イースターとは"Easter"の転写であり、
- キリスト教の祭事のことである。日本語では「復活祭」ともいう。
- もしかして ⇒ イースター島
概要
(この項目は書きかけです。加筆・修正を望みます)
日本語では「復活祭」ともいう。キリスト教徒にはクリスマスと並ぶ祝祭。
イースターのシンボルとして知られるのは、百合の花やウサギなど。
テッポウユリの別名をイースターリリーという。
卵も重要なシンボルで、この日のためにイースターエッグという飾り卵を作る。
家族で卵料理や肉料理を食べたり、プレゼントを交換したりする。
クリスマスカードほど盛んではないらしいが、イースターカードを贈る習慣もある。
隠した卵を探すエッグハント(卵狩り)や、卵をスプーンに乗せて運ぶエッグ・スプーンレースなどの遊びも行われる。
イースターの日曜日までの数十日間も祭りの一環とされる(四旬節)。
直前の金曜日には、十字の入ったパン(ホットクロスバン)を食べる。
時期と由来
イエス・キリストの復活を祝い、これを記念する行事である。
聖書によると、磔にされ死んでしまったイエスは墓に葬られた。しかし週の初めの早朝になると、墓の中にイエスの姿はなかった。代わって青年(み使い)がそこにおり「あの方は蘇った」と言った。程なくしてイエスが人々の前に姿を現した。
イエスが蘇ったのは週の初め、つまり日曜日。日付は不明だが「過越」という春の祭に近い日である。
復活祭日(イースター・デー)の日付は決まっていない。
毎年、3月か4月のどこかの日曜日に行われる。
春分の日が来てから、最初に満月が出た日の、すぐ後の日曜がイースター・デーとなる。
最初の満月がちょうど日曜だった場合は次週の日曜に持ち越される。
2010年は4月4日。2011年は4月24日。2012年は4月8日(正教では4月15日)。
西方教会と東方教会では使う暦が異なるため、日が重ならない年もある。
イースターの前後
復活祭の当日までの40日間をレント(Lent)、日本語では「四旬節」という。
四旬節の始まる日を「灰の水曜日」といい、カトリックでは額に灰で十字を描く儀式を行う。
ここからイースター当日まで断食または節食をする(日曜日はしない)という風習がある。
イエスが40日間の断食を行った事にちなむ。
四旬節の前日の「懺悔の火曜日」にはパンケーキを作って食べる習慣がある。パンケーキの日とも呼ばれる。「マルティグラ」とも呼ばれるが、これは謝肉祭(カーニバル)の最終日にあたる。直前までは楽しむ。
「四旬節」には主日(日曜日)を含まないため、総合的には46日間になる。
始まって5週目の日曜日には"Passion Sunday"(パッション・サンデー、受難の主日)、
次の第6日曜日には"Palm Sunday"(パルム・サンデー、シュロの主日)などの特別な呼び名がある。
なお第4日曜日を"Mothering Sunday"(マザーリング・サンデー)といい、イギリスでは母の日がここに来る。
第6日曜日から当日までの一週間は「聖週間」または「受難週」と呼ばれる。
聖木曜日は、洗足式を行う。最後の晩餐のときイエスがタライに水を入れて弟子達の足を洗った事にちなむ。
聖金曜日は、イエスが十字架に架けられた受難日として、十字印のパンを食べる。
聖土曜日がイースター・イブ。明くる日曜日がイースター。
キリスト教圏の国では、聖金曜日(グッド・フライデー)や、翌日の月曜(イースター・マンデー)を祝日に定めている。
学校や会社にイースター休暇があり、この前後を通して休みになることも多い。
関連イラスト
イースターに関するイラストを紹介してください。
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