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概要

血祭ドウコクを封印出来る最強のモヂカラシンケンレッドを襲名する歴代の志葉家にのみ伝えられる。

本来ならば使用後にドウコクはバラバラに爆散するが、先代のレッドのモヂカラが不十分だった所為なのか、不完全な封印で終わった為にドウコクも現代に復活して今の戦いに至る。

本来の当主である志葉薫がこのモヂカラを完全に修得するまでの間、時間稼ぎとして立てた影武者の当主こそが他でも無い丈瑠だったのだが、丈瑠とその家臣4人の繋がりは何時しか本物の関係になってしまい、それが原因で終盤、薫の登場と共に全てが明らかになった際には人間関係が一時こじれる事態に発展した。

最強のモヂカラであるだけに肉体に掛かる負荷はかなり大きく、『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』ではスーパー化した5人が1部首ずつに分けてやっと書けた代物であり、他の4人の時間稼ぎが必要だったとは言え、たった1人でこれを書き切った薫の実力の高さが窺い知れる。

但し、最強のモヂカラである反面、人間には効果が無いと言う弱点が存在しており、薄皮太夫を取り込んだドウコクに対しては吹き飛んだだけで封印には至らなかった。

それでも上記の『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』にて、血祭のブレドラン三途の川の水を護星界に引き込んで滅ぼそうとした際には、それを防ぐ重要な役割を担った為、最強のモヂカラである事に変わりは無い。

骨のシタリの刺客達

外道衆骨のシタリは生に執着する余り、その自己保身の為に封印の文字の所在を突き止めようと何体ものアヤカシを刺客として送り込んだり、成り行きとは言え結託したしたりした。

その内訳は以下の通りである。

何れも単体でシンケンジャー達を変身解除に追い込む程の高い戦闘能力を誇る強豪のアヤカシだが、彼等がルーツとなった妖怪を見ると納得のチョイスである事が分かる。

アヤカシルーツとなった妖怪その性質
ウシロブシおとろしおどろおどろしい」が名詞化した名前の妖怪で、神社に悪意を持つ人間や不信得者が侵入すると鳥居の上から落下して驚かす
イサギツネ天狗深山幽谷に住み、人智を超えた神通力の数々を操る。日本三大妖怪に連なる大妖怪で知名度もトップクラス
ゴズナグモ牛鬼牛の頭に鬼の身体、或いはその逆の容姿とも、胴体が蜘蛛とも言われる悍ましい外見を持ち、性格も非常に獰猛且つ残忍。濡れ女と結託して人を襲う狡猾さも併せ持つ
ヨモツガリ陰摩羅鬼死体から立ち上る「気」から生まれる妖怪。口から蒼い炎を吐き、仏殿への侵入者にけたたましく泣き叫んで驚かす。また、羅刹鳥と言う似た出自の獰猛な亜種が存在し、こちらは人間から目玉を抉って食う

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