LBX以外のベクターについては→ベクター
概要
ミゼルがパーフェクトワールド創造のために作り出したLBX。アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。
今までのLBXの概念では説明できないほどパワーと防御力が高く、ほかのLBXの攻撃で傷一つ負わないほど頑丈。その強度は必殺ファンクション「メテオブレイカー」を使ってブレイクオーバーさせるのがやっとなほど。基本装備は「ベクターアックス」、「ベクターソード」、「ベクターガン」。
さらに、本来LBXを動かすために、コアボックスにはモーターやバッテリー、CPUなどが収められているが、ベクターのコアボックスには何も入っていない。
ミゼルはこの機体をCCMを使わずに操作している。
飛行能力はないが、プレート状の結晶物質(?)に乗って空中を移動できる。
一番の特徴は、ベクターが触れたLBXのコントロールを奪う『ゴーストジャック』と呼ばれる現象である。ディテクター編で起こったブレインジャックと違い、LBXだけでなく、コンピュータ制御された機械なら何でも支配できる。この理屈からすると、メダロットや神姫やカスタムロボ、挙げ句はドラえもんや鉄腕アトムやラグナメイルやパラメイルやモビルスーツなどまで支配できるということになる(あるいは完璧なコンピュータ様でさえ危ない)。こいつに支配できないのはゲッター・イデオン・ゴーショーグンなどのような「意思を持ったエネルギーの依代としてのマシン」とかエヴァなどのような「半生の生体マシン」とか大獣神のような「神の生命体」くらいだろう…
こんなチート臭いLBXが量産型だというのはEVA量産機並みに恐ろしい話だ…(実際、ウナギと同じく存分に世界を危機に陥れている)。
プラモデルの方は、造形は申し分ないものの、ペルセウス以前の旧型関節を使用しているため、可動範囲は少々物足りないレベル。また、ベクターガンは別売りのカスタムウェポンのほうに入っているためキットだけではフル装備にできない。