同様の学校は各国の軍隊に存在するが、本記事では自衛隊の幹部候補生学校について記述する。
幹部自衛官を養成する教育課程で、陸上、海上、航空とそれぞれあり、一般大学の学部や大学院を卒業して一般幹部候補生として採用された者、防衛大学校・防衛医科大学校を卒業した者、また曹クラス、准尉などの自衛官で選抜を受けた者などが入学する。また防衛医科大学校の自衛官コース卒看護師も卒業後入学が義務づけられている(従来は自衛隊病院の看護師になって4年目であった)。
区分により修学期間は異なり、長いと1年(一般大卒で入る場合等)、医師や薬剤師、看護師は比較的短い。
勿論全寮制で規則正しく厳しい生活を送りながら防衛学等の座学や体術を学ぶ。
卒業後は基本的に尉官となる(これも区分により2尉か3尉か異なる)。