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自衛官の編集履歴

2019-06-04 15:52:18 バージョン

自衛官

じえいかん

日本の防衛省職員の一種。日本における事実上の軍人。

概要

特別職国家公務員としての身分を持つ。

16の階級にわかれ、3尉以上の8階級を幹部自衛官と呼ぶ。


自衛官になるには様々な道があるが、ポピュラーなコースは以下のものがある。


  • 任期制自衛官

陸上自衛隊は1年9か月、海上・航空自衛隊は2年9か月という、短い年数のみ就任するコースで士からのスタート。

18歳以上27歳未満、男性は年何度か募集しているが、女性は年1回のみの募集である。

3ヶ月間「教育隊」で訓練を受け、その後各部隊に配属される。

試験を受け昇進して自衛隊に残る者もいるが、多くはそのまま退官し一般企業などに転職する。

  • 一般曹候補生

18歳以上27歳未満が応募可能な、所謂下士官に相当する曹を養成するコース。

幹部自衛官を養成する、高校卒業後に受験可能な学校。

自衛隊所属の医療職につきたい人のためのコース。かつては中央看護学院でなされていた看護師の養成も現在はこちら。

中卒で入学し、高等学校卒業資格も同時に取得する。こちらは男子のみ。在学時は正確には「自衛官」の身分ではない。

防衛大学校、防衛医科大学卒業後や、一般大学卒後などに入学。

自衛官の中から選抜される他、オリンピックを狙えるクラスのスポーツ選手がスカウトを受けて所属する場合もある。



他にも様々な道がある。


予備自衛官

常勤の自衛官の他に、予備要員として登録されている人員もいる。

任期が終了するなどして退職、一般企業に勤務している者がなるケースも多い。

即応予備自衛官、予備自衛官、予備自衛官補の区分があり、いずれも手当とそれぞれに決められた日数、定期的に訓練を受ける必要がある。

一般の自衛官とは違い、普段は民間企業に勤務したり家庭の主婦などをしていたりするが、有事の際常勤の自衛官の人手が足りない事態になると招集される。

東日本大震災では被災者の支援や復旧活動のため、初の招集が行われた。


「自衛隊員」と「自衛官」

一般的には同じ意味として使われる「自衛隊員」と「自衛官」であるが、実は明確な違いがある。

「自衛隊員」は、防衛省の事務官も含めた自衛隊関係者であり、「自衛官」はその中でも制服を着て任務に従事する、いわゆる「自衛隊の人」を指す。

関係者の間では、事務官を「背広組」、自衛官を「制服組」と呼び分けている。


自衛官の職歴を持つ有名人

☆:2019年現在、現役自衛官。


自衛官を題材にしたフィクション作品

自衛官設定のフィクションキャラクター

※自衛隊をメインテーマとした作品以外

現職設定

元職設定

関連タグ

女性自衛官 防衛大学校 防衛医科大学校 高等工科学校 自衛隊

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