ボンバーマンとは、ロックマンシリーズに登場するキャラクター(ロボット)である。
海外名はBombmanである。(ハドソンのボンバーマンはBomberman)
概要(ロックマン)
元々は岩盤破壊用のロボットで、ガッツマンと同様開拓作業などで活躍していた。
ものを大事にしない性格で、好きなものはボーリングで嫌いなものはライターとマッチ。
不要建造物破壊用の巨大爆弾「ハイパーボム」を取り出し、次々と投げつけてくる。
弱点武器はファイヤーストーム。
動きは素早いものの防御力が低く、なるべく接近するような立ち回りを心がけるとあまり爆弾を投げずにジャンプを繰り返すという、後のロックマン5の8ボスの大半に見られる様なアルゴリズムを持ち、攻撃力も常識レベルなのでさほど手強い相手ではない。
ステージセレクトで「BOMBMAN」表記なのは「BOMBER」が英語では爆弾魔(爆弾を使う者)の意味がある為かと思われる。ちなみにボンバーはドイツ語である為、英語的に言うとボマーマンが正確か。
「ロックマン」開発でのデザインラフ画において盾を持った量産型ボンバーマンのアイディアもあった様子。
入手できる特殊武器
ハイパーボム
不要建造物破壊用の爆弾を前方に投げつける武器。爆弾は短い飛距離を放物線状に飛び、着弾すると数回バウンドした後に静止し、その後爆発して周囲の敵を攻撃する。 威力こそ高いものの、ダメージは爆風にのみ発生するため、爆弾自体ではダメージを与えることができない。また、投げてから爆発するまでに大幅なタイムラグが存在する。
ガッツマンの弱点で、3発で撃破可能。
原作では最も使い勝手の悪い武器であったが、リメイク作である『ロックマンロックマン』では、敵にぶつかった直後に爆発する仕様に変更され、使い勝手が向上している。
また、こちらではアイスマンの弱点。
スマブラ3DS/WiiUにロックマンの必殺ワザメタルブレードのカスタマイズとして登場。
ロックマンロックマンのボンバーマン
CV:うすいたかやす
一人称は「おらっち」。喧嘩と花火に生きる、典型的なチャキチャキの江戸っ子で、イナセな兄ちゃんと色っぺえ姉ちゃんが好き。爆弾の取り扱いに長けており、自分の技術に誇りを持っている。また個性的過ぎるファイヤーマンの会話についてこれた数少ないロボットである。
ボスとしての性能は、FC版と大きな差は見られない。しかし、ハイパーボムを投げずに連続ジャンプをする際、次のジャンプアクションを行うまでに僅かにタイムラグが生じるようになっている。また、難易度がきつきつの時は一度に投げるハイパーボムの数が二つに増える。
大技は、巨大なハイパーボム。地面をバウンドしながら迫ってくるパターンと、プレイヤーをめがけて飛んでくるパターンがある。どちらのパターンで投げるかは発動時のセリフで判別可能(「てやんでえ!」→前者「べらぼうめ!」→後者)。なお、発動直前にダメージを与えると無敵状態にならないことがあるというバグが存在する。
弱点武器がファイヤーストームからローリングカッターに変更されている。
プレイヤーとしての性能は、ハイパーボムはロックマン使用時は画面に1つしか出せないが、ボンバーマンの場合は2つ出す事ができる。 専用のアクションは、「ハイパーボムを投げる際に方向キーを押すことで、投げる角度の調節ができる」。
また、ボンバーマンとしてに限ったことではないがハイパーボムが時間経過のみではなく敵に接触した場合も爆発するようになり、FC版と比較して使い勝手が格段に上がった。
一方で、バグによりハイパーボムに対して耐性を持つボスが、本来相性の悪い関係にあるカットマンの他に、ガッツマンと入れ変わる形でタイムマンも居り、やや割を食っている。
ロックマンメガミックスのボンバーマン
『ロックマン誕生』から初登場し、当時はワイリーによって敵ロボットとしてロックマンに立ち向かったが、『R破壊指令』以降から他のライトナンバーズと供にロックマンをサポートする仲間として登場するようになる。
作中では活躍する機会は少ないが、ガッツマンとは仲が良く、一緒にいる事が多い。更によく驚いた表情を浮かべる事が多い。
デザインに関しては原作とはほぼ変わらないが、特殊武器である『ハイパーボム』は背中のハッチから取り出せるように設定されている。更に爆弾の導火線は火でつけるタイプではなく、電球を点滅させて爆発する仕組みになっている。
Archie Comics Mega Manのボンバーマン
『ロックマン編』から初登場し、当時はワイリーによって敵ロボットとしてロックマンに立ち向かったが、後にライト博士の修理により、ロックマンをサポートする仲間として登場するようになる。ライト博士曰く『彼はバスターだけでも簡単に倒せる設計になっている』との事で、ロックマンがライトナンバーズの中でも最初に戦った相手となった。
『ロックマン2編』ではワイリーによって洗脳されたロックマンを救出すべく、ライトナンバーズと供にワイリー城へ侵入し、無事ロックマンの正気を取り戻せた。その後ロックマンと供にブービームトラップに潜入し、彼の『ハイパーボム』とロックマンの『クラッシュボム』のダブル攻撃で楽勝するほど活躍した。
ガッツマンとは仲が良く、一緒にいる事が多い。楽しい事が好きで、『オイル・タイムマン編』では作業中にも関わらずロックマンとガッツマンと一緒に遊んでいた。
概要(ロックマンエグゼ)
CV:宇垣秀成
WWW所属の自律型ナビ。言語プログラムが不完全なため、喋りに訛りが入っている。爆弾や地雷を駆使して侵入者を排除する。
本家とは大幅にデザインが異なっており、肩に爆弾を装備し、腕や足にはオレンジ色のブロックプロテクターを装着している。
作中での活躍
ロックマンエグゼ
裏インターネットからのWWWのサーバーを守衛している。
ロックマンに敗北するが、自爆してサーバーの入り口を消滅させた。
ロックマンエグゼ(アニメ)
第一期のN1グランプリ編で登場。
ゲームと同じく、ワイリーが作った自律型ナビ。しかし言葉に訛りはなく、一人称は「オレ」。
ゲーム版の爆弾攻撃に加え、ガトリング砲やミサイル攻撃などゲーム版とは異なるアニメ独自の攻撃手段も持っている。
ストーンマンとコンビを組んで暗躍する。対戦相手を事前に襲撃し不戦勝にしたり、ヘビー級ネットナビガッツマンをパンチの一撃だけで倒すなど、かなりの実力を誇る。
準決勝にてロックマンとブルースに敗北したが、後にストーンマンとともに復活。その際、ファラオマン捕獲の為に大量に量産された(オリジナル以外は喋らない)。しかし、スタイルチェンジの力を得たロックマンに敗北しデリートされた。
第三期でアステロイドとして蘇る。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
スピリットとして登場。特性は爆弾にちなんで「ボムへい持ち込み」。なお、表記は「ボンバーマン(ロックマン)」なぜなら、スピリットにハドソン(コナミ)の方のボンバーマンもいるからである。
まさかのボンバーマンとボンバーマンの共演となってしまった。
関連イラスト
ロックマン
パロディ
関連タグ
その他、爆弾関連のロボット