概要
ベスパの開発した全長が約370m(369.3m)、重量146tにもなる超大型MA。竜を模した外観を持つ。宇宙戦闘用として開発されたが、一定の仕様変更により海中戦にも対応できる。
武装はビーム砲やミサイルランチャー、テールビームガンなどを装備する。テールラッドと呼ばれる機体後部の尻尾のような部分は損傷を受けた箇所を切り離すことができ、それによってダメージコントロールを行う。水中でも活動可能。
劇中では、ブロッホが乗る緑色の機体と、ルペ・シノが乗るオレンジの機体が登場した。
ドッゴーラ改
『コミックボンボン』に掲載された漫画版では、クロノクル・アシャーが搭乗するドッゴーラ改が登場。ゴトラタンに変わるラスボスとなった(幼年読者への配慮か、漫画にはカテジナ・ルースが出ていない)。
アニメに登場したドッゴーラとの違いは大型ビームサーベルを主武装とし、更に射撃武器を無効化する「バリア・コーティング」を装備している点である。このバリア・コーティングは攻撃に転用可能であり、早い話が全身が常時ビームを放っているようなもの。クロノクルは「全身がビームそのものなのだぁ!!」と嘯いていた。
その大質量も加わった体当たり攻撃(一撃で小惑星を粉砕できるとのこと)でV2アサルトガンダムを最大の危機に陥れた。
しかし、V2ガンダムの放ったメガビームシールドで機体を覆われたところにメガビームライフルを撃ち込まれ、バリア・コーティングとミノフスキー粒子の相互作用で深刻なダメージを(クロノクル諸共)負い、クロノクルの最期の執念でウッソ・エヴィンを道連れにしようとしたが、オデロのビームサーベルでコックピットを貫かれ爆発した。
なお、バリア・コーティングとミノフスキー粒子の相互作用によるダメージはウッソをして「電子レンジに入れられたダイナマイト」に例えられている。
クロスボーン・ガンダムゴーストにおいて
キゾ中将支配下のマリア・シティを包囲、殲滅するためザンスカール本国から派遣された部隊に、1機が投入されている。
ただし、本機の形状を見れば解る通り、接地脚に相当する機構を一切持たないため、物理的に地上戦に対応するのは不可能である。