要塞として早乙女研究所を開設した。やることなすことがとかくエキセントリックであり、流竜馬のパイロットとしての適性を計るために殺し屋をけしかけたり、左翼テロリストであった神隼人も有能とみれば無理矢理ゲッターに乗せるなど、目的のためなら手段をまるで選ばない。巴武蔵が参列するまでゲットマシン・ベアー号のパイロットもつとめており、竜馬達と前線で戦っていた。
ゲッター線研究のパイオニアだが、ゲッター線に関わるにつれその未知なる力に魅せられ次第に狂気を帯びてゆくことになる。
OVA真ゲッターロボ世界最後の日版
ゲッター線の狂気にとりつかれたマッドサイエンティストであり、悪役として登場。世界を混乱と破壊に誘った張本人で、インベーダーの力を借りて復活しゲッターチームと戦うことになった。
OVA真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ版
OVA版のなかでは一番まともな早乙女博士。出番は少ないがゲッターチームを叱咤激励するオヤジポジションである。
新ゲッターロボ版
漫画版初期のバイオレンスさと後半期の狂気を余せ持ったハイブリッドバージョンのマッドサイエンティスト。荒くれ者のゲッターチームを纏め上げる胆力と、有無を言わさぬ気骨の持ち主である。
