「はぁ〜あメンドくさ」
CV:岩田光央
概要
『ソニックカラーズ』から登場したエッグマンの側近ロボットの一体。主人のエッグマンに対しては「ボス」と呼び命令に忠実だが、実際はエッグマンの事を快く思っておらず、結構いい加減だったりぞんざいに思っている節も。
相棒のキューボット以外にはロボットらしく基本的に敬語で話し、体を収納し球体モードになって移動することも可能。
一度『ソニックジェネレーションズ』でキューボット共々宇宙に置き去りにされたかのような描写があったが以降のシリーズにも登場しており、公式コミックスによるとキューボット共々、エッグマンの暇潰しで作ったらしく、流石にこれにはショックを受けていた。
ファンからはキューボットも含めて「オボキュボ」と呼ばれている。
プロフィール
ゲームでは
概要の通り、『カラーズ』以降のソニックシリーズや『マリオ&ソニック』シリーズでも審判や案内役を務め、エッグマンの側近としてストーリーにも登場している。
結構苦労人ポジションであり、キューボット以上にエッグマンからとばっちりを受けるシーンが多く、『ソニックロストワールド』では胴体を無くしたキューボットの頭を胴体に取り付けられてしまった。
以降の作品でもエッグマンの側近としてのポジションは確立しているが、オーボットと共にちょい役が多い(そもそも『カラーズ』以降のソニックシリーズ本編はストーリーが短めに設定されているのも理由の一つ)ため、『チームソニックレーシング』では出番の少なさに関してメタ発言をしている。
アニメでは
海外のアニメ『ソニックトゥーン』でついにデビュー。
皮肉屋でキューボットのツッコミ役なのはゲームと変わらず、エッグマンには日々こき使われているので不満が強いらしく、時にはソニック達の所へ助けを求めたり、エッグマンの元を離れて「自由だー!」「(エッグマンから解放されたので)これを機に自伝を書こうと思います!」と喜んだりした事もあった。
また家出をした際はエッグマンを呼び捨てにしており、かなり不満を積もらせていたことがうかがえる。
ただエッグマンの危機の際に戻ってきたり、彼が死んだと勘違いして涙したりと、なんだかんだ言いながら忠誠心はある模様で、エッグマンと一緒にいる時は悪事に加担するが、そうでない時は基本的に優しかったりする(エミーからお金をもらおうとするが、赤ちゃんペンギンへセーターを贈る活動を聞いた時はキューボット共々大泣きし、それまで稼いだお金をエミーに渡してしまうなど)。
(キューボットにも言えるが)ゲーム以上に表情豊かに描かれていたり(ゲームでは細目が多いが、アニメの方では目を見開いているシーンが多い)、ジューサー機能や料理も出来るなど、ゲームでは見られない魅力も数知れず。「サイバースペースでジャンケン(シーズン1-13話)」や「エッグマンはどこ?(シーズン1-22話)」といった彼らの主役回はオボキュボ好きには必見。
なおこのアニメではオーボットがキューボットの完成系であり、キューボットシリーズがダメすぎるからオーボットを作ったとエッグマンが明かしている。
因みにエッグマンの側近ランク順位は347位らしい。
余談
- 彼の初登場前のゲーム『ソニックワールドアドベンチャー』に彼とそっくりなロボットが登場しているが、そちらは白を基調としたデザインで声も違うものの、性格はほぼオーボットに近い。だが彼以上に毒舌で忠誠心に欠け、宙に浮くことは出来ない様子。
- アニメ『ソニックX』ではデコーとボコーという側近ロボットが登場している。立ち位置的にもエッグマンとの漫才的な掛け合いも似ているので、彼らを参考にデザインされたのかもしれない。さらに元ネタを言えば、デコーとボコーは別アニメのキャラクターであるが。