CV:茅野愛衣
プロフィール
誕生日 | 4月13日 |
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年齢 | 15歳 → 16歳 |
血液型 | O型 |
身長 | 155cm |
B/W/H | 81/56/83 → 82/56/83 |
人物像
マリア・カデンツァヴナ・イヴ達と行動を共にする少女。彼女もまた、武装組織「フィーネ」に属する装者のひとりである。
協調性が高く明るい性格の持ち主だが、マリアやセレナ、調らとともに、アメリカの聖遺物研究機関F.I.S.にてフィーネの魂の器を見出す観測対象「レセプターチルドレン」として扱われてきた暗い過去を持つ。故に仲間との絆は強く、世界を相手に戦う事にも怖れを感じていない。
また、その身の上から「弱者を守る」立場に対するこだわりも強く、ウェル博士の強硬な姿勢に対して心を開く事は少ない。
「常識人」を自称し、作戦遂行の妨げになる要素を荒事で排除しようとする傾向のある調をフォローしつつ事を穏便に済ませるべく努力する良きパートナー。
ただし、その性格は歳相応に子供っぽく、彼女の持つ「一般常識」についても一般大衆の抱くそれとは若干のズレがある。
加えて語尾に「デス」と付け、困った時もとりあえず「デェス!」と叫ぶその語彙センスはF.I.S.出身の装者三人の中で一番独特。シンフォギア装着時に使用する技の名前についても、常人からかけ離れたセンスを持っている事が窺える。
特異災害対策機動部二課の面々と刃を交える中、ウェル博士の手によって「LiNKER」を過剰投与された事により一時戦線を離れる事になるが、その際に起きた事故で調を守ろうとした際に、調に宿ったフィーネの力が発動。この際、調が無意識に発したフィーネの障壁に切歌が手をかざした形となった事で、自分にフィーネの魂が宿ったのだと錯覚してしまう。
元々、武装組織「フィーネ」はマリアを新たに転生した新生フィーネとして祭り上げており、彼女自身もマリアがフィーネであると信じていた。調に対して「自分が自分でなくなるなんて怖いことを結果的にマリアに押し付けてしまった」と苦しい胸中を打ち明けていたのだが、今度は切歌自身がフィーネの器だったという残酷な事実(実際は錯覚だったのだが)に悩むようになる。
そして彼女は最終的に、自分が生きていた証を成果として遺すため、何より「新世界で調に生きていてもらうため」ため、ウェル博士の強硬路線に同調する。
調はこれに反発し、2人は互いを想いながら戦うことになるのだが、その時調が「力」を発動したことで、フィーネの魂が宿っていたのは調の方だったということが判明。全くの誤解から調を傷つけてしまったことに気付いた切歌は、自らに嫌気が差し、自刃することを決める。
しかし、これを調が庇ったことにより、その傷を受け止めたフィーネは、彼女の身体から完全消滅することとなった。
その後、フロンティア事変の最終決戦においては、調との蟠りを解消し、響らに協力して戦いに参加。一連の事件を終結へと導いている。
その後の裁判においては、一時は米国政府によって、未成年でありながら死刑が求刑されていたが、日本政府の立ち回りにより国連指導の特別保護観察下に置かれ、リディアン音楽院高等科に編入。
そこで出会った「先輩」達と一緒にライブを見たりと元気一杯に平和な日常を謳歌している。その一方で、自分達に「毎日笑って暮らせる日常」をくれた人々の力になれていない自分にやるせない思いを抱き、キャロル・マールス・ディーンハイム一派の出現によって響やクリス達が危機に陥った際には危険を承知でシンフォギアを纏い戦う一面を覗かせた。
しかしその行為が他人に不安を抱かせる事を知ると、調の立ち振舞を心配するあまり不仲を拗らせる。そして胸の内を彼女に明かすと共に「責任」の言葉を受け止め、共に人格的な成長を成し遂げ更にはミカ・ジャウカーンを撃破せしめる活躍を見せつけた。
AXZでは、錬金術師たちとの戦いの中で自分が他の装者と違い、強い意志や大きな使命を背負っていない「お気楽」であることを突き付けられ、自分のお気楽が仲間を困らせているのではないかと思い悩む。
しかし、他の装者達が多くのものを抱えているがゆえに人一倍傷ついている姿を間近で見ている切歌は、「一人くらい何も背負わずお気楽に戦える者がいないといけない」と敢えてお気楽を貫く決意をし、仲間の危機にいつでも奥の手たる絶唱を放てるよう、予備のLiNKERを忍ばせて戦いに臨む。
そして、サンジェルマンと手を取り合おうとした響を狙ったアダムの攻撃を絶唱で防ぎ、響達を救った。
LiNKERの過剰投与を以てしても絶唱のダメージは軽減しきれなかった上、オーバードーズによる薬害も懸念されるという大博打であったものの、迅速な処置で大事には至らず、最終決戦にもそのまま参加した(ただしこの件は当然調に多大な心配をかけ、BD特典映像の「戦姫絶唱しないシンフォギア」ではまたしても喧嘩になっている)。
また、同じく施設に入る前の記憶を失っていることが語られている(調も同様)。パーソナルデータの誕生日も施設に入れられた日を仮の誕生日としているだけで自分の本当の誕生日は知らず、それゆえ他の人の誕生日は大切にしてほしいと願っている。
使用ギア:イガリマ
