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シャーロット・オーブンの編集履歴

2019-02-17 00:54:17 バージョン

シャーロット・オーブン

しゃーろっとおーぶん

シャーロット・オーブンとは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する海賊である。

家族であろうと反逆の罪は重い!!!

兄妹ゲンカや反抗期じゃねェんだシフォン……!!


お前は女王を殺そうとした〝反逆者〟だ!!!

妹をこの手にかける事になるとは…


みせしめが大事だ

ここは〝国〟なんだ!!







※単行本87巻以降の展開が含まれているためネタバレ注意。



概要

四皇シャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団幹部で、シャーロット家の四男


リンリンが治める万国ではヤキガシ島、ふっくらタウンのこんがり大臣を務めている。


左右に穴の開いたおにぎりもしくはスペードマークのような髪型の大男で、上半身裸で上からマントを羽織り、腰元にはベルトを巻いている。


次男カタクリ三男ダイフクとはあまり似てないが三つ子の兄弟で、よく見ると目元が似ている。


プロフィール

本名シャーロット・オーブン
異名不明
懸賞金不明
所属ビッグ・マム海賊団
能力ネツネツの実(超人系)
年齢48歳
誕生日11月25日(いい(11)兄(2)さん三つ子(5))
身長492cm
出身地新世界
CV木村雅史

人物

強面気味で暗そうなイメージの三つ子の兄達と違い、結婚式場で朗らかな笑顔で客人と話す姿も見られる比較的人相の良さげな人物。


実際万国の国民たちからは街を歩くだけで声援を送られるなどとても慕われている様子。

弟妹想いでもあるらしく、役に立たないと知るや否やか弱い妹にも手をあげた兄ダイフクとは異なり、頼まれごとで制止されても「まー妹の頼みなら聞くけどよ…」と受け入れ、提案された事にも「確かにそうだ」と素直に納得し、弟シャーロット・モンドールの指揮にもきちんと従い、島中の鏡を割る指示を出す際も住民達に「割りたくなければ一時的に海に沈めてもよし」と柔軟さを見せる等、基本的に身内に甘く優しく度量のある人物。

反面敵に対しては他の兄達同様無慈悲に襲う。

自らを「法に忠実な男」と称し、法(リンリン)に背くような行為を働いた者には例え家族であろうと容赦なく(妹をこの手にかける事になるとは流石に少しは躊躇うようだが)刑を執行する(シャーロット・シフォンの場合、彼女がリンリンから酷い扱いを受けていたとはいえ、万国女王殺しに手を貸していたのであまり無罪放免にはできないのも事実ではある)。

シャーロット・プラリネの裏切りを知った際にも、激情に震える様子を見せていた。


とはいえ義父に対してはリンリン同様赤の他人として見てるようで、シフォンの父パウンドを皮肉交じりに「元義父(とう)ちゃん」といいながら平然と不審者呼ばわりした。

一応最低限の情はあるようで(もしくは単に然程脅威になるとは認識していなかったこともあってか)、パウンドが騒ぎを起こした際には、彼を始末せず、ぶちのめした上で海に捨てこそしたが見逃している。


基本的には弟妹の進言にも従い、冷静な判断も下せる指揮官としての素質も併せ持つが、能力もあってか性格は直情的なところがあり、反逆者カポネ・ベッジらから何度も攻撃を受け続け、作戦上大事なケーキを奪われた上に逃走されてしまった際にはついに怒りを爆発させ、万国(あと特にペロスペロー)の存亡にも関わりかねない行動をとってしまう一面も見せていた。


子供の頃から共に育ちビッグ・マム海賊団を盛り立ててきた三つ子であるカタクリにも情は厚く、彼の『不敗伝説』をモンキー・D・ルフィが打ち破ったと知った際には非常に動揺し、カタクリの雪辱を晴らそうと何よりもルフィを討ち取ろうと怒りを見せていた。


能力

オーブン兄さん描いてみた

名称ネツネツの実
解説体を高熱にする
種類超人(パラミシア)系

体から猛烈な熱を発することが出来る「高熱人間」。

熱した状態で相手に不用意に触れさせないようにしたり、剣などの武器で攻撃をされても熱を伝導させて武器を持てなくさせるなど、様々な応用が利く。

クザンと同様に手を海につけて能力を使用すれば、高熱を辺り一帯の海に発生させることも可能。


睨んだだけで対象に高熱を与えて発火させることもできる。


将星でないながらもシャーロット家の中で「化け物」と称される人物の一人。

サンジの不意打ちによる痛烈な首への蹴りや、大砲による砲撃を顔面にモロに食らったり、ファイアタンク海賊団の『ノストラ・カステロ号』に轢かれても大したダメージにならない程化け物じみた頑強な肉体をもつ。自然系とは違い、物理攻撃に対して全くダメージを受けない訳ではないので、8mを優に超える高さの建築物から落下した際は身の危険を感じたと口にする描写などがあるが、横から殴打された際にすぐに反撃するなど、切り返しも早い。


自身の武器に高熱を付与させることも可能。

総じて、高熱の体そのものを武器とするパワーファイターである。

武器の届かない距離にいる相手に対しても、人質を傷つけることなくひと睨みで武器だけを攻撃するなど、技も多彩。


アニメオリジナルの初登場シーンでは、ホールケーキアイランド城の門を通過する際にも使用され、閉じていた門を溶かしている。

また、アニメオリジナルシーンでは威力が強化され、自分を拘束しようとした鎖や刺そうとしたナイフを、持てなくするどころか逆に高熱で溶かしている。


  • 熱海温泉(ねっかいじごく)

