『俺もお前らのこと、脱いだ靴下くらいに思うとったわ』
概要
ウラタロス(と、リュウタロス)に続いて野上良太郎に憑依した金色のイマジン。当初は病に倒れた空手家・本条勝に憑依・契約しており、「もう一度空手がやりたい」という願いのために彼の身体を借りて空手(キンタロス自身は空手を知らなかったため、実際には相撲)をしていた。過去の本条を敵イマジンから守って消滅しかけた際、提案を受けて良太郎に憑くことになる。
姿は本条勝が思い描く「金太郎」から熊をイメージしたものであり、契約後に姿の変更はできないため良太郎に憑依した後も姿は変わらない。
決め台詞として「泣けるでぇ!」や「俺の強さにお前が泣いた!」等と言い、倒した相手に「涙はこれで拭いとき!」と涙や鼻水を拭うための懐紙を渡すのを流儀とする。
その決め台詞が示す通り、人情に脆い世話好きな性格。関西弁を話し、浪花節が大好き。基本的にマイペースで、突然眠ってしまいなかなか起きないことも多い。
手を顎に当て、首を捻って鳴らす癖がある。
仲間のイマジンのことは「モモの字」(モモタロス)、「カメの字」(ウラタロス)、「リュウタ」(リュウタロス)と呼ぶ。
張り手一発で人間を数十m先のビルの屋上まで吹っ飛ばすなどパワーは高く、身体も頑丈。その力故に公共物をぶっ壊してしまうことも多く、慌てふためくことも。物語初期は「なか」「なき」などの「泣く」に音が似ている言葉を聞いては「泣けるでー!!」と(眠っていたとしても即座に起きて)良太郎に憑依することも多かった。
専用武器はキンタロアックスで、ブーメランのように投げて攻撃することもできる。必殺技は「ダイナミックチョップ 生」。
良太郎が自身を強くしようとイマジンたちの力を借りて無茶な特訓を始めた際には、良太郎の精神的強さを説いて疑問を投げかけるなど、彼の本質的な強さについてはイマジンたちの中で最も理解している。
Double-Action Ax form
という訳で、パワーファイターと言うことで重厚なイメージを持ち、登場時は大いに期待を持たれたキン公、そのテーマソングにも「へヴィなイメージ」が来るのでは? と言う期待も持たれたのだが…
まさかのアレンジだった。
キャラクターをストレートに反映しながらも特撮ソングとしては異色の仕上がりとなっている。
余談
演じたてらそままさき氏はシャドームーンの声を当てていることでも有名。また、『劇場版仮面ライダーキバ魔界城の王』では、紅渡が入学した高校の渡のクラスの担任を演じており、黒板に「泣けるで」と書いてあるシーンがある。
関連イラスト
仮面ライダー電王アックスフォーム
憑依体
関連タグ
仮面ライダー電王 電王 アックスフォーム クライマックスフォーム 仮面ライダーNEW電王 イマジン
野上良太郎 K良太郎 モモタロス ウラタロス リュウタロス ジーク
ロボコップ:キンタロスの外見(特に頭部)のモデルになったキャラクター