概要
家の電球を割ってしまい、代わりに野球のボールを取り付けて誤魔化そうとしたのび太に、心底あきれ返った表情でこの言葉を叩きつけた。
あまりに容赦の無いドラえもんの言動(まあ実際本当にバカとしか言いようがない考えではある)が読者にインパクトを与えたのか、相手の思慮の足りない発言に対する揶揄・煽りの意味を込めて使われるネットスラングとして一部で流行したが、初出となったエピソードは非常にマイナー。
多くの場合、原作のこのコマを再現したAAが一緒に貼られる。
原作のドラえもんは他にも何かと毒のある発言が多かったりするので、暇と興味があれば調べてみるのも一興かもしれない。
のび太がこの行動に至った理由としては、当該話が掲載されたのは小学館の学年雑誌の小学二年生であり、のび太も二年生設定である。ドラえもんは小学○年生に掲載された際、のび太及び同学年のキャラは雑誌の学年と設定を合わせているため話の展開もやや低年齢向けとなっている(単行本では4年生が基本設定、アニメでは5年生)。
似た台詞として短編「のび太の地底国」と短編「腹話ロボット」における「ばかだねえ。じつにばかだね。」もある。
映画『のび太のひみつ道具博物館』では、ドラえもんがこの2つの台詞を両方とも発言するシーンがある。
また、釣りボーカロイドからUTAU化された重音テトの決め台詞「君はじつに馬鹿だな」の元ネタである(他にもネズミ嫌い等ドラえもんを意識した設定がある)。