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ナイトメア・ドーパントの編集履歴

2020-05-11 20:14:30 バージョン

ナイトメア・ドーパント

ないとめあどーぱんと

ナイトメア・ドーパントとは、仮面ライダーW第29-30話に登場したドーパントである。

「私の姿を見たら…もう帰れないぞ!」


概要

身長:262cm

体重:130kg

特色/力:夢の中へ自在に入り込み、夢空間拘束


仮面ライダーW』第29・30話に登場したドーパント


風都大学の何者かがナイトメアメモリを左腕に挿して変身したとされている。

他人のの中にダイブして操り、夢の中でその夢を見ている本人を捕まえて夢から醒めなくしてしまう。

武器はドリームキャッチャーと呼ばれるネット。これで敵を夢の中に拘束してしまい、拘束された相手は能力が途絶えるまで二度と目を覚まさず、いずれ衰弱して死に至る。さらに自信を容疑者から外す為に自分を昏睡状態にしたりもしていた。

眼を覚まさなくなった人は額にHの文字が浮かぶ。これがサブタイトルの「悪夢なH」の由来でもある。


夢の中では無敵であり倒してもすぐに復活するが、現実の戦闘ではルナメモリ系の攻撃に手も足も出ないなど、素の戦闘力は中の人間もあってかあまり高くない。

だが、精神干渉波に耐性があるとされる照井を陥れた数少ないドーパントでもある(あくまで照井に耐性があるのは精神干渉"波"であって、ナイトメアは直接相手の精神の中にダイブする能力なので照井にも通じた)。

またあくまで相手の夢の中であるため、なにもかもを完全に操作できるわけでもなく、相手もその気になればある程度好き勝手することができる(特に同じような能力で翔太郎の夢にダイブする形でいたフィリップは完全に影響下に置けなかった)。

またダイブしている間はフィリップと同じで現実の体は無防備な状態で放置されるのも大きな弱点である。感覚は常時繋がっているらしく、有事の際はすぐに現実の肉体に戻ることもできるがその場合は当然ながら相手の夢からは出ていくしかない。

このように数あるガイアメモリの中でもかなりクセの強い能力のメモリである。


正体

正体は学生の福島元(ふくしま はじめ)。自分に好意を持っている(と思い込んでいた)学生の雪村姫香が研究室の全員を「運命の王子様」と呼んで色目を使っていたことに怒り、彼女を眠れないようにすることが目的だった。

大学の脳科学研究室の学生達を次々に眠らせ、自らも被害者のフリをする事で自分に疑いが向く事を防いでいた。


正体が発覚した後は現実世界でWと戦闘、ルナメモリに翻弄されてあっさりメモリブレイクされている。


備考

このエピソードでは夢の中ということでいつもの面々が時代劇の登場人物関西人等に扮し、コスプレ回および『W』でもかなりのカオスである。その度合いたるや、公式が病気で名高いハイパーバトルビデオに匹敵するレベル

屋外に野晒しで(しかもわざわざフィリップが翔太郎の枕を持ってきて)眠るW(とフィリップの体)、フィリッ八、江戸の町を自転車で疾走するWの光景はカオスかつシュール(野晒しで眠る件は作中でも井坂にツッコまれている)。あと照井が珍しく絶叫する。

『疾風』『切札』のガイアメモリに本物と同じ立木文彦氏のガイアウィスパー、変身する翔太郎に歌舞伎の隈取りのような紋様が浮かんだりと芸も細かい…というか努力の方向音痴

亜樹子が夢の中で"なにわの美少女仮面"に変身したのもこのエピソードである。


しかしそれでいてただのネタ回ではなくエクストリームメモリが現れたりと本筋への布石もしっかり打たれている。


なお、大阪が登場するシーンの撮影は実際の大阪で敢行された(基本的に関東圏で撮影する平成ライダーにおいてはかなり珍しい)。

ちなみに、フィリップ役の菅田将暉氏と亜樹子役の山本ひかる氏は実際に大阪府出身であり、作中話している大阪弁はネイティブのもの。滋賀県出身である照井役の木ノ本嶺浩を含めると、本作の主役側メインキャスト4人中3人が関西出身だったりする。


関連タグ

仮面ライダーW ドーパント みんなのトラウマ 公式が病気

関連・類似キャラクター

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