旧日本軍や他国の軍隊の制度における士官に相当。
部隊を指揮する立場にあるため高い責任が求められる。
自衛隊法により、幹部になると独身者であっても営内の隊舎に住み込むことはできず、官舎か持家、民間の賃貸から通勤することになる。
幹部自衛官になるには
「U幹」と呼ばれる。(海自はA幹の2課程)
- 防衛大学校を卒業する(海自はA幹の1課程)
- 曹に昇進した後、部内選抜試験を受験する(海自はB幹と呼ぶ。なお、航空学生採用者もB幹であるが、区別して飛幹と呼ぶ)
- 准尉・曹長が3尉候補者課程を受ける(海自はC幹と呼ぶ)
などの課程を経ることが必要である。
また実際の部隊の指揮や戦闘には従事しない医療系職の場合は
ことが現在では必要である(従来の看護学院卒の場合は卒後4年目に幹部候補生学校に入校)。