概要
株式会社壱番屋が運営するカレーレストランチェーン。略称はココイチ(CoCo壱)。
もともとは創業者である宗次徳二夫婦が営んでいた喫茶店で出していたカレーライスが好評だったことから、1978年にカレー専門店「カレーハウスCoCo壱番屋」を立ち上げた。
店名は「ここが一番や!」の意味。
豊富なトッピングや辛さ指定、ライスの増(減)量が出来るシステムを導入しており、現在は海外にも幅広く展開し最も大きなカレーチェーンとなっている。
創業当初からハウス食品との縁が深く、現在では連結子会社となっている。
チェーン系外食産業としては決して割安な方ではないが根強いファンが居る。
また海外展開も2005年の台湾の台北市を皮切りに、タイ、韓国、アメリカ(ハワイ・オアフ島、カリフォルニア州)、中国大陸、香港、シンガポールに進出している。
また、愛知県近郊を中心に、カレーうどんの「麺屋ここいち」(現在はカレーラーメンを中心にしたメニューに変更)、あんかけスパの「パスタ・デ・ココ」、ハンバーグ専門店「鉄板ハンバーグ にっくい亭」を展開。更にココイチと専門店を併設した店舗もある。
創業者の宗次夫妻は2002年に「(会社経営は)やりきった」として現社長の浜島俊哉を後継指名して引退。現在はコンサートホール「宗次ホール」を運営している、
2016年1月に壱番屋が廃棄を委託していた産廃業者が廃棄指定されたビーフカツなどを横流しする事件が発生し大騒動になったが、この事件が発覚したのはCoCo壱番屋パート従業員の女性がプライベートで買い物に行った先で「卸していないはずの店に自社製品が並んでいる」ことに気づいて報告し、これに上層部が迅速に動き公表に踏み切ったことである。
壱番屋の迅速な対応で廃棄業者が行なっていた多くの余罪も明るみに出たことから、同社の風通しの良い社風が評価され文字通りの意味で株価が上昇するという事態になった。
この事件について、壱番屋は完全な被害者であり、かつ自分で発見し自分でけりをつけた賞賛すべき立場であるのだが、愛知県知事の大村秀章はなぜか壱番屋を批判した。
事件の詳細を知らずに反射で口にしただけなのか、産廃業者と公にはできない関係があったのか、あるいは認可を与えていた自分に責任が及ぶことを恐れたのかは定かではないが、2017年7月現在に至るまで、発言の取り消しも謝罪も一切行われていない。
関連イラスト
⇒実際に2015・2017・2018年に『機動戦士ガンダム』とコラボ。特に2018年4、5月はシャア・アズナブル(『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』)とコラボしている。
過去には『ドラゴンボールZ』『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』『ONE PIECE FILM GOLD』『サンダーバードARE GO』『ルパン三世』『新世紀エヴァンゲリオン』と、2018年6月からは『キャプテン翼』とコラボしている。
また、日本航空や新日本プロレスなど他の企業とコラボ企画もしている。