綾野梨花
あやのりか
「やっぱ、王子様とお姫様がくっつくべきだよ」
「普通じゃなきゃ、変なの?おかしいの?」
「だって、どんなだろーとナンバーワンじゃん!」
概要
最新のファッションやメイクが大好きな、今時のギャル系魔法少女。
ミーハーな趣向とはウラハラに、恋には一途で、秘めたる切ない想いに長年悩み続けている。
裏表のない性格で、誰とでもすぐに打ち解けられるタイプ。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
人物像
今風の女の子。
後述の事情から他者に対して差別や偏見を持つことを非常に嫌う純粋な性格で、そのおかげか交友関係は広く木崎衣美里のような他校生徒にも友人がいる。
最新のファッションを追いかけていて、その服装から偏見を持たれることもある。
はきはきとした口調で、文字にすると語尾に「っ」がつく確率が高い。
期間限定イベント『君と綴る日記』での登場以降は、五十鈴れんと一緒にイベントに登場する機会が多い。
ある想いを抱えて生きてきた彼女はキュゥべえとの契約でそれを叶えることになる。
魔法少女として
魔女っ子が用いるような「魔法のコンパクト」を固有装備とする。攻撃モーションは鏡からビームを打ち出すシンプルなもの。
ゲーム上の性能
優秀なアクセル3枚のディスク構成は★5まで覚醒しない魔法少女では唯一。さらにコネクトによるチームのMP上昇や、専用メモリアのディスクドローによるアクセルコンボが狙いやすく、チーム全体でのマギア主体戦法を得意とする。
同じくアクセル3枚持ちの水波レナや御園かりん、八雲みたまとチームを組むと毎ターンアクセルコンボという離れ業を魅せることも。
先輩と組ませた場合は梨花がMPチャージでマギアを撃ち一気に敵陣を蹂躙し、ひなのが毒により梨花の苦手なアクア属性を葬るという見事な連携を見せる。
余談ではあるが、攻撃モーションが長すぎると言われてしまうことがあり、唯一の欠点とも。
あと、被ダメージボイスが可愛い。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×3 | ×0 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★3 | Lv.60 | 12,305 | 5,396 | 4,098 |
★4 | Lv.80 | 15,997 | 7,015 | 5,330 |
コネクト「一緒なら大丈夫だよ!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | Accele MPUP[Ⅵ] & 確率でクリティカル[Ⅵ] |
★4 | Accele MPUP[Ⅷ] & 確率でクリティカル[Ⅷ] |
アクセルディスクによるMP上昇値を増加させ、攻撃に確率でクリティカル効果をもたらす。
マギア「キラ盛りビーム」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅲ] |
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅴ] & 確率で魅了(全/1T) |
「最後の一撃、撃っちゃってもいいっ?」
英語表記は「Brilliant Beam」。
超巨大化した末にビーム兵器のような形状に変化したコンパクトから極太の光線を放つ。なお、本人は技名を叫ばない。
全体攻撃タイプであり、複数マスに陣取る大型魔女に対して強烈なダメージを与える。雑魚散らしにも便利。覚醒後は「確率で魅了」効果も付与されさらに便利に。
属性強化ダメージであるため、フォレスト属性の敵に対してはさらにダメージが増大するが、アクア属性の敵にはダメージが減少する。
ドッペル
未実装。
専用メモリア「おしゃれ全開!」
流行りの派手な洋服、最新で大人気のコスメ。
可愛くギャルっぽいファッションが好きな彼女だが、見た目だけで偏見を持たれてしまうことも、しばしば…。
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 綾野梨花 |
イラストレーター | 磯部トースト |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 486 | 0 | 446 |
Lv.20 | 729 | 0 | 669 |
Lv.40 | 1,215 | 0 | 1,115 |
スキル「モノポライズドロー」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 自分のDiscドロー | 15T |
限界突破 | 自分のDiscドロー | 13T |
経歴
メインストーリー/アナザーストーリー
未登場。
魔法少女ストーリー
木崎衣美里
