CV:こおろぎさとみ
人間換算年齢:4歳。
好きな食べ物:魚、お菓子、干し草、焼いも。
嫌いな食べ物:ニンジン。
趣味:ガッシュと遊ぶ事、歩く事、走る事、噛む事。
本の色:うすいオレンジ
パートナー:カフカ・サンビーム
「メルメルメ~!」
概要
ガッシュの仲間で仔馬の姿をした魔物(馬族という種族)。性別はオスであり、一人称は「僕」。本名は「シュナイダー」だが、まだ子供であるため「メルメルメ~」としか発声できず、また彼の本名を知る魔界時代の知り合いがガッシュ以外にいなかったため、「馬の怪獣みたいな感じだから」という理由で清麿に「ウマゴン」と名付けられてしまった。ガッシュは魔界の頃は本名を知っていたが当初は記憶をゼオンに奪われており、また記憶が戻ってきた後もウマゴンの本名は忘れていた。落ちこむと、泣きながら体育座りをする。手が蹄の為、紐を結ぶ事ができないが、物を持ったり、物を投げることができる。
性格は争いが好きではない優しい気質で人懐っこい。特に魔界時代から友達だったガッシュに懐いている。当初は母が作ったブックホルダーを壊したり、大好きなガッシュを戦わせていた清麿にだけ懐かなかったが、デボロ遺跡での経験を経て和解した。
戦いが苦手なため、魔界の王を決める戦いにも積極的には参加せず、パートナーが見つかることