おなかすいたでしょ?ハンバーグ食べる?
概要
MOTHERの主人公ニンテンの母親、もしくはMOTHER2の主人公ネスの母親を指す。 息子の帰りを自宅で待っており、帰宅すると我が子の好物を作って旅の疲れを癒してくれる、温かくて思いやりのあるママである。
自宅に帰って好物を食べて休むとHPとPPが全快する効果がある。主人公の好物はゲームスタート前に『好きなこんだて』としてプレイヤーの好みの料理名を入力できる。
どんなメニューにも対応できる凄腕カーチャンなので遠慮なく入力してしまおう。
『MOTHER2』の好物のデフォルト設定はハンバーグ。
『MOTHER』の好物のデフォルト設定は無いが、マザー百科によるとニンテンの好物はプライムリブ。だがその本の中の吉田戦車の4コマ漫画のせいで味噌の方がネタとして有名である。
各シリーズの「ママ」
『MOTHER』のママは息子のニンテンとミニー&ミミーという双子の娘がいる三児の母であり、何気にシリーズで一番子沢山。
ニンテンが喘息持ちということもあってか冒険の旅についてはやや心配性な雰囲気がある。
『MOTHER2』のママは息子のネスと娘のトレーシーを持つ二児の母。
かなり明るくておちゃめな性格。ネスがホームシックになったときは自宅に帰るか、ママに電話をかけると回復する。息子のネスをちゃん付けで呼んでいる。仲間たちのこともちゃん付けで呼ぶ。女の子であるポーラやネスと同い歳のジェフはともかく、15歳で異国の王子であるプーも「プーちゃん」である。
冒険の旅についても前向きに応援しており、ネスの学校の先生が家庭訪問しに来ても上手く誤魔化してくれる。だって世界の危機だからね。応援してくれるのはいいが、ギーグの名前を間違えてグーギと覚えている。違うよカーチャンそうじゃないよ・・・。
電話のセリフの中に「じゃ、今バーベル上げてるところだから。バーイ♪」と言うものがある。あまりにもさらっと喋るので見逃しやすいがダンベルではなくあのバーベルである。しかも電話をしながらなので片手持ち。単なる誤植かと思われるが、ユーモア溢れるMOTHERのテキストを思うと本当にバーベルという可能性も否定はできない・・・。
常にノリが良くひたすらお気楽のように思えるが、旦那が言うには頑張り屋。終盤でオネットが宇宙人や怪物に襲われ占拠されたときはかなり怖くて心細かったようだが、子供たちを不安がらせないように元気なフリをしていつものように好物を作ってくれる。
小説版MOTHER2ではレイチェルという名前があり、なんと結婚前はスーパーモデルだった。
『MOTHER3』の主人公の母親は前2作品と比べると色々と特殊な立場である。ゲーム詳しくはヒナワの記事へ。
仲間たちの「ママ」
MOTHERのアナの母親は遠くの町に外出してから帰らず、行方不明になってしまっている。実はギーグたち宇宙人にさらわれており、エンディングで無事に娘と再会することができた。
また、MOTHER2ではポーラの母親が登場している。
幼稚園を経営していて子供たちの世話をこなしている陽気なママである。娘が旅立つときにハンドメイドのバンドエイドをプレゼントする。
偶然か否か、主人公以外のパーティメンバーの母親は作中に登場しないことが多い。
いるにはいるが直接登場はせず父親のみ登場だったり、あるいはそもそも両親がいない、などのパターンになっている。