- 第3話「メッチャかわいくてヤバい!」
- 「エミリーのお悩み相談室」の客として登場。この時点ではまだソウルジェムの指輪をしていない。
綾野梨花
- 第1話「恋を叶える方法」
- 第2話「永遠に叶わない願い」
- 梨花の願いは「叶わない恋」の成就。その相手は4年間想いを寄せてきた同性の幼馴染。だが、その友人には異性の恋人ができてしまう。契約のあと、その代償に幼馴染と恋人は互いのことを忘れ、彼女は梨花の恋人となった。何も知らない幼馴染とのデートは梨花に一時の喜びをもたらしたが、キュゥべえの力で彼女の心を変容させた産物であるという事実はデートの最中にも彼女の心を締め付けた。ストレスを溜め込んだ彼女は魔女に対して八つ当たりをするような無茶な戦い方ばかりするようになる。大分マイルドに描かれてはいるが、恋愛絡みでストレスを溜め込み、魔女や使い魔に八つ当たりする、という展開は本家まどマギのさやかを思わせる。ゾクッと来た方もいらっしゃるのではないだろうか。
- 第3話「12時過ぎの魔法使い」
- その後、再開したひなのに悩みを告げ、「女の子が好きな女の子」である自分にも偏見を抱かない彼女に勇気づけられる。梨花はひなのに自分が叶えた願いが「まやかしの恋」でしかないと話し、偶然出会った幼馴染の本来の恋人の事を話す。彼の善人ぶりに幼馴染の本来の恋人が彼である事を再確認した彼女は幼馴染と別れてきたという。彼女の反省と決断を称賛するひなのだったが、梨花はもう一つやるべきことがあると語る。それは二人に再び出会いの機会を作り、自分が消してしまった本来の関係に戻す事。そのための作戦を実行したあと幼馴染と男子が出会い、仲良くなる様子を見届けた梨花は、彼女の想いに感じ入ったひなのと共に涙を流し、笑顔を取り戻す。
五十鈴れん
- 第1話「懐かしい光景」
- れんが屋上から飛び降り自殺しようとする現場へ偶然通りがかり、彼女を助ける。ソウルジェムの指輪かられんが魔法少女であることに気付いた梨花は、彼女を「エミリーのお悩み相談室」へと連れて行く。
- 第2話「それはまだ知らない光」
- 第3話「夕焼けのページ」
巴マミ
- 第2話「友だちになろうよ!」
- ある日、マミが神浜市内の喫茶店でお茶を飲んでいると、そこへ梨花が声をかけてくる。マミが魔法少女であり、自分と同い年であることを知った梨花は、マミに「私と友達になって」と言う。
期間限定イベント
君と綴る日記
主人公・五十鈴れんの初めての友だちとして、梨花との交流が描かれる。タイトルや五十鈴れんに関連するメモリアの紹介文に記されている『君』とは、梨花のことを指していると考えて差し支えないだろう。
ストーリーの終盤では梨花の回想も交えられ、れんを大切に想う梨花の姿も描かれる。彼女がれんに贈ったスズランの花がケースに彫られた色鉛筆セットは、後のイベントでも触れられており、れんにとって大切な宝物になったことが伺える。
みかづき荘のMerry Christmas
五十鈴れんと共にエピローグに登場。
アラカルトバレンタイン~みんなの気持ちの届け方~
れん編に登場。バレンタインチョコを渡せずに河川敷で悲嘆に暮れていたれんの下に、「お悩み相談所」に来ないことを心配して探しに現れる。彼女が作った手作りのチョコレートに驚き喜び、れんの「いつも、ありがとう」の言葉に「一緒にいると楽しいよ」と笑顔で応じる様子が描かれる。
FM神浜 Holy Radio Station 聖電波発信所
11話に登場。「ウォールナッツ」に五十鈴れんと来店しているところを夏希に見つかり、「カップルでも冷やか…応援しつつ」と応援(?)される様子が描かれた。恥じらい困惑顔のれんに対し、梨花はサムズアップして応じる余裕を見せた。
みたまの特訓 みたま編
五十鈴れんと一緒に「みたま大感謝祭」に参加。
3話では選択肢である映画「友達は一週間ウソのカノジョ」を選ぶと梨花とれんの会話にフォーカスされる。梨花が好きな映画であり、れんと一緒に見に行く約束をする。この時、みたまが二人の様子を伺いにやって来て、梨花が穴に落とされるのではないかと焦るが、笑顔を見せるだけで去っていった。
その他
『まどか☆マギカ』の原作や他の外伝作品でもファンから「百合」と捉えられる関係性は描かれてきたが、同性に抱く感情が恋愛であると作中で明言されたのはじつは梨花が初のケース。
梨花は同性愛者あるいは両性愛者である事が公式設定となっているシリーズ初の魔法少女である。
これを意識してか、マギアレコードでは女性同性愛者(レズビアン)への蔑称とされる「レズ」がプレイヤーネームとして使用不可能となっている。
さやかの恋愛にまつわる一連のエピソードのモチーフは人魚姫だが、梨花に関しては劇中でシンデレラを意識しているかのようなセリフがある。
関連タグ
加賀美あつ子(ひみつのアッコちゃん):彼女と同じく魔法のコンパクトを常用する、魔法少女の元祖とも言える存在。