概要
この道具で撃たれた生物はメイン画像の様に風船のように服ごと膨らんで宙に浮かぶ。撃たれた後は、身動きは取れず風の吹くまま飛ばされていくが、1時間程度で元に戻る。
西部の星の悪役ロボットに撃てば動きがストップする。空き缶や空き瓶など無機物に対しては、穴が空いている事から物理的な破壊力があるものと思われる。
元はドラえもんが所持していたものではなく、『のび太と銀河超特急』の舞台となる22世紀のテーマパーク「ドリーマーズランド」のアトラクションの一つ『西部の星』でイベント用に使われている小道具。
劇場版では珍しく、翌年の『のび太のねじ巻き都市冒険記』にも、いつものメインウェポンであるショックガンや空気砲に代わり使用された。「ドリーマーズランドで記念に貰ってきた」と、前作との繋がりが言及されている。
ちなみに「森の中ではショックガンや空気砲は使えないよ」という理由で使われたが、ショックガンも空気砲も、『のび太の大魔境』や『のび太とアニマル惑星』とか、しょちゅう森の中とかで使ってるし、他にも非殺傷系の武器型ひみつ道具はいっぱい有るのだが・・・
今回の場合は、舞台となる惑星の自然をドラえもんたちが大事にしていたからこそ、木々を傷つけない対人無力化に特化したこちらを選んだのだと思われる。
ちなみに大長編では、熊虎鬼五郎軍団との決戦にたった1丁では戦力不足ということで、前夜のうちにフエルミラーで大量に複製された。