概要
本来は習得できないなみのりを習得している特別なピカチュウ。
通称波ピカ。
初登場は「赤緑」時代。
任天堂やコロコロコミックが連動して行ったキャンペーンから生まれた。その後も第5世代以外で時々あるイベントで入手出来る事がある。
でんきタイプであるピカチュウにとって、苦手なじめんタイプに対する対抗手段である「なみのり」は非常に相性が良い。なお、3Dにおけるピカチュウの「なみのり」は全てサーフボードによって行われる。
このサーフボードのデザインも世代を経る毎に少しづつ変化している。残念ながら第6世代ではモーションが登録されていないのでサーフボードは使用しない。
ピカチュウバージョンでは、なみのりピカチュウをセキチクシティの海の家に連れてくると専用のゲームができる。これとほぼ同時期に「そらをとぶ」を覚えたそらをとぶピカチュウも存在したが、こちらの反応はいまいち薄かった。
また、関東圏の港町で有名なためか横浜でローカル配布される機会が多い。
第4世代でピカチュウが地面対策にくさむすびを覚えるようになったが、相手に依存せずに技が撃てると言う意味で需要はある。
入手方法
危険なのでバグ技はここでは掲載しない。なお、第2世代では初代からの通信でのみ入手可能。
第1世代
- コロコロコミックや「小学一年生」などの雑誌の抽選で入手。
- ポケモンスタジアムの最終戦でピカチュウをメンバーに投入した状態で勝利すると、特別に習得できるようになる。但し、自身のソフトを登録しておく必要がある。
第3世代
- ポケモンボックスでポケモンを1499匹預けて入手できるタマゴを孵化させる。
第4世代
- wiiソフト「ポケモンバトルレボリューション」のコロシアムモードをクリアすると、「ふしぎなおくりもの」に登録される。性格はがんばりや固定だがでんきだま・ボルテッカー所持。
- HGSS限定。ポケウォーカーのコース・「きいろのもり」で10000歩以上歩数を稼ぐとごくごく稀に出現する。但し、そらをとぶピカチュウの可能性もあり。
第6世代
- 2014年8月に開催された「ピカチュウ大量発生チュウ! at 横浜みなとみらい」でローカル配信された。2015年にも同イベントは開かれたが残念ながらこちらは特別な技がフラフラダンスに変わってしまった。
- 2016年2月16日にオープンした「ポケモンセンターオンライン」で期間内にはじめて買い物をした利用者全員にプレゼントされるサンクスカードのシリアルコードで入手できる「ポケモンセンターオンラインのピカチュウ」がなみのりを覚えている。このピカチュウはそらをとぶも覚えているため、史上初のそらをとぶなみのりピカチュウとなる。
第7世代
- なんとライチュウが尻尾をサーフボードに「なみのり」を始めてしまった。なお、この変化がライチュウだけなのかは不明である。いかにも技を使えそうだが、ピカチュウも含め、通常の個体はなみのりを覚えることは出来ない。
- ポケモンUSUMに追加された要素「マンタインサーフ」をプレイし、全ての島の初期トップ記録を塗り替えると、アーカラ島・カンタイシティでNPCから「なみのり」を覚えたピカチュウを貰えるようになった。ネット等の通信環境や別のソフトを必要とせず、誰でも入手出来るようになったのはこれが初である。もちろん、色違いの激選もライチュウに進化させることも可能。