ゴードム文明とは、スーパー戦隊シリーズ第30作『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する敵組織である。
概要
ネガティブシンジケートの一角。
プレシャス『ゴードムの心臓』の力で40000年ほど前に栄えた古代文明であったが、何らかの理由で水没してしまった。現代を遥かに凌駕するレベルの科学力を誇る。
指導者(事実上のボス)+戦闘員+数体の巨大戦力という構成で、戦隊恒例の所謂「今週の怪人枠」は存在しない(この点はダークシャドウとは対照的である)。そのため、プレシャスが怪人となる回での登場が多かった。
使用モチーフは主に『秘密戦隊ゴレンジャー』と同じく古代文明がモチーフの『超力戦隊オーレンジャー』である。
構成員
大神官ガジャ
演:大高洋夫
40000年の眠りからゴードム文明の指導者。
デザインモチーフは、『秘密戦隊ゴレンジャー』の気球型メカ・バリキキューン。
カース
ゴードム文明の戦闘員。石とガジャの魔力から生み出される。
状況によっては他のネガティブに貸し出されることもある。
海賊戦隊ゴーカイジャーの劇場版『空飛ぶ幽霊船』にも、ネガティブの戦闘員を代表して登場した。
デザインモチーフは、『超力戦隊オーレンジャー』に登場したタックルボーイと思われていたが実際にはロボモチーフは無い。
ゴードム文明の戦力
巨神
ゴードム文明の粋を結集して作り上げた巨大戦力。ただし、劇中に登場した純粋な巨神は、ゴードムとガガドムの2体だけであった。
第20話のガガドムは、クエスターに奪われてしまう。
下記の表では、巨神以外の巨大戦力についても記載する。
モチーフ一覧
名前 | 話 | 裏モチーフ | 裏モチーフの元作品 |
---|---|---|---|
巨神ゴードム | 第1話 | バリブルーン | 秘密戦隊ゴレンジャー |
巨神ガガドム | 第20話 | スーパーライブロボ | 超獣戦隊ライブマン |
改造幻獣ゴードラム | 第30話 | マジキング | 魔法戦隊マジレンジャー |
ゴードム(プレシャス) | 第43話 | ガンマジン | 超力戦隊オーレンジャー |
デスペラート | 第47話~最終話 | オーレンジャーロボ | 超力戦隊オーレンジャー |
ガジャドム | 最終話 | オーブロッカー | 超力戦隊オーレンジャー |
ゴードムエンジン
プレシャス『レオン・ジョルダーナの画帳』のパラレルエンジンの設計図を元にガジャがその理論を逆転させて作り出した機械。所謂アンチ・パラレルエンジン
Vシネマ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』では、このゴードムエンジンを使って、ツエツエ、フラビージョ、メーミィを復活させた。
ガッジャー電撃隊
ガジャ「我ら、ガッジャー電撃隊!(自分を指差して)…ビッグワン。」
↑東方不敗とマスター・シャーフーは登場しません。
本編には登場しない悪の戦隊。
Task.45のミニコーナー『30戦隊大百科スペシャルファイル』の「悪の戦隊」特集にて、ガジャが4色のカースを引き連れて結成した戦隊。
『ジャッカー電撃隊』のパロディで、配色も共通している。ジャッカーのリーダーは赤ではなく白なので、ガジャは自らを「ビッグワン」と称した。
関連イラスト
関連タグ
ネガティブシンジケート-ジャリュウ一族・ダークシャドウ・クエスター
マトリンティス-同じく海中に没した古代文明である。
地底冥府インフェルシア→ネガティブシンジケート→臨獣拳アクガタ(臨獣殿)(幻獣拳)