ロックマンエグゼ3にも同名のネットナビが登場する。
概要(ロックマン)
DWN.(ドクターワイリーナンバー)048。有賀版ではMXN(ミスターエックスナンバー)048
全身に鎧を纏った、戦国武者モチーフのロボットである。
一見重装備に見えるが、機動性を重視しており軽量化されているため、見た目より防御は低い…という設定なのだが、公式発表の防御力、スピードの数値とこの設定が噛み合っておらず、特に機動力はスピードに難があるとされるナイトマン以下の数値となっている。
槍の名手であり、特殊武器のヤマトスピアは槍の穂先を飛ばす技。だが本人は日本刀マニアである。
武士道精神の持ち主であり、正々堂々とした戦いを好む。また、律儀にも飛ばした穂先を取りに行くことも。
池原版では弱点であるシルバートマホークを受けても怯むことなく反撃し、ロックマンを追い詰め、機能を停止してもロックマンを攻撃せんと槍を構えるというサムライの闘志を見せ付けた。
ちなみにヤマトマンの応募者によると鎧武者というかファイナルファイトシリーズのソドムをモチーフにしているらしい。
また日本代表のロボットであるが、応募者はクレジットロールを見る限り海外のファンのようである。
開発側が意識していたかは定かではないが「薄手の鎧を纏う槍の名手」のイメージは、実在の戦国武将である本多忠勝にも通ずるものがある。
入手武器
ヤマトスピアー
槍の穂先を飛ばす武器。連射力と貫通力に長けているが、意外と燃費が良くない。
一発ごとに上向き・下向きと方向が入れ替わって飛んでいく特徴がある。
ナイトマンの弱点であり、盾を貫通してダメージを与えられる。
また、メカザウルスにも有効。
余談
OVA『ロックマン星に願いを』ではサムライマンが登場。ワイリーマシンや武蔵坊弁慶の意匠があり、巨大なサイズである点以外はヤマトマンにそっくりである。(作中時系列ではまだロックマン5が子供達にプレイされている時期。もしかしたらワイリーは………。)
ヤマトマンはおそらくステージからして日本製ロボットだと思われる。が、後年にロックマン11でブロックマン・パイルマンといった日本企業と思われるロボットが登場している。
概要(ロックマンエグゼ)
CV:山口太郎
初登場はロックマンエグゼ3。
クリア後に行ける隠しエリア「シークレットエリア」を守衛する自立型ネットナビ。自称「電脳世界一の槍使い」。
外見は戦国時代の鎧をモチーフとしていた初代と異なり、兜以外は古代日本の鎧に近い。正に大和マンである。
根っからの武人気質で、卑怯な戦法を好むダークマンとは犬猿の仲。
横2縦3の範囲に槍を連発する「サウザンドスピア」、3マス前まで槍で突き刺す「ストレートスピア」、銃弾系の攻撃を槍を回転させ跳ね返す「スピニングリフレクト」が必殺技。また、こちらのロックマンのエリアを奪いつつ突撃する小さな武士を召喚する「足軽増援」という技も持つ。
海外名は「JAPANMAN」。和風なデザインの彼に相応しい名である。
作中での活躍
ロックマンエグゼ3
ダークマンを撃破したロックマンの前に立ちふさがる。
元々は科学省の精鋭部隊の隊長だったが、セレナードに敗北し、そのままセレナードの部下となった。セレナードからは「とても頼もしい男」と言われ、信頼されている。
ロックマンエグゼ(アニメ)
第三期にアステロイドとして登場。ライカの友人イリヤのネットナビである。
イリヤの「武器は使われてこそ輝く。このような場所(博物館)に居ては武器が可哀そうだ」という意志に同調し、博物館から武器を強奪する。
だが、イリヤの「勝つことと他人を傷つけることは違う!」という言葉を聞いたことで彼を見限り、始末しようとするが、クロスフュージョンした熱斗とライカに敗北しデリートされる。
第4期ではグレイガ側のゾアノロイドとして登場。獣化後は槍でなく二刀流で戦ったが、ロックマングレイガビーストにあっさり敗れた。
関連イラスト
エグゼ版