伝奇松
でんきまつ
タグの説明
伝奇松とは、「おそ松さん」の公式アプリゲーム「おそ松さんのへそくりウォーズ」のガチャから排出される伝奇ミステリシリーズの六つ子の通称。
及び、期間限定のストーリー付きイベント「伝奇ミステリ 禁忌の六崇拝像」の通称。上記の六つ子はこのシナリオに登場した。
pixivのタグはこれらを題材にした作品に用いられている。
ゲーム概要
期間イベント
イベント「伝奇ミステリ 禁忌の六崇拝像」は、2017年8月10日~8月25日(復刻:2017年12月26日~2018年1月9日、2018年4月13日~4月20日)に開催された。
10のステージを勝ち進むことが目的。また、同時開催のイベントガチャを引くために、勝つと得られるイベントポイント(このイベントでは「朽ちた日記帳」という名称)を集める必要がある。
ステージを進むごとに六つ子の会話シナリオが挟まる。物語とステージ名は特に関係が無い。
順 | ステージ名 | 初出現の敵 |
---|---|---|
1 | 木筆の火消し | ハタ坊、イヤミ |
2 | 象男 | |
3 | 砂丘 | トト子 |
4 | 青い天鵞絨 | |
5 | 内界の獣 | デカパン |
6 | 炎は吾れと共に歩く | |
7 | 失われた往還 | |
8 | 真直話譚 | ダヨーン |
9 | 丸和蘭陀街道 | |
10 | 内なる帝國 |
アトラクション
また、常設のガチャ(金の旗棒ガチャ)から「赤ツ鹿の大屋敷」「赤ツ鹿の大屋敷(冬)」というテーマパーク用のアトラクション(説明文では「旧家の屋敷を模した旅館」)が出現する。
これに付属する3話のショートストーリーには伝奇ミステリの人物が登場して、イベントシナリオの幕間や後日談が見られる。
イベントストーリー(編集中)
ひなびた田舎の赤ツ鹿(あかつか)と呼ばれる地域一帯が舞台。
ある夜、タカシ(トド松)が営む喫茶店に紙袋をかぶった不審人物が現れて、彼を「弟のトド松くん」と呼ぶ。十四雄と名乗ったそいつが袋をはずすとタカシと同じ顔があった。怯える彼に十四雄は古びた日記帳を押しつけると、24か月後にまた会えると言い残して去って行った。
そして1年10か月後……
登場キャラクター
シナリオ上の役柄はいつもと異なり、六つ子は生き別れの兄弟が互いの存在を知らずに違う名前で暮らしていたという設定。
(シナリオ中の発言者の名前は「おそ松」などの本名で表示される)
松野家の六つ子
味方ユニットとしては、イベントに連動したガチャから☆3の「伝奇ミステリ」の六つ子が出現した。
また、2017年12月26日より衣装違いの☆4「伝奇ミステリ(冬)」が追加された。本編は夏だが後者では冬服になっている。
- おそ松:タクシー運転手/赤鹿大蔵(あかしか おおぞう)
赤ツ鹿に似た名字は近辺でよくある名字らしい。
攻撃の動作は、車の後部座席の幽霊に驚いてフロントガラスから飛び出すというもの。
- カラ松:新米記者/青戸唐次(あおご からつぐ)
眼鏡をかけている。華道家の取材のため村を訪れたが、そこで同じ顔の人々に出会う。よくスクープの予感を感じて一人で盛り上がる。
攻撃時の動作は、包丁が刺さって倒れるというもの。
- チョロ松:華道家の息子/緑土丁呂介(みどりと ちょろすけ)
着物を着ている。旧家の若き当主にしてドルオタ。
攻撃時には、生け花をしている隣で妹のダヨ子が口からビームを放つ。
- 一松:歴史学者の息子/紫坂一(しさか はじめ)
失踪した父の手がかりを求めて赤ツ鹿を訪れた。学者肌で民俗学的な情報に詳しい。
攻撃動作は、何かにひどく怯えて凶器を振り回すというもの。
- 十四松:旧家の息子/黄神十四雄(おうがみ としお)
頭から紙袋をかぶっている奇人。
攻撃時には、素顔と見せかけたマスクをはがした下から本来の(おなじみの髪型の)十四松が現れる。
- トド松:喫茶店の息子/桃瀬百々史(ももせ たかし)
赤ツ鹿村の隣町にある喫茶ニューヨークを営んでいた亡父の後を継いだ。黒い帽子がトレードマーク。
攻撃時には、目の前に現れた二人の十四松に驚愕している場面が出る。
名前は「十四松まつり」の十四松との「たかしくん」「トド松だけど!?」というやりとりに因んだと思われる。
敵ユニット
赤ツ鹿の人々。
- イヤミ……女装した男。おそ松と同じタクシー会社の事務員で、チョロ松の華道教室の生徒。いつもキノコの原木を抱えており、原木レディと呼ばれているらしい。キノコの幻覚でおかしくなって攻撃してくる。
- ハタ坊……赤毛でヒゲを生やしている。「赤い旗の男」という二つ名の実業家。大きな鉛筆を武器に攻撃してくる。
- トト子……喪服を着た女。火のついた大きな藁人形を持って攻撃してくる。キャラ説明によると、旧家の令嬢にしてデスメタルガールズバンド「殺人魚」のボーカルで、服装はただのファッションとのこと。本編のシナリオには全く出ないが、「赤ツ鹿の大屋敷」の番外編におそ松のタクシーの乗客として登場した。
- デカパン……駐在さん。体が浮遊する不思議な体質で、ドーナツを食べながら宙を漂う空中の敵。話の上では敵対していないが、鳥に突かれて体の空気が抜けた勢いで突っ込んでくる。
- ダヨーン……白髪のおじさん。十四松の養父で、赤ツ鹿の神事を司る黄神家の当主。攻撃時は神官の服装になって口からビームを撃つ。