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海保船これの編集履歴

2019-07-05 09:49:49 バージョン

海保船これ

かいほせんこれ

「自衛艦これ」の海保版。

概要

国土交通省海上保安庁が運用する船艇(多くの場合は巡視船だが、消防船なども)を『艦隊これくしょん』風に擬人化したもの(オリジナル艦娘)、もしくは、『艦これ』に登場する艦娘がモデルとなった軍艦と同名の海保船を元ネタにした艤装を装備し現代化改修したイラストに付けられるタグ。


海保船には旧海軍の軍艦や自衛艦と同名を名乗っている船も多くあるが、現役自衛艦と共通する船名は避けられる傾向にある。(ただし、名前が被ってしまっているものも存在しないわけではない)


また、通常は配備された地域に関係深い名前がつけられるため、自衛艦とは異なり配備変えにより船名が変更される場合がある


メイン画像は巡視船きたかみ」(PM02)


史実では、大日本帝国海軍が建造した鵜来型海防艦4隻と、日振型海防艦「生名」がおじか型巡視船として活躍したことが知られる。田中謙介プロデューサーは『鎮守府生活のすゝめVOl.1』のインタビューで「鵜来型は大好きで必ず出したい」と語っているが、該当する艦娘は現在のところ一隻も登場していない。


このカテゴリーで最も言及されることの多い「宗谷」に関しては、「実艦が健在なので実装は避けられるのでは」とも噂されているが、これについても公式からは一切の言及がない。


主な海保船これ

オリジナル艦娘

巡視船「宗谷」(PL107)

特務艦 宗谷灯台補給船宗谷もし宗谷が実装されたら巡視船宗谷

元帝国海軍特務艦

戦後、日本国内に残された元海軍艦としては最大の船である。海上保安庁には、発足の翌年の1949年に編入され、灯台補給船→巡視船(南極観測船時代含む)となったが、特務艦時代から船名を変えずに同名で通した。海保に編入された他の旧海軍船艇の多くは船名を変更されているので、比較的珍しい(他に初代海上保安大学校練習船を務めた元海軍救難船「栗橋」(PL04→PL100)の例がある)ケースである。宗谷は往時の保安庁を代表する巡視船のフラッグシップとして国民に広く親しまれ、現在も除籍されないまま東京港で博物館船として保存されている。旧海軍所属の船艇としては唯一現存している船でもある。


なお宗谷に関しては、その突出した知名度・人気から『艦隊これくしょん』サービス開始前から現在まで多数の擬人化イラストが投稿されており、男性として描かれるケースも多い。作者独自の世界観に基づき、主人公または主人公の相手役として描かれるケースが目立ち、むしろオリジナル艦娘として描かれた擬人化作品の方が少ないくらいである。


巡視船「こじま」(PL106)

鵜来型海防艦「志賀」/おじか型巡視船・千葉市海洋公民館「こじま」

元帝国海軍鵜来型海防艦志賀」。米陸軍に接収され一時連絡船となったが、間もなく日本に返還され中央気象台定点観測船を務めた。1954年に海上保安庁に編入され、栗橋の跡をついで海上保安大学校練習船となる。

1965年に除籍された後も千葉市で海洋公民館としてその姿をとどめていた。周辺の埋め立てで池に浮かぶ姿に変じ、1998年に老朽化により解体されたが、日本海軍の艦艇としては最後まで水上に存在していた(宗谷含む特務艦艇は艦船令に定められた艦艇に含まれていない)。


ちなみに、巡視船で保存船となったのは「宗谷」と「こじま」の2隻だけであった。


現代化改修

巡視船「あきつしま」(PLH32)

秋津洲改三

しきしま型巡視船二番船)

1940年の「戦艦比叡」以来、長く途絶えていた御召し艦(船)の大役を75年ぶりに賜ることとなった船。

2015年4月に行われた、天皇皇后両陛下のパラオご訪問の際に、海上保安庁最大の船であり、ヘリコプターによる運用が可能だった事から、両陛下の御宿泊船に抜擢された。


巡視艇「しきなみ」(PC25)(現「ともなみ」)

巡視艇しきなみちゃん

※現在は第七管区への転属に伴い船名が変更されている。


絵はまだ投稿されていないが、『艦これ』に登場する艦娘の元ネタの軍艦と同じ名前を持つ船

巡視艇

「きよしも」(駆逐艦「清霜」)、「しらつゆ」(駆逐艦「白露」)、「はつはる」(駆逐艦「初春」)、「たにかぜ」(駆逐艦「谷風」)「わかば」(駆逐艦「若葉」)、「むつき」(駆逐艦「睦月」、「はるさめ」(駆逐艦「春雨」)、「むらさめ(駆逐艦「村雨」)、「すずかぜ」(駆逐艦「涼風」)、「はまかぜ」(駆逐艦「浜風」)、「さつき」(駆逐艦「皐月」、「はつかぜ」(駆逐艦「初風」、「ゆきかぜ」(駆逐艦「雪風)、「しまかぜ」(駆逐艦「島風」)

など…


巡視船

「きそ」(軽巡洋艦「木曾」)、「ゆうばり」(軽巡洋艦「夕張」、「ちとせ」(軽空母「千歳)、「くまの」(航空巡洋艦「熊野」)、「くま」(軽巡洋艦「球磨」)、「てんりゆう」(軽巡洋艦「天龍」)、「いすず」(軽巡洋艦「五十鈴」)、「もがみ」(航空巡洋艦「最上」)、「おおよど」(軽巡洋艦「大淀」)、「とね」(重巡洋艦「利根」)、「ながら」(軽巡洋艦「長良」、「あぶくま」(軽巡洋艦「阿武隈」)、「やはぎ」(軽巡洋艦「矢矧」)、「みずほ」(水上機母艦『瑞穂』)、「ふそう」(戦艦『扶桑』)

など…


その他

「あおば」(実習艇・重巡洋艦「青葉」)

「きぬがさ」(放射能調査艇・重巡洋艦「衣笠」)

「ひりゆう/ひりゅう」(消防船・航空母艦「飛龍」)


※実際は「きそ」の船名は木曾川ではなく木曽山脈に由来する


関連タグ

海上保安庁 巡視船

擬人化 艦船擬人化

オリジナル艦娘 現代化改修


海防艦娘:前述した「こじま」(元「志賀」)を含むおじか型巡視船はかつての日振型・鵜来型海防艦である。2018年2月の日振大東(ともに日振型)実装により、戦後巡視船となった海防艦が今後追加される可能性が高まっている。

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