両手を海につけ、高熱を海に伝播させる。あたりの海は魚が死に絶え、船も破損しかねないほどの高温になる。

初披露時においては大失態にもなりかねない行動ではあったものの、広い海域一帯を覆い尽くすほどの範囲を短時間で、なおかつ船が破損する程の超高温を発生させた。

次に使用した際は、魚人海賊団達の奇襲で船艇などに穴を空けられたため、緊急策として使用。海中戦では自由に船を沈めたりと無敵かと思えた魚人達を茹でダコにして撃退し、被害拡大を防ぐのに貢献した。


  • 熱海万来(ねっかいぎょらい)

熱海温泉(ねっかいじごく)の応用で、海中にいる遠距離の敵用の技。

海に手をつけた状態で、遠距離の敵めがけていくつもの高温の熱湯がホーミングミサイルか蛇のように狙う技。

魚人であっても避けるのは困難。


  • 燃風拳(ヒート・デナッシ)

能力によって高熱化した拳で相手を殴打する単体攻撃技。事前に敵対者の武器を封じつつ、そばにいた味方を逃がしたうえで使用しているため、味方を巻き添えにするリスクは殆どナッシ。


活躍

ホールケーキアイランド

麦わらの一味サンジビッグ・マム海賊団船長シャーロット・リンリンの娘プリンの結婚式に出席(アニメでは、ホールケーキ城に到着した時の様子や、式前にビッグ・マムに恨みを持つジグラの仲間達だった「臓器販売暗殺集団」をダイフクと共に撃退する様子が描かれた)。


サンジの暗殺計画が始動すると、援軍として飛び込んできたペドロに攻撃を仕掛け、剣で防がれたもののその能力で剣を高熱にさせ、ペドロも剣を落としてしまうなど苦戦させた。

しかし、その後は乱戦の結果ペドロとの戦いは有耶無耶となり、更にマムの慟哭で身動きが取れなくなる。


兄のカタクリの機転で耳栓をつけて身動きが取れるようになると、退却するルフィ達を追いチョッパーを取り押さえるが、ジェルマ66ニジに妨害され取り逃がしてしまう。


玉手箱によるホールケーキ城崩壊の際は死を覚悟したがシュトロイゼンのおかげで存命。

カタクリと交戦中のルフィ除く麦わらの一味を待ち伏せるために一足先にカカオ島へ到着。ウェディングケーキを作るプリンの様子を見ようとするが制止され、誰も入らないように言われると渋々ながらも従うが、同じく娘のシフォンの様子を見に来た義父パウンドを不審者扱いし、力づくで追い出す為に叩きのめす。


カカオ島でリンリンを暴れさせるのを未然に防ぐ為、船の上でケーキを完成させるというプリンの提案を承諾し、プリンを通すも、協力していたシフォンに対してはビッグ・マム暗殺計画への加担を理由に国民への見せしめにする為に処刑しようと襲い掛かる。

一度サンジに不意打ちで阻まれて取り逃がし、それでも再度捕縛して助けにきたベッジにシフォンを人質として降伏するよう呼びかけるが、ベッジが発射させた砲弾の直撃を顔面に受け、更にはベッジ達の水陸両用戦車兼船『ノストラ・カステロ号』に轢かれてしまう


大してダメージを食らった様子も見せずにケーキも奪っていったベッジ達に憤怒の形相を向け、まんまと逃走しようとするベッジに対し怒りのままに能力を駆使してケーキにお構いなくベッジを始末しようとするもパウンドの妨害を受けてしまう。

ベッジを逃してしまうが、散々邪魔をしたパウンドに遂に激昂して彼を処刑した。


その後は、カカオ島に向かってくる麦わらの一味を始末する為に、スナックや他の弟妹たちをカカオ島に集結させ、自身は島に唯一ある鏡の前でルフィを待ち構えた(他の鏡は予め破壊、もしくは海に捨てるように国民たちに伝達してある)。

鏡の中から出てきたルフィを捕らえようと動き、ブリュレに銃を向けるペコムズを発見するや否や自信の技で攻撃。

ブリュレからカタクリがルフィに敗れた事を知らされると激昂し、カタクリの敵討ちをしようと襲い掛かるが、壊滅報告を受けていたはずジェルマ66の助太刀によりルフィを取り逃がしてしまった。


合流したシャーロット・スムージーらと共に麦わらの一味を艦隊で追おうとするも、裏切った妹シャーロット・プラリネやその夫アラディンが率いるタイヨウの海賊団らに阻まれる。

自身の能力で魚人達を追いつめるが、ジンベエが殿となったことで海流をも変えてしまう魚人の真価に艦隊は囚われ、麦わらの一味には逃げられてしまった。


類似能力

アツアツの実

アニメ326〜335話では、ネツネツの実と似た能力であるアツアツの実の能力者である賞金稼ぎ一家頭領ドン・アッチーノが登場している。

こちらは身体から最大10000度の高熱を発することが出来、マグマの海ですら「ぬるま湯」と形容して浮かんでいられるほど。

オーブンのように身体から離れた目標物を発熱させるなどといったことは不可能。


グツグツの実

劇場版『ONE PIECE FILM GOLD』に関連するアニメのオリジナル回に登場した、ギルド・テゾーロ傘下の海賊ビルが所持していた、同じく「熱」に纏わる能力。

身体が鉄をも溶かす超高熱の溶鉱炉となり、体内に金属類を取り込んで加工することも可能。



関連項目

ONEPIECE 万国 ホールケーキアイランド


四皇 シャーロット・リンリン


ビッグ・マム海賊団

シャーロット・カタクリ シャーロット・ダイフク

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