日本政府の管理外にあるノーナンバリングのギア。メインカラーは緑。
アームドギアは魂を切り刻む翠の大鎌。普段はステッキ状の小振りな鎌であるが、用途に応じて巨大化し、中・近距離戦で威力を発揮する。非使用時は肩アーマーに収納されており、両肩から同じものを取り出した二刀展開も可能。
また、両肩のアーマーはアンカーとしての機能を有する他、バーニアを内蔵し、これを駆使することで空中での機動戦を展開する事が可能となっている。
絶唱使用時には、対象の魂を一閃し物質的な防御を無力化するというより死神らしい能力を発現する。調と対峙した際には、この一撃によって調に顕現したフィーネの魂を消滅させた。
しかし、切歌もまたマリア同様に適合係数不足を補う為に「LiNKER」を服用しており、ギアの展開時間に制限がある。
起動聖詠は「Zeios igalima raizen tron」
モチーフはシュメール神話における戦いの神ザババの武器「緑の刃」。
調の赤の刃「シュルシャガナ」とは対となっており、同時運用によるユニゾンによりその性能を引き上げる他、戦闘時の曲も似た曲調・歌詞を持つ。
クルースニクギア
イベントクエスト「銀弾の軌跡」に登場した切歌のデュオ・レリック強化ギア。吸血鬼「ヴラド」の攻撃で用意した「ヴァンパイアハンター型ギア」と援軍の響とクリスの協力でも歯が立たず大ピンチに陥り、マリア、セレナ調も吸血化の危機に陥りかけた時、切歌が知り合ったヴァンパイアハンター「クルースニクの亡霊」が残した聖遺物「純銀の弾丸」と彼女のイガリマを使い奏と同じく同時融合を行いそこへ奏と同じように現れた切歌の幻影から「実験動物代わりに人々を扱った」という発言から切歌自身が持つ「大切な家族と共に大切場所へ戻る思い」すなわち「最後まで生きる諦めない心」が呼び死神のようなエクスドライブモードを超える天使のような外見と鎌から十字槍のような姿へ変化した。
※なお、この時点で響とクリスがデュオ・レリックに気づいていなかったのは「銀弾の軌跡」の発生時系列が「双翼のシリウス(ブリーシンガメンギア発現)」→「ギャラルホルン編序章(カルマノイズの根源「世界蛇」出現)」→「銀弾の軌跡(本イベント及びクルースニクギア発現)」→「ギャラルホルン編第1章(アイギスギア発現でここで初めて「デュオ・レリック」と呼称される)」のたためでマリア、調、切歌達が世界蛇の報告のためセレナやナスターシャの元に訪れたことが描写されている。
使用技
単体技
- 切・呪りeッTぉ:読み方は「きる・じゅりえっと」。鎌の刃部分を分裂させブーメランのように投擲して左右から挟撃する。
- 断殺・邪刃ウォttKKK:読み方は「だんさつ・じゃばうぉっく」。射出した鎖で敵を拘束し、バーニアで加速しながらイガリマの刃を蹴り込んで対象を両断する。
- 封伐・PィNo奇ぉ:読み方は「ふうばつ・ぴのきお」伸ばしたアームに保持した4つの肩アーマー各々から鎌の刃を展開する。
- 双斬・死nデRぇラ:読み方は「そうざん・しんでれら」。2本の鎌を合わせ高枝切りばさみのような形状にして、相手を挟み切る。
- 終虐・Ne破aア乱怒:読み方は「ついぎゃく・ねばーらんど」。EXドライブ時に於いて大型化した三枚刃の大鎌を振るい斬り掛かる。
- 災輪・TぃN渦ぁBェル:読み方は「さいりん・ティンカーベル」。肩アーマーからのバーニア噴射を行いながら、コマの様に高速回転してアームドギアで敵を切り裂く広範囲攻撃。
- 対鎌・螺Pぅn痛ェる:読み方は「ついれん・ラプンツェル」。二本の鎌を融合させ、三日月型の刃が左右についた形の鎌を形成する。
- 断突・怒Rぁ苦ゅラ:読み方は「だんとつ・どらきゅら」。空中でアームドギアを脚部に装着しエネルギーを纏わせ、肩部の小型ブースターを噴射しそのまま相手をぶち抜く。
- 凶鎖・スタaa魔忍イイ:二つの鎌をクロスさせて、鎖のついた手裏剣に変化させ投擲を行う。
連携技
- 禁殺邪輪 Zあ破刃エクLィプssSS:読み方は「きんさつじゃりん ザババエクリプス」。切歌と調によるコンビネーションアーツ。イガリマのワイヤーアンカーで対象を固定し、更にそのワイヤーでイガリマとシュルシャガナを繋ぐと共に強撃。調の非常Σ式・禁月輪と切歌の断殺・邪刃ウォttKKKによって対象を確実に裁断する。
- 禁合β式・Zあ破刃惨無uうNN:読み方は「きんごうベータしき・ザババサンムーン」切歌と調によるコンビネーションアーツその2。空中で調のアームドギアのヨーヨーを切歌のアームドギアの鎌の柄の先に接続し、巨大な刃が付いた車輪状に変化させ、回転させながら2人が相手に突撃する。
- 必愛デュオシャウト:イグナイトモードで放たれる、響との「絆のユニゾン」による合体技。響が背部ブースターを全開にして相手に拳を撃ち込み、相手に拳をめりこませた状態で飛翔。ブースターによって追いついてきた切歌が両足裏を合わせる形で響とギアを接続、切歌が更にブースターの出力を上げてきりもみ回転し、相手を地面に叩きこむ。
- ポリフィルム鋏恋夢:アマルガムモードで放たれる。調とのユニゾン技。巨大なトラばさみで相手を捕え内部の刃が球体ごと回転し相手を切り裂いていく。
