概要
寄生行為を行う生物の内、動物に分類される物を指す(植物における寄生生物は寄生植物と呼ばれる)。
人間に寄生する物を指す事が多いが、種の多さとしては寧ろ人間以外に寄生する物が多い。
主な寄生虫と言えばギョウチュウ、サナダムシ、カイチュウ、ハリガネムシなど。
寄生されても取り立てて何も起きない事もあるが、寄生虫と宿主の相性が悪い場合は、いろいろな病気を引き起こすことがある(エキノコックスなど)ので注意が必要である。
また、寄生虫の寄生している生き物が他の生き物に食べられた場合、寄生虫が捕食者側に寄生することもある(アニサキスなど)。それを積極的に行う漂流生活野郎もいる(レウコクロリディウムなど)。また、ハリガネムシは「水中に産卵する」習性を持ち、漂流生活もするが、産卵期のホストは非水生生物のカマキリなので、宿主の脳をちょっといじって入水自殺を促す。お前ら人間じゃねえ!
……キンウワバトビコバチという寄生蜂は、農作物に巣食う害虫の卵へ産卵する。一つの卵から二千何百つ子ちゃんが出てきて、宿主の中で(トビコバチママが同じような卵へ産卵するため)別のトビコバチの幼生と競合する関係で戦闘個体が何十匹か発生して、ちょっと殺し合いをし、生き残った5~6匹がホストの適当なところから羽化する脳から汗が出るような素敵な生態を持ってるけど、益虫。
他者に依存したり傅くのみでのうのうと暮らしているような人物に対する揶揄として使われる場合もある(一例がこのアニメ等)。
主な寄生虫
関連項目
『バオー来訪者』は寄生虫で超人になる話