「あなたのハートたたっ斬る! 恋の辻斬り姫こと〜 史乃沙優希…参上〜です〜!」
概要
日本刀収集という、ちょっと奇怪な趣味を持つ魔法少女。
刀絡みで興奮すると、風変わりな感嘆の声を漏らしてしまうなど、好きなこととなると周りが見えなくなりがち。
歴史ある水名の街をPRするローカルアイドルとしても活躍中。
(『マギアレコード』内アーカイブ『魔法少女』より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市 |
学校 | 水名女学園 |
年齢/学年 | 18歳/高校3年生 |
肩書き | 魔法少女・アイドル歌手 |
願い事 | 一緒に(刀剣のことで)盛り上がれる友達がほしい |
固有魔法 | 魔力提供 |
キャラクターデザイン | 夜ノみつき |
声優 | Machico |
人物像
メインストーリー第2章において、水波レナが夢中になっている「歴史と浪漫の刀剣愛ドル」として名前だけ登場していた。本人が初登場したのは梢麻友の魔法少女ストーリーと期間限定イベント『ほわほわ少女頑張る!〜待って、それ誤解です!〜』で、ここで初めて魔法少女であること、水名女学園の生徒であること、麻友の友人であることが判明した。
「~なのです」「~のです」といった特徴的な丁寧語で話すうっ頭が
何かあると「はわわ~」と慌てる。おっとりした性格で、物覚えが良くなく、歌の歌詞や、ドラマの台詞はノートにびっしり声に出しながら書かないと覚えられないらしい。
刀剣収集が趣味とのことで、もしかしたらあの有名刀剣擬人化ゲームを嗜んでいるかもしれない……?
愛称はさゆさゆ。ちなみにアイドル時の名乗りとコールは「あなたのハートをたたっ斬る!「恋の辻斬り姫こと~史乃沙優希…参上~です~!」(きゃ~!さゆさゆ!!斬って~!!袈裟から斬って~!!)デビュー曲は「辻斬り☆プリンセス」。
イベントでは「国宝ハイエンド」という曲を披露している。
本来、歌やダンスの才能は乏しいものの、それを補ってあまりあるほどの努力の天才であり、ファンのみんなを楽しませたいという強い思いで困難を乗り越えていく、まさに理想的な”応援したくなるアイドル”的な人格の持ち主。
魔法少女として
黄色と白が基調のふわふわしたワンピースに、ダイヤ模様のたすきをかけている。ソウルジェムの色は濃いめのオレンジ。形は長方形。位置は鎖骨の下。武器はマイク。
刀剣アイドルとのことでてっきり和風の装束かと思いきや意外に現代風である。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×0 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 22146 | 6609 | 6071 |
★5 | Lv.100 | 27907 | 8339 | 7651 |
コネクト「いざ、討ち入りじゃ!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力アップ〔Ⅶ〕&アクセルMPアップ〔Ⅶ〕 |
★5 | 攻撃力アップ〔Ⅹ〕&アクセルMPアップ〔Ⅸ〕 |
マギア「次はこの曲」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 全体にダメージ〔Ⅴ〕&攻撃力/防御アップ(全/5T) |
★5 | 全体にダメージ〔Ⅶ〕&攻撃力UP&防御UP&状態異常耐性UP(全/5T) |
ドッペル「職責のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 全体にダメージ[Ⅸ]&攻撃力UP&防御UP&状態異常耐性UP(全/5T) |
専用メモリア「大切なお友達からのメッセージ」
手書きの言葉、画面越しの言葉、短いメッセージ、長いメッセージ…
形は違えど、そのどれもに込められているのは同じ形の気持ち
彼女にとってその気持ちこそ、何より嬉しいメッセージ
「応援してます」その気持ちだけでなんだって頑張れる
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 史乃沙優希 |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
初期値 | 510 | 0 | 424 |
スキル「チアリング〔Ⅲ〕」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | HP自動回復[Ⅲ](自/3T)デバフ解除(自) | 10T |
限界突破 |
経歴
メインストーリー/アナザーストーリー
第1部『幸福の魔女編』
第2章にて、水波レナが夢中になっているアイドルとして名前が登場。
なお十咎ももこは推していないアイドルらしい。
神浜市のほとんどの魔法少女が登場した第10章では登場せず、ワルプルギスの夜との戦いにも姿を見せなかった。
魔法少女ストーリー
史乃沙優希
- 1話「沙優希はちょっと変わってる」
- 史乃沙優希は、水名のローカルアイドル兼魔法少女。まさか自分がアイドルになるなんておもいもしなかった。それは、魔法少女になった際の願い事が関係していた。
- それは、高校生になったばかりのころ、沙優希は刀剣鑑賞と収集が趣味なのだが、周りの子にその趣味は理解されなかった。なので、現れたキュゥべえに願う。一緒に刀剣のことで盛り上がれる友達が欲しいと。
- そして魔法少女になった沙優希だが、なかなか一緒に盛り上がれる友達ができない。本当に願いが叶ったのか半信半疑になっていた頃、水名のローカルアイドルにならないかと芸能事務所の人にスカウトされる。水名の刀剣や歴史をPRする仕事……刀剣と言う言葉に沙優希は心動かされ、気がつくと芸能事務所の書類にサインし、アイドルになってしまった。
- はれ?話を聞くだけのつもりが……沙優希サインしちゃいました……?
