概要
G1シリーズをベースとしたIDW社のアメコミ『モア・ザン・ミーツ・ジ・アイ』と、アニメ『トランスフォーマーアドベンチャー』にて登場するディセプティコンの一部隊だが、それぞれの繋がりはない。
MTMTE
死んだトランスフォーマーの残骸を漁りながら、残っているエネルゴンやまだ使えるパーツなどを回収しているディセプティコンの一部隊で、宇宙船WAP（Weak Anthropic Principle）を拠点に活動している。ロディマス率いるロストライト号一行と並び、本作のディセプティコン側のメインキャラクターたちとなる
惑星クレメンシーで活動中にフルクラムとグリムロックと出会い、直後にフルクラムを狙うDJDの襲撃を受けるが、自分たちなりのディセプティコンとしてのプライドから交戦することになる。結果としてフライホイールが戦死するも、フルクラムの活躍とDJDが別のターゲットを発見して撤退したことで難を逃れた。以降はセイバートロン星への帰還を目指すことになる。
因みにメンバーのうち、ミスファイアーとフルクラムはフォージド型、グリムロックはそのうちのポイントワンパーセンター、残る3体はコンストラクテッド・コールド型である。
メンバー
詳しくは該当記事参照
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- クロック
軍事戦略家にして戦争史の研究家で、一味のリーダーを務める。トリプルMのため、オルトモードを持っていない。
戦中、通信機に変形する親友のレイダーを目の前でロードバスターに惨殺されたことがトラウマとなっており、パニックになると形見である彼の指をクリックする癖がある。
クレメンシーでのDJDとの戦いでは、ヴォスの顔を顔面に押し付けられた挙句助けようとしたミスファイアーに撃たれてしまうなど散々な目に合うが一命は取り留めた。帰還中、戦友たちが戦後独自のビジネスで成功した事で卑屈になっていたが、テブリスVIIでの一件でスカベンジャーズという良き仲間たちに出会えたことに感謝するようになる。
元となったキャラクターはアクションマスターとして発売され、オルトモードがないという設定はこれに基づいている。
- スピニスター
一味の軍医で、ヘリコプターに変形する。ローターが変形した双刃刀を武器とする。
仲間たちから「馬鹿の代名詞」扱いされるほど幼稚で物覚えが悪いが、外科医としての腕前は非常に優秀で、「馬鹿と天才は紙一重」の一例ともいえる男。
元となったキャラクターは海外で発売されたダブルターゲットマスターの一人。
- フライホイール
巨大な足が特徴で、戦車とジェット機に変形するトリプルチェンジャー。
極度のプライマス信者であり、嘘をつくと無意識のうちに変形する悪癖がある。
かつてはターンが署長を務めた強制収容所グラインドコアの看守の一人でもあったほか、『ラスト・スタンド・オブ・レッカーズ』でショックウェーブ共々釈放された過去を持つ。
クレメンシーでのDJDとの戦いではテサルスに捕まり、足が大き過ぎるという理由で頭から彼の吹く部のミキサーに放り込まれて殺害され、足だけが残された。戦後、残った足は仲間たちによって仲良く処理された。
元となったキャラクターは戦車とジェット機に変形するツーインワンだったが、本作ではトリプルチェンジャーに変更となっている。
- フルクラム
クレメンシーでスカベンジャーズが死体と勘違いして遭遇した、空軍のパイロットのような風貌のディセプティコン兵。
かつて任務を放棄した罪で、オルトモードを爆弾に強制改造されて敵に特攻する「K－CLASS」へと改造されており、大戦中ウルトラマグナス目掛けて特攻するも、恐怖のあまりシステムが故障して運よく生き延びていた。しかしこの一件でDJDの処刑リストに載ってしまうことになる。当初はDJDと戦うスカベンジャーズを「無謀」と一蹴していたが、会ったばかりの自分のために命がけで戦う彼らの姿に心打たれ、玉砕覚悟で爆弾に変形しDJDに突っ込むが、既に起爆回路が出会った際にスピニスターに除去されていたことで不発に終わり、DJDも別のターゲットを狙って撤退した事で再び生き延びることになる。
以降はスカベンジャーズに加わり、クロックが機能しない時はチームのブレインを務めることもある。なお『Revolution』で地球に訪れた際は、毛穴だらけの地球人の姿に誰よりも嫌悪していた。
本作オリジナルのキャラクターで、「K－CLASS」は神風特攻隊に由来する。
オートボット一のならず者と恐れられたダイノボットの元リーダーで、ティラノサウルスに変形する。
かつてショックウェーブへの個人的な恨みから地球まで赴いて起こした数々の軍紀違反を咎められて最重要刑務所ガーラス9の最高警備区画に幽閉されていたが、『ラスト・スタンド・オブ・レッカーズ』でカップ達が救出に来た時には行方不明となっていた。
その後、クレメンシーに墜落していた宇宙船「P-6 World sweeper」のステイシスポッドに収容されていたところをスカベンジャーズに発見され、DJDとの戦いで目覚めさせられた。しかし頭脳回路に障害を抱えて「俺、グリムロック」としか喋れなくなっており、戦いが終結した後はミスファイアーの提案でスカベンジャーズが保護することになり、以降はミスファイアーが看護とリハビリを務めるようになる。
