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ダイ・ハード

だいはーど

ダイ・ハード(DieHard)とは、ハリウッド俳優ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンを主人公としたアクション映画。

「最も不運な不死身の男」ジョン・マクレーン

ダイ・ハードシリーズの主人公ニューヨーク市警所属。

偽造された身分証明書を瞬時に見抜いたり、あるいは愛飲している煙草からその人の出身地を推察するなど、刑事としての技量の高さは疑う余地は無い。

が、最も不運なタイミング最も危険な現場に居合わせてしまう最も不運な男いつも最終局面では傷だらけでボロボロになっている。でも死なない。この人もあの特殊能力持ちなんじゃなかろうか。

子供達とは上手くいっていないが、悪党テロリストには滅法強く、ピンチを迎えると不敵なセリフを吐かずに弱々しくボヤくという、それまでのアクション映画に多かった超人的なヒーローとは一線を画す、新しいヒーロー像を作り出している。

家族

ホリー・マクレーン(ジェネロ)*

日系企業のナカトミ商事に勤めるジョンの妻。1作目からすでにジョンとの関係がぎくしゃくしており、4.0時には離婚している。

なお、原作の小説では主人公の娘という設定だったが、映画化の際に変更された。

ルーシー・ジェネロ=マクレーン

ジョンの娘。

当初は離婚した父親を嫌がり、死んだと伝えたりジェネロ姓を名乗っていたが、後に巻き込まれた事件を機に氷解し、マクレーン性を名乗る。

ジョン・“ジャック”・マクレーン・Jr.

ジョンの息子。

成人後はCIAの一員となり、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』では父と共に事件へと立ち向かうことになる。

村野武範氏の吹替版ではジェナーロ

ストーリー

ダイ・ハード

第1作

1988年の『ダイ・ハード』において、ジョン・マクレーンはアイルランド系アメリカ人でありニューヨーク市警察で11年間働いている刑事であると説明されている。最も不運なタイミングで、最も不運な場所に居合わせる、最も不運な男であり、簡単には死なない不死身の男。第1作目の冒頭、彼は旧姓を名乗っている妻ホリー・ジェネロ(ボニー・ベデリア)と別居中であることが示される。ホリーは数ヶ月前に仕事のためロサンゼルスへ引っ越していた。彼らにはルーシーとジョン(ジュニア、通称ジャック)という2人の子供がいる。クリスマス・イヴ、マクレーンが妻の職場であるナカトミ・プラザを訪れたのと同時に、ハンス・グルーバー(アラン・リックマン)が6億4000万ドルの無記名債券を狙ってホリーを含むナカトミの社員を人質に取る。テロリストたちは金を盗むという真の目的を隠すために人質を取っていた。ビルを人質もろとも爆弾で吹き飛ばして死んだふりをするというのが彼らの最終的な計画だった。マクレーンは彼らの眼から逃れビルを駆け回り、テロリストの計画を単身阻んだ。

第2作

作中のテロ犯いわく「場違いな場所に、間違った時に来た男」。『ダイ・ハード』の出来事の後、マクレーンはロサンゼルスに引っ越し、ロサンゼルス市警察で警部補として働いていた。このときマクレーンは国中で有名になっていた。2作目では「ピープル・マガジン」で取り上げられたことが明らかになっている他、スチュアート大佐の発言では"ナカトミの人質を救った警察官の英雄" と言及されている。『ダイ・ハード2』では、クリスマス・イヴにマクレーンがワシントンD.C.のダレス国際空港 で事件に遭遇する。テロリストが空港の管制機能を乗っ取り、要求に応じないと飛行機を墜落させると脅した。ホリーもその中の1機に乗っており、空中で旋回を繰り返していた。マクレーンはそのテロリストたちが、悪名高い独裁者を救出するためにやってきたことに気づき、空港関係者たちと共にテロリストに戦いを挑んだ。