技名は「漢字+お伽話の登場人物や用語」のパターンで統一されているが、後半部分が漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベット大文字小文字が不規則に入り混じった誤変換のような奇妙な表記になっており、漢字のチョイスも物騒なものが多い。
歌唱曲
獄鎌・イガリマ
作詞:上松範康 / 作曲:中山真斗 / 編曲:藤田淳平 / 歌:茅野愛衣
Edge Works of Goddess ZABABA
作詞:上松範康 / 作曲:菊田大介・中山真斗 / 編曲:菊田大介 / 歌:南條愛乃・茅野愛衣
始まりの歌(バベル)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:喜多智弘 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
オーバーキルサイズ・ヘル
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:喜多智弘 / 歌:茅野愛衣
Just Loving X-Edge
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:喜多智弘・岩橋星実 / 歌:南條愛乃・茅野愛衣
Just Loving X-Edge (IGNITED arrangement)
作詞:上松範康 / 作曲:喜多智弘・岩橋星実 / 編曲:末益涼太 / 歌:南條愛乃・茅野愛衣
『ありがとう』を唄いながら
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:喜多智弘 / 歌:日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
旋律ソロリティ
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
旋律ソロリティ (IGNITED arrangement)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:末益涼太 / 歌:日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
デンジャラス・サンシャイン
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:母里治樹 / 歌:茅野愛衣
ギザギザギラリ☆フルスロットル
作詞:上松範康 / 作曲:母里治樹/編曲:菊田大介 / 歌:南條愛乃・茅野愛衣
必愛デュオシャウト
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:悠木碧・茅野愛衣
アクシアの風
作詞:上松範康 / 作曲:上松範康・藤間仁 / 編曲:藤間仁 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
六花繚乱
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介・笠井雄太 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
未完成愛(ラブ)Mapputatsu!
作詞:上松範康 / 作曲:菊田大介 / 編曲:都丸椋太 / 歌:茅野愛衣
Cutting Edge×2 Ready go!
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:菊田大介 / 歌:南條愛乃・茅野愛衣
PERFECT SYMPHONY
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤田淳平 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣・水瀬いのり
Xtreme Vibes
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤田淳平 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣・井口裕香
備考
本来の人格を歪まされ別の存在になる鎌使いという要素は、ワイルドアームズのレディ・ハーケンに通じるところがある。
また、彼女が調に話していた「ご飯にザバーっとかけるもの」はワイルドアームズにおける日常会話の一例で、シリーズでよく多用されているが、何をご飯にかけるのかまでは言及されていない(WAXFに限り、シチューではないかという考察がある)。
なお、第8話にて彼女のパーソナルデータが記載されているが、本作の登場人物の体重とスリーサイズが公開されたのは、何気にこれが初めてである。ただし、BのサイズだけはGXになってから1cm上がっている。
余談
シンフォギア装者を演じている殆どが放送前放送中問わず歌手活動を行っている声優で構成されている中、彼女を担当している茅野愛衣はXV放送終了した現在も、歌手活動は行っていない。
関連イラスト
関連項目
戦姫絶唱シンフォギアG 戦姫絶唱シンフォギアGX 戦姫絶唱シンフォギアAXZ