- 身長:202.5cm
- 体重:105.5kg
- 特色/力:飛行能力
概要
『仮面ライダービルド』第3話「正義(せいぎ)のボーダーライン」に登場。
スマッシュと呼ばれる怪人の一種で、飛行能力を持つ。
両腕の翼で気流をコントロールする事で空を自在に飛び回り、上空から急降下で翼端の爪“エアスラッシュクロー”を使った格闘術で襲撃する戦法を得意としている。
素体にされたのは密航船の元締めである木根礼香という名の女性で、経緯は不明だが物語の冒頭でスマッシュにされた影響で自我を失い、一人息子の光多に襲い掛かっていた所へスマッシュ出現の知らせを受け駆けつけたビルドと交戦。
飛行能力を鑑みてゴリラ掃除機へとビルドアップしたビルドの攻撃で吸い寄せられた所を、最後はゴリラモンドフォームの必殺技『ボルテックフィニッシュ』を受け呆気なく敗北。
その後、成分を抜かれた事で元の姿へと戻った。
成分を採取された後、石動美空の力でタカフルボトルが完成した。
再登場
『仮面ライダービルド』第9話「プロジェクトビルドの罠」に登場。
スマッシュと呼ばれる怪人の一種。
上記の個体と容姿や能力は変わらないものの東映公式サイトでは「フライングスマッシュハザード」の呼称もある。
これまでのスマッシュと違い、素体となった桑田真吾がファウストから得たと思われるフルボトルを使ってネビュラガスを散布して変貌する。
変身したホークガトリングフォームを圧倒して見せ、
ビルドの新フォームライオンクリーナーフォームの前に敗北した。
その後、成分を抜かれた事で元の姿へと戻ったが、真の目的のためにビルドを足止めしていただけで、持っていたフルボトルからネビュラガスを大量に散布する事で証拠隠滅をかねて自身を消滅させた。
最期に「葛城巧は、生きている」という謎の言葉を残す。
フライングスマッシュハザード
『仮面ライダービルド』第16話「兵器のヒーロー」に登場。フライングスマッシュの強化タイプで、全身が黒いカラーリングになっている。
気流操作能力が発達した事から飛行能力が大幅に上昇しており、エアスラッシュクローの強度も向上している。
幻徳によると、北都が生み出したスマッシュのようだが…。
北都から送り込まれたガーディアン部隊やプレススマッシュハザードと共に東都に現れ、人々に襲い掛かっていた。最初は駆けつけたビルドと戦闘になり、自身の正体を知ったばかりで混乱し戦う意志が鈍っていた彼を圧倒する。
しかしクローズが投げかけた言葉で戦兎が吹っ切れたことで形成が逆転し、最後はクローズのビートクローザーのミリオンスラッシュで伸びた鎖状のエネルギーで捕縛されたところにビルドラビットタンクスパークリングフォームのスパークリングフィニッシュを叩き込まれ敗北。同じく倒されたプレススマッシュハザードと共に成分を抜き取られた。
フライングクローンスマッシュ
- 身長:202.5cm
- 体重:111.5kg
『仮面ライダービルド』第36話「エボルトは星を狩る」より登場。
上記個体とは異なり、人間ではなく難波重工のクローン技術により生み出された素体がベースとなった個体。
姿は概ねフライングスマッシュハザードと同一だが下半身がオウルハードスマッシュ・オウルハザードスマッシュと同じものに変化している。
いかなる状態でも戦闘を継続できるように痛覚は遮断され、更にボディフレームの強化もされたことで、その実力はフライングスマッシュハザード4体分に相当する。
劇中では西都からストロングクローンスマッシュやハードガーディアン達と共に万丈龍我に憑依したエボルトに率いられ、東都を制圧しようと破壊活動を行う。
仮面ライダービルドと仮面ライダーグリス交戦するも、グリスの『スクラップフィニッシュ』をストロングクローンスマッシュ共々受けて、爆散した。
第41話ではストロングとともに出現し、葛城忍の教え子のだった清水恭一がスタッグロストスマッシュに変身する為にストロング共々取り込まれて消滅した。
余談
モチーフはおそらく彼女から抜かれた成分からタカのフルボトルが生成された所から、鷹あるいは鳥類全般ではないかと思われるが、頭部には戦闘機のような意匠もある。