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概要

植物地下茎が養分をため込んで膨張したものの内、特にデンプン質のもの。

いろいろな料理に使われ、地域によっては主食となっているところも多い。

特定の種類の植物の根がそうである訳ではなく、現在の日本においてイモの代名詞といえるジャガイモはナス科である。逆にサトイモ科(サトイモ目)やヤマノイモ科(ユリ目)などの「イモ科」の植物にも根を肥大化させない種類がある。

また環境や突然変異、その他諸々の原因により通常の植物の根や地下茎が肥大化したものを俗称として「イモ」と呼ぶ事もある。

球根」とは指す範囲が若干異なる。

当然のことながら植物にとっては貴重な養分の貯蔵箇所なので、毒を持っている場合もある(じゃがいもキャッサバなど)。サトイモやヤマイモのかゆみも実は毒である。

比喩

洗練されてないもの、やぼったいものを揶揄する表現に使われることもある。

Dr.スランプに登場する皿田きのこの台詞が有名。

「あんたイモね。」

これから派生して、バイク乗りの間では操縦ミスなどでやらかしてしまうことを「芋」とよんだりする。

(例:誤ってギアチェンジの際にニュートラルに入れてしまう→N芋

「芋づる式」…サツマイモやヤマイモ等の芋のつるを引っ張ると、芋が連なって一度に取れることから、一度に取得できること又は一つが取れると連なって取れる事を指す。

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