ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

バケニャーンショックの編集履歴

2019-06-09 19:22:34 バージョン

バケニャーンショック

ばけにゃーんしょっく

『スター☆トゥインクルプリキュア』第19話にて、バケニャーンの正体を知った視聴者(と、アイワーン)が受けた衝撃である。

概要

 ノットレイダー幹部・バケニャーンはかねてから謎めいた言動が目立つキャラであった。

 ずっとアイワーンのお目付け役として同行しながらも、彼女の指揮する戦闘には参加しない。それどころか、プリキュアが劣勢に追い込まれた第10話の戦いでは、プリキュアの撤退を(少なくとも結果的には)助けるような行動をとっている。第11話ではスターカラーペンにまつわる重大な秘密をプリキュアに開示している。


 そして、宇宙怪盗ブルーキャットとの関係が示唆されていた。何より彼女と同時に現れたことがなく、ブルーキャットが関わった第15話の戦いでは、アイワーンが出撃しながらもいつもと違って同行しなかった。またブルーキャットはプリキュアたちやアイワーンの名前を初対面にも関わらず知っていた。

 両者は「猫」つながりでもあることから、何らかの関係があることを勘付いた視聴者は多かったことだろう。とはいえバケニャーンは声は明らかに男性のものだったので、「密かに連絡を取り合う協力関係」などと考えていた人も少なくなかったはずである。もっとも、第17話でブルーキャットは自身と体格も性別も異なるドラムスに変装していたので、それ以外の可能性も否定できなくなった。


 そして第19話において、変化の際に使用するパフュームの匂いがブルーキャットのものと同じであることをフワに看破され、ついに正体を明かすことになった。その正体は紛れもなくブルーキャットその人であり、ノットレイダーに「化けて」潜伏していたのだった。なお、バケニャーンという人物も初めから存在しておらず、別にいた本物に成り代わっていたわけでは無いと本人の口から語られている。

 こうして、バケニャーンは本作の敵組織最初の離脱者となった。これまでの敵組織からの離脱理由としては、消滅・和解・プリキュア覚醒などがあったが、スパイ行為の発覚によるのは今回が初めてとなる。

 何らかの関係は予想していても、まさか同一人物とは思わなかった、あるいは思いたくなかった多くの視聴者は、バケニャーンが虚構の存在に過ぎなかったことに大変な衝撃を受けたのだった。

放映日の朝、「バケニャーン」がHOTワードの第一位を一時占めたことからも、その衝撃のほどが窺える。

 もしかすると、それ以上にショックを受けたのは口うるさいとはいえずっと味方だと思ってきたアイワーンなのかもしれないが……。


余談

正体であるブルーキャットは続く第20話でプリキュアに覚醒しキュアコスモとなることから、五人目の敵組織に所属した後に覚醒したプリキュアとなった。但し彼女の場合は故郷をアイワーンに滅茶苦茶にされたことからノットレイダーを明確に敵視しており、仮の姿で潜入したのもノットレイダーを出し抜きプリンセススターカラーペンを手に入れて故郷を元通りにする悲願を達成する為である点、バケニャーン形態でもプリキュアに明確な敵意を向け破壊活動を行ったことはなく助け舟を出したことすらある点が従来の堕ちメンバーと異なる。例外は、第19話終盤でプリキュアたちが持つスターカラーペン8本を奪い、フワもさらっていったことだが、これは自分の目的を達成するために最低限必要なことだからと思われる。


関連項目

スター☆トゥインクルプリキュア ブルーキャット バケニャーン

ドルオタプルンス:その前に、推しであった宇宙アイドル・マオの正体がブルーキャットであることを知って大変なショックを受けていた。

ヴァルゴショック:仮の姿と正体とで性別が逆だが、よく似たパターンと言っていいニチアサの前例。こちらの人物も3つを持っていた。

ゼルダ&シーク:同じく不思議な力(ブルーキャットは香水、ゼルダは魔法)で男性の架空の人物に変装した女性キャラ

ルキナ&マルス:同じく男性に変装した女性キャラ。ただし、特別な力を使ってではなく普通の変装で実在する伝説の英雄王に変装している。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました