概要
藤子・F・不二雄原作のアニメ作品『ドラえもん』にて、副主人公・のび太がいじめっ子であるジャイアンやスネ夫から度々投げつけられる人格否定の暴言である。
良くも悪くも、視聴者に作中におけるのび太の立ち位置を決定・印象づけた迷言でもある。
解説
いつも２人にやられてばかりであるのび太だが、たまには逆襲する。
主人公・ドラえもんに頼み込んでひみつ道具を出してもらう、悪知恵を働かせて歯向かう、「スネ夫を殺してボクも死ぬ！」とブチ切れるなどシチュエーションは様々だが、その際に普段の弱虫からやり返された怒りからジャイアンとスネ夫がぶつけるてくる言葉がこれ。
のび太の人間としての尊厳を全否定しきった暴言であるため、ドラえもんの畜生さがネット上で話題になる前から『ドラえもん』を代表する迷言として有名であった。
これだけならただ２人が非道な人間だというだけだが、実はこれ、アニメ化に際してジャイアン役のたてかべ和也氏が『視聴者である子供が日常生活で実際に使用ないように』攻撃範囲をのび太だけに絞った苦肉の策として考案したものであったことが近年明かされている。原作とアニメ版を見比べてみると、「ギッタンギタンにしてやる!」等々のいくつかのセリフがこれに差し替えられていることが分かる。
このセリフには今は亡きたてかべ和也氏の子供たちへの愛情が込められているのであった。
アニメ版『ドラえもん』では、この他にもドラえもん初登場時の「やあ、おまえがのび太か。」があの有名な「こんにちは、ぼくドラえもん。」に差し替えられているなど子供への悪影響に配慮した工夫が垣間見られる。
のび「でもさ、これやっぱりジャイアニズムの発露にしか聞こえｎ…」
剛「うるせえ！のび太のくせに生意気だ！！」
キツネ「そうだそうだ！」
パロディ
- のび太のくせに生意気ボディだぞ！
…いつの頃かネット界隈で根付いていたジョークの一つ。否、下ネタに毒されていたり大友な精神を持っていれば誰でも一度は想像にいたるはず。
剛「ウマそうなケツをしてるなッ！稚児さんにしてやろう」
のび「（SOS的に）ドラえもーーん！！」
有名なシミュレーションゲームシリーズ。アクワイア開発・SCE販売。
