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もしかして→トト子


キャスト編集

1作目:太田淑子

2作目:堀江美都子

3作目:山崎和佳奈

短編:平野綾

実写:綾瀬はるか(22歳)吉田里琴(10歳)


概要編集

小学5年生。ふわふわなお下げが特徴的な女の子(くせっ毛ではない、また、お下げ髪を解けば腰まであるストレートヘアになる)。愛称は『アッコ』ちゃん

母譲りのおっちょこちょいで天真爛漫で陽気で友だち思いの明るい性格(第二作以降)。


原作での外見は『おそ松くん』のトト子と瓜二つで、お互いの姿を見て驚く場面がある。しかしリメイクされるにつれてトト子と容姿が離れていき、現代的な外見に変化していく。


また、『もーれつア太郎』の第2作では、彼女をモデルにしたモモコ(声 - 久川綾)が登場している。ただし、おっちょこちょいなアッコとは対照的に、こちらはおっとりとした天然ボケな性格をしている。


全世代 ひみつのアッコちゃん

これを見ると、原作のトト子とアッコが瓜二つからアニメ化で容姿が変化していく様が見てとれる。


なお、井沢ひろしと上北ふたごによるリメイク作『ひみつのアッコちゃんμ』のアッコは中学1年生。夢見がちな泣き虫で(自身のその部分が時代錯誤だという自覚も)ある反面、人を見捨てられない面倒見のよい頑張り屋であり、同時に様々な事に積極的な(おてんば要素を併せ持つ)そこそこのチャレンジャーであるが、それらの分、余計な苦労をしょい混みやすい。(要は巻き込まれ体質の苦労性)


余談編集

アッコの性格は、第1作では山の手育ちの優等生で泣き虫でセンチメンタルな部分が強調されていたが、第2作以降は一般家庭の子に近づいたお転婆な性格に変更されている。

これ自体は第2作のプロデューサー陣の「女性(女児)の感覚を取り入れ、アッコちゃんをより身近な友達として感じてもらいたい」意向から成された変更である。

この事から原作やアニメ第1作のアッコは「野郎(原作者や第1作の男性プロデューサー陣)の理想形の女の子としてのアッコ」であり、アニメ第2作・第3作のアッコは「社会(男の子)の理想や都合なんか気持ち悪くてくだらないと捨て去る、女の子が憧れ親しみやすい強い奔放な女の子としてのアッコ」と言われる事もないではない。

なお『μ』のアッコは、その双方(泣き虫ロマンチストと、前に進む活動的な頑張り屋)をバランスよく受け継いたキャラクターになっている。


また、アッコの両親の職業はアニメ三作ですべて異なり、アッコのパパは、第1作では船長だったため、ほとんど作中に登場しなかったが、第2作ではニュースキャスターに変更されてほぼ毎回登場した。第3作ではカメラマンの設定。ママは第1作では専業主婦、第2作ではイラストレーター、第3作では総合芸術家。これらにはこの当時の「子ども(女の子)の目からみた憧れの職業」という共通点があるという。


アッコの本名は原作とアニメ三作、全て微妙に異なる。

原作 - 鏡厚子

アニメ第一作 - 加賀美あつ子

アニメ第二作 - 加賀見アツコ(第36話の表札は「加賀美」)

アニメ第三作・μ - 加賀美あつこ


所で前述の通り、アッコとトト子とのキャラの酷似は夙に有名だが、これに関して、「キャラデザインで悩んでいて、その時トト子の目付きを優しくしたらアッコのイメージが固まった」事を後年赤塚が明かしている。実際、トト子の目付きはアッコよりは釣り目気味である。


関連イラスト編集

ひみつのアッコちゃん(80年代版)


関連タグ編集

ひみつのアッコちゃん アッコ


関弘美:アッコアニメ第2作のアシスタントプロデューサーかつ第3作のメインプロデューサー。2作以降の「おてんばアッコちゃん」を産み出したきっかけとなった人物。

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