解説
新マスタールールの発表に対する反発より逆風の中スタートを切った。
(その際のリーク騒動を受け、VJのリーク対策に遊戯王JPが発足)。
EXデッキからの特殊召喚が制限された。
そしてPゾーンが魔法罠ゾーンと合体した。
そのためリンクモンスターが圧倒的に有利なゲームデザインとなっていた。
それに伴いシンクロモンスターやエクシーズモンスターの相場が安めだった。
「デュエリストパックレジェンドデュエリスト編」等による過去作のキャラデッキ強化も引き続き目立つ。
スリーブやストラクチャーデッキなど投票企画も多かった。
星遺物のストーリーがイラスト内で展開された。
先攻ワンキル(破滅竜ガンドラX)や遅延戦法(魔鍾洞)の流行などもあったが群雄割拠な環境を評価する声もある。
それに伴い同じデッキが環境にいる期間が9期に比べると若干長かった。
9期とは逆にノーエラッタでの禁止解除も多い。
主人公のエース(ファイアウォール・ドラゴン )や射出モンスターなど息を吐くような禁止カードの排出はいつもの遊戯王である。
主な出来事(加筆歓迎)
1年目(2017年度)
FLODでマルチフェイカーが登場、結果から言えばオルターガイストは10期終了直前まで環境で健闘した。
LVP1のカードが環境で活躍。
植物リンクやSPYRALの流行。
2年目(2018年度)
CYHOが発売。この商品以降現行アニメの収録枠が若干減る。
サイバー・ドラゴンが立て続けに強化される。
SOFUが発売。転生炎獣、サンダー・ドラゴン、オルフェゴールが登場。
10月1日の改訂で黎明期の火付け役をになったサモン・ソーサレスがその役目を終えた。
SASTの発売。長らく不遇だったE・HEROネオスがようやく強化された。
DANEが発売。「星遺物の胎導」が登場。レベル9デッキの方向性が決定された。
3年目(2019年度)
「抹殺の指名者」の発表に前後して公式ツイッターが凍結された。VJ買占め騒動も。
EP19発売。「未界域」が登場する。
SD37の発売でシャドールが強化されるも地力が高すぎてしまったため新規は5枚に留まった。
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズが登場し環境でも活躍。
「冥王結界波」の相場が上昇した。