ピクシブ百科事典

百苦タイマー

ひゃっくたいまー

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
目次[非表示]

「弱い人は、十回くらいで死んじゃうこともあるんだよね」(ドラえもん&セワシ談)

概要

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回はTC18巻収録「百苦タイマー」。外観は反転フラップ式の目覚まし時計(所謂「パタパタ時計」)。

ドラえもんセワシと一緒に百か月ごとに行われるひみつ道具の定期検査を行っている最中、のび太がやって来て自分も道具の点検を手伝うと言ったが、ドラえもん達から仲間外れにされた。その際、のび太は腹いせにこの道具を持ち出しスイッチを押してしまった。

この道具のスイッチを押すと、使用者に対して100分間に100の苦しみを与える。まさに苦行者向けのアイテムだが、ドラえもんとセワシ曰く一度押したら解除も破壊も出来ず世界の果てまで逃げても効力が及ぶ上に、弱い人間なら10回くらいで死に至るらしい。
バイバイン」や「おもちゃの兵隊」、「熱線銃」や「地球破壊爆弾」等と同じように、市販するには危険すぎるひみつ道具の一つと言えるだろう。
しかし本体は前述の通り何の変哲も無い時計あるいはタイマーのような外見をしている上、起動スイッチも本体上部に思わせぶりに付いており、誤操作防止の為の措置や警告等も一切無い
仮にのび太のような小学生はもちろん、小さい子供(赤ちゃんなど)が間違ってスイッチを押してしまったら…そう考えると恐ろしくなる。

作中ではスイッチを押したのび太は、ドラえもんとセワシに殴られる、落ちて来た額縁(アニメでは壁掛け時計)が直撃する、ジャイアンに殴られる、鉄骨の下敷きになる、自動車にはねられる等次々と災難に見舞われてしまう。
しずかに助けを求めたが、今度は彼女に包丁を持って追いかけられてしまった。
しかし、すんでのところでセワシが「タイムマシン」で100年後の世界に百苦タイマーを持って行った為、苦しみは100年後に持ち越されることとなった(しかしアニメ版ではのび太が100年後に訪れるであろう苦しみを想像して不安を感じていた)。

タイムマシンでタイマーを未来へ持って行き、効果を先送り出来ることを考慮すれば、「タイムふろしきでタイマーを起動前の状態に戻せば良かったのでは?」と思わなくもない(実際に原作「強~いイシ」ではタイマー式の道具をタイムふろしきで無効化している)。

勝手に道具を持ち出したのび太に問題があるのはもちろんだが、ひみつ道具の中でも相当ヤバい部類に入るであろう百苦タイマーを、のび太が簡単に持ち出せるような場所に放置していたドラえもんとセワシにも非があると言える。
身も蓋も無いことを言ってしまえば、のび太(あるいはジャイアンやスネ夫)に危険なひみつ道具を持たせると決まってトラブルが発生することはドラえもんも理解しているはずなので、22世紀からセワシを呼ぶぐらいならドラえもんが22世紀へ行って安全を確保した上で定期検査を行うか、そもそも検査以前にタイムふろしき」や「復元光線」等を使用してひみつ道具を短時間の内に全て新品の状態に戻すのがベストだった言えるだろう(もちろんそんなことをすれば話がつまらなくなってしまうが)。
実際、他のエピソードでもドラえもんによるひみつ道具の管理が杜撰であることが原因と言えるトラブルも数多く存在する(原作「人食いハウス」、原作「未知とのそうぐう機」、原作「空飛ぶうす手じゅうたん」等)。

上記の通り「弱い人間なら10回くらいで死に至る」と明言された数少ないひみつ道具であり、言い換えれば使用者の殺害さえ平気で実行する恐ろしいひみつ道具と言える。
このペースだと、80~100回あたりだとどんな苦しみが待ち構えているのかは想像もつかない。
ファンの間では「地球上の全人類が敵として襲ってくる」「核ミサイル隕石が落ちてくる」等といった意見も存在している。実際に22世紀には全知全能の力が身に付く道具が当たり前のように存在している為、これらの仮説も十分あり得る

余談

この道具が登場した話は、ちょうど『ドラえもん』の雑誌連載が開始されてから100作目にあたり、それを記念して「100」にちなんだ話となった。それにしては、あまりにも趣味の悪い道具のチョイスだと思うが…。

関連タグ

ドラえもん ひみつ道具

関連記事

親記事

ひみつ道具 ひみつどうぐ

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「百苦タイマー」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 188

コメント