第3作

『ダイ・ハード3』では、マクレーンはニューヨークに戻っている。妻とはふたたび別居し、停職中でありアルコール依存症になりかけていた。 "サイモン" とだけ名乗るテロリスト(ジェレミー・アイアンズ)が、マクレーンにサイモン・セッズをやらせようとし、断れば街が爆発すると脅迫する。指示通りにハーレムのど真ん中で、「黒ん坊は嫌いだ(I hate Niggers)」というカードを首から下げて立たされていたマクレーンは、黒人ギャングから助けてくれた家電修理店の店主ゼウス・カーヴァー(サミュエル・L・ジャクソン)を事件に巻き込んでしまう。マクレーンは FBI から "サイモン" の本名はサイモン・ピーター・グルーバーであり、ハンス・グルーバーの兄であると知らされ、第1作でマクレーンが殺したハンス・グルーバーの復讐のために彼が狙われていると聞く。その後マクレーンは、復讐が本当の目的を隠すための手段であることに気付く。警察が爆弾に気を取られている間、テロリストたちは爆破で警備システムに穴が生じたニューヨークの連邦準備銀行の地下金庫に押し入って金塊を奪っていた。

第4作

『ダイ・ハード4.0』では、独立記念日にマクレーンは娘のルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)を訪ねるが、すげなくあしらわれる。娘と別れた後、マクレーンはハッカーのマシュー・ファレル(ジャスティン・ロング)の身柄をFBIへ届けるよう命令を受ける(この時点で、マクレーンは30年間仕事を続けていた事が示される)。この映画では、マクレーンがベテラン刑事で警部補であると描かれている。その後すぐに、国内のインフラ(発電、信号、交通、金融市場を含む)を掌握する "ファイヤー・セール(投げ売り)" を狙うトーマス・ガブリエル(ティモシー・オリファント)の陰謀を知る。

第5作

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』では、成長した息子のジャックがロシアで逮捕されるところから始まる。マクレーンはジャックが出廷する裁判所へ向かうが、突然そこが謎の武装集団に襲撃される。ジャックは、同日に政府の高官チャガーリンに不利な証言をするはずだったコマロフ(セバスチャン・コッホ)とともに逃げ出そうとしているところをマクレーンに発見される。武装集団から逃走したマクレーン達。ジャックは、自分がCIAに所属し、コマロフの保護と国外への移送のためわざと逮捕されたことを明かす。息子がスパイになったことに驚くマクレーン。3人はチャガーリンに不利な証拠が隠してあるホテルに向かうが、待ち伏せていた武装集団にコマロフを奪われる。2人は助かるものの、ジャックは任務の失敗で途方に暮れる。しかしマクレーンの叱咤により、ジャックは奮起。コマロフが連れ去られたと思しきプリピャチへ向かう。

ダイ・ハーデスト (Die Hardest)

製作が予定されているシリーズ第6弾。

物語の舞台

ダイ・ハード

ロサンゼルスのナカトミビル。

ダイ・ハード2

ワシントン・ダレス国際空港。

ダイ・ハード3

ニューヨーク市全域

ダイ・ハード4.0

アメリカ合衆国東部ほぼ全域

ダイ・ハード/ラストデイ

ロシア

舞台が明らかに大きくなっている

この勢いだと、仮に6作目が作られたとしたら北南米大陸全域か?といわれていたが、6作目のDie Hardestでは日本が舞台になることが脚本家により明かされた。

まあ、この手の話は実現するとは限らないので期待して待とう。

原作

実は、1作目と2作目には原作が存在している。

  • 1:Nothing Lasts Forever / ロデリック・ソープ著
  • 2:58 Minutes (邦題:ケネディ空港着陸不能) / ウォルター・ウェイジャー著

いずれも主人公はジョン・マクレーンではなく、展開も映画版と比べると異なる(特に1作目の原作は映画版とは比べ物にならないほどの暗い展開であり、結末も完全なハッピーエンドとは言い難いものになっている)。また、原作となった小説2作の間には特に関連性はない。

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アクション映画

ダイナマイト刑事 一応ダイ・ハードが原作である。

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