概要
ゾンビドッグとはゾンビ化した犬のことであり、ゾンビを描いた創作作品に登場することがある。
犬は人間社会と密接に関わっているため、ゾンビ感染が人間のみではない場合は同様に感染し生存者の脅威となる。
卓越した運動能力で駆け回り、噛みつくことに特化した肉体は悪夢そのものである。
ゾンビ感染のモチーフとなった吸血鬼や人狼の伝承の誕生には、狂犬病の存在が関与していると言われ、ゾンビドッグとはある意味先祖返りした存在であるともいえる。
登場する創作
- バイオハザードシリーズ
1作目のケルベロスを始め、『バイオハザード2』に登場したゾンビ犬は群れで活動し、俊敏な動きで多くのプレイヤーを苦しめた。
※メイン画像
3番目に訪れるゾンビやゴーストがあふれるスリークの町に登場。
ディフォルメされてはいるが、肉がはがれ骨が見えているえげつない姿の垂れ耳ゾンビ犬である。
2のものとは別デザインの「いぬゾンビ」が登場。
立ち上がっている犬のゾンビで、ボロボロに腐敗して片目が垂れ下がっている。
- 女神転生シリーズ
『真・女神転生Ⅱ』序盤のヴァルハラエリアに出現する種族”屍鬼”最下位の悪魔。
公式攻略本にはキリスト教の考え方の中に、人間以外の生き物は魂を持たない(ニュアンスとしては神の似姿としての霊性)というものがあるので、「そうなると犬は最初からゾンビではないのか」という挑発的な解説がされていた。
『ドラゴンクエスト3』から登場したアニマルゾンビ系として、邪悪な力で蘇ったゾンビ犬「バリイドドッグ」が登場した。
ゾンビィ犬ロメロが登場。 →ロメロ(ゾンビランドサガ)
死体をゾンビ化させる薬品トライオキシン245の漏出により犬の標本が蘇った。
インチキ報道で信用失った中年女霊能力者が一念発起し、死体安置所で暴れはじめたゾンビと戦うという1990年に公開された変わった設定のゾンビ映画。
やっと脱出できると安心したところゾンビ感染し巨大化した犬のゾンビが…