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郷田真隆の編集履歴

2020-03-15 21:25:49 バージョン

郷田真隆

ごうだまさたか

日本の将棋棋士九段。通算タイトル獲得数6期。「羽生世代」の棋士の一人である。

概要

郷田真隆とは日本の将棋棋士。1971年3月17日生まれ。東京都練馬区出身。故・大友昇九段門下(同門に森雞二九段)。棋士番号は195。いわゆる「羽生世代」の棋士の一人。

竜王戦は2組、順位戦はB級1組7位(2020年より)。


棋歴

3歳の頃、父から将棋を教わる。1982年12月、奨励会入会。1990年、19歳で四段(プロ入り)。

1992年度、第33期王位戦では、挑戦者決定戦で佐藤康光六段を破り挑戦権獲得。谷川浩司王位との番勝負では4勝2敗で制し奪取。初タイトルを獲得した。四段でのタイトル獲得は史上唯一の記録である。(現在は、規定上タイトル挑戦を決めると五段になるため、この記録を塗り替えるのは制度上不可能である)タイトル獲得という抜群の成績により五段昇段。

1993年度、第14回将棋日本シリーズで谷川王将を破り、棋戦初優勝。その後3連覇を果たす。

1998年度、第69期棋聖戦では、挑戦者決定戦で藤井猛六段を破り挑戦権獲得。屋敷伸之棋聖との番勝負を3連勝で制し、奪取。初の棋聖位を獲得した。

1999年3月、第57期B級1組順位戦では9勝2敗の成績でA級昇級と八段昇段を決める。しかし、翌年の第58期A級順位戦では、3勝6敗の成績で降級となった。

2001年度、第72期棋聖戦では、挑戦者決定戦で深浦康市六段を破り挑戦権獲得。羽生善治棋聖との番勝負を3勝2敗で制し、奪取。棋聖復位を果たす。また、タイトル3期獲得により九段へ昇段。

2011年、通算700勝達成。

同年度、第37期棋王戦では、挑戦者決定戦で広瀬章人七段を破り、挑戦権を獲得。久保利明棋王との番勝負を3勝1敗で制し、奪取。初の棋王位を獲得した。

2013年、第63回NHK杯テレビトーナメントで丸山忠久九段を破り、自身初のNHK杯優勝を果たした。

2014年度、第64期王将戦では、挑戦者決定リーグで4勝2敗の成績となる。同率の羽生名人とのプレーオフを制して挑戦権獲得。渡辺明王将との番勝負を4勝3敗を制し、奪取。初の王将位獲得を果たした。44歳での初王将獲得は史上最年長記録。

2015年、通算800勝(将棋栄誉敢闘賞)達成。

2016年2月、第74期A級順位戦において3勝6敗となり、連続11期・通算13期在籍したB級1組への降級が決まった。


棋風は相手の作戦を真正面から受けて立つことが多く、直線的な攻めを得意とする剛直な棋風である。その指し手は格調高いと評されることも多々ある。


余談

若い頃は将棋界屈指のイケメンとしても知られており、「若武者」と呼ばれていた。また、棋界きってのプロレス好きとして有名であり、プロレス雑誌にもインタビュー記事が載ったことがある。

また、2007年に行われた第28回日本シリーズ2回戦において佐藤康JT杯相手に自身初の反則負け(二歩を犯してしまったことがある。

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