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パラガス(ドラゴンボール超)の編集履歴

2018-12-17 11:20:05 バージョン

パラガス(ドラゴンボール超)

ぱらがす

劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』に登場するパラガスの姿。

この記事は劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』のネタバレを含みます。


概要

CV:宝亀克寿


2018年12月公開予定の劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』に登場するパラガス

原作者・鳥山明が本作のために設定やストーリーを再構築し、デザインなどもを含め一新させた新たなパラガスの姿。

同じく鳥山明の手によって、一新された息子・ブロリーと共に登場する。


『超』は、(一部例外はあるものの)原作漫画の続きとして描かれているため、アニメオリジナル作品『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(以下「旧作」と呼ぶ)のパラガスとの繋がりはない。ブロリーを連れているという点は同じだが、設定や年齢、デザインは大きく異なる。


人物

性格

かつてベジータの父・ベジータ王に息子であるブロリーが惑星ベジータから追放されており、以降ブロリーを最強の戦士に育て上げ王族に復讐する機会を狙っている。

本作の彼は旧作以上にこの「復讐」という点に焦点が当てられている。


旧作同様、制御装置でブロリーの力をコントロールするが、本作の制御装置はパラガスの自作であり、旧作の様に気を収めるのではなく、電撃を流しその痛みで理性を取り戻させるという力業なものになっている。

その装置を使って、ブロリーを強くするべくスパルタ的な育て方を施しており、パラガス本人はこの装置が無かったらブロリーに殺されてしまうと危惧していた。一方でブロリー本人は、制御装置の事は気にしているもののパラガスの事を恨んではおらず、肉親として大事に思っていた。


回想シーンでは惑星ベジータ在籍時のパラガスの様子も描かれている。

在籍時の階級は大佐で、小説版ではその時の彼は小心者とされており、出世や人望の為に、外見や態度を取り繕い、その地位まで上り詰めたとされている。

同族だがサイヤ人は誰一人信用できない種族だと思い込んでいた。また当時はブロリーの事となると危険を顧みず助ける親思いの一面や、騒動に巻き込んでしまったビーツを送り届けようとするなど良識のありそうな姿を見せていたが…。


経歴

惑星ベジータでは大佐として働いており、ある日、恐るべき潜在能力を持った息子・ブロリーが生まれる。小説版では、元々の身分があまり高くなく戦闘力もどんなに鍛えても4000程度にしかならなかった為、大佐以上の階級に出世出来ず、伸び悩んでおり、そんなところに恐るべき潜在能力を持ったブロリーが生まれた為、将来彼ならば軍の頂点に立てるのではないかと期待していた。


しかし、ある時ベジータ王がその存在を認知すると、ブロリーが将来その力を制御出来なくなり惑星ベジータはおろか宇宙そのものを破壊しかねないと予想し、独断で辺境の星「小惑星バンパ」への派遣という名の追放を決定する。パラガスはこれをベジータ王がブロリーの才能に嫉妬し亡き者にしようとしていると反対するが、それも空しくブロリーはバンパへと飛ばされてしまう。


パラガスはブロリーのポッドを追い発着場にあった宇宙船を強奪し、止めに入った整備員のビーツを乗せたままバンパへと向かった。バンパにつくとパラガスは悪天候の中、強行着陸を行い、船はボロボロの状態で着陸する。


バンパではビーツと共にブロリーの探索を行った。ブロリーを発見すると一目散に駆け寄り、彼が巨大ダニを倒しそれを食料として生き延びていた事を褒めた。その後、3人でバンパから脱出しようとするも強行着陸により宇宙船が壊れていることが発覚し帰れなくなってしまう。そしてパラガスは少しでも食料を温存して自分たち親子が生き延びる為に、ビーツの殺害を決意し、彼を殺害した。しかしそれも空しく、それから長い間パラガス達は誰にも発見されずバンパで暮らす事になる。


バンパではいつか来るであろうベジータ王族への復讐の日に備え、ブロリーの戦闘力を上げるべく彼にスパルタ修業を施していた。バンパにいる巨大怪獣を使った攻撃をかわす修行をつけていた際には、ブロリーがその怪物と仲良くなると、それでは修行にならない為、怪物の耳を切断し彼と怪物の仲を引き裂いた。


格闘面の修行は組手程度であまり行われておらず、ブロリーは潜在能力を持て余していた。一度パラガスがいる場で大猿化し、その力をコントロール出来なかった事があり、以降尻尾が生えてこない様にブロリーの尻尾を処理した。またブロリーの力を制御するため、パラガスは宇宙船の残骸から電流が流れる首輪を開発しブロリーに装着させていた。


このような環境でパラガスはブロリーと2人で41年間暮らしていた。その頃にはもう白髪の老人姿になっていたが、ある日、宇宙船の救難信号を受信したレモチライという2人のフリーザ軍兵士がバンパに降り立った事で、遂にパラガスの復讐劇が始まろうとしていた。


容姿

旧作では中年男性風の容姿だったが、本作では白髪の老人姿で登場する。

旧作の舞台はセル編と同時期のパラレル設定であったが、本作はその7年後の魔人ブウ編から約5、6年経っているため、話としてはつながりはないものの、旧作から約12、13歳老けた容姿となる。年齢に関しては、漫画版『超』によると80歳からサイヤ人は老けるとされ、その設定から80歳以上だと推測される。


失明した左目とその上下についた古傷は相変わらず。

髪型はもみあげがなくなり、代わりに顎鬚が伸びて髪と繋がるまで長くなっている。

褐色だった旧作と比べると、肌の色は少し薄くなっている。

目つきが悪く、目の周りには黒い縁取りが入っている。


フリーザ軍幹部のソルベキコノと似た服装をしている。

上には白と薄緑の戦闘ジャケットを着用し、腹部や背中のデザインは従来のものと少し異なる。

その下には紫色のインナーを着用している。


下はピンクのロングスカートの様なものを履き、その下から尻尾を覗かせている。

腕には白のグローブと、白と黄緑のブーツを履いている。

旧作で身につけていたブロリーの制御装置とセットになっていた腕輪は、本作では身につけていないが、その代わりに腰のベルトバッグの中に制御装置の起動スイッチが入っている。


回想シーンでは、若い頃の彼が登場。

旧作でも回想シーンで若い頃の姿は出てきているが、本作の容姿はどちらかというとは旧作本編に出てきたものに近い。左目を失明していないのは共通しているが(小説版ではこの時点でかつての闘いによってすでに失明しているとの記述がある)、旧作では髭は生えていなかったのが、今作では既に蓄えている。

衣装はナッパが着ている戦闘服と似たカラーリングのものを着用し、肩には旧作を彷彿とさせる白いマントを身に着けている。


余談

旧作でパラガスの声優を務めた家弓家正は2014年に死去した為、声優は宝亀克寿に代わっている。宝亀克寿は以前より『ドラゴンボールヒーローズ』シリーズでパラガスの声を演じていたが、ゲームからアニメと声が引き継がれるのはシリーズでは稀な例である。


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボール超 パラガス

ブロリー(映画のタイトル) ブロリー(ドラゴンボール超)

サイヤ人 ブロリー 孫悟空 ベジータ

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