- 2話「刀剣アイドル・史乃沙優希見参」
- こうしてアイドルとして歩み始めた沙優希であったが、ダンスも歌も何一つ上手くいかず、何をやっても楽しくない日々が続いた。
- そんなある日、沙優希のお披露目ライブの日にちが決定した。願い事で欲した、「一緒に“刀”のことで盛り上がれる友達」、ではなく、ライブで“一緒に盛り上がる”に勘違いされた!?と沙優希は目を白黒させてしまう。
- そして、ライブの日。緊張しながらもデビュー曲「辻斬り☆プリンセス」を歌うと集まっていた沢山のファンは大盛り上がり。(楽しくなってきたかも)と沙優希は声援を受けながら歌い続ける。最高の盛り上がりで歌い終わった沙優希。大盛況のうちに終わったライブは沙優希にこれまで見たことのない景色を見せてくれた…………こうして沙優希は自分の願いが叶っていたことを知ったのだった。
- こんなに盛り上がるなんて…………えへへ、なんだか嬉しいです~
- 3話「沙優希の大切なお友達」
- 早くも次のライブの日程が決まる。しかし沙優希はもう逃げ出したいとは思わなかった。ライブのことを思うと頑張りたいという気持ちになってくる…………歌もダンスもまだまだだが以前より前向きに慣れたのだ。
- しかし次のライブでは、以前より沢山のファンが押し寄せて、柵を壊してしまった。その光景に沙優希は幼い頃、親に連れて行かれたライブでもみくちゃにされ大変な思いをしたことを思い出してしまう。恐怖で歌えなくなった沙優希。結局その日のライブは中止に。
- ファンの皆を悲しませてしまった…………落ち込む沙優希にマネージャーから息抜きに美術館へ行ってみたらと言われ、久しぶりに水名美術館に足を運ぶ。そこで梢麻友と出会い、美術館でアルバイトをしはじめ、刀について勉強しようと思っていた麻友に刀剣について彼女に教えることに。
- こうして麻友と友達になった沙優希は、言葉にすれば伝わることを実感し、一つの決意をマネージャーを通してファンの皆に伝える。それは押し合ったり前に出たりする行為をやめてほしいということ。ファンに受け入れてくれるかどきどきしていると、会場から拍手が。ファンの皆は分かってくれたのだ。沙優希の願いを。
- こうしてこの日のライブは大成功。アイドルとファン…………魔法少女になるときに思っていたのとはちょっと違っていたが、それでもこの願いで良かった、と沙優希は思うのであった。
- 一緒に盛り上がってくれる皆さんは沙優希の大切な友達です~
期間限定イベント
キャラクターとしては初登場、大切なものを盗まれた被害者として登場上記の名乗り・コール・愛称などが判明する。
チャレンジクエストのステージ選択画面で十咎ももこが出てくる際には彼女関連のグッズ
をももこがなくしていた(使い魔に盗まれた)が判明するがメインストーリー第2章の時点ではももこは「自分は推していないアイドル」とはっきりと言っていたため矛盾が生じた。
それ以降にレナに布教されてハマった可能性も考えられなくもないが…
メインキャラクターとして登場すると同時にプレイアブル実装された。
本人は登場しない。しかし、話としては「沙優希ステップアップ仕る!ですぅ〜」の続きで、沙優希主演の水名PRドラマ「さゆさゆの水名辻斬り紀行」の企画として、佐倉杏子達の流れ着いた無人島に、「落ち武者が残した財宝」という設定で「さゆさゆが愛してやまない刀工・上桐殿に打ってもらった刀の押型(刃文などを写した物)」を用意したことがわかる。
本来は沙優希が宝探しに挑戦する企画だったが、「アイドルにやらせるには危険」という理由でボツになり、宝探しの謎解きと、挑戦者への褒美である刀の押型が無人島に残された。
しかし、発見したのは風見野市出身の杏子で、中身を見て「大ハズレ」と判断した。「さゆさゆ」が何者であるかを知らなかったからである。
こうして、刀の押型は今も無人島に眠っている。
テレビアニメ
3話にて自室に引き篭るレナが観ていたTVに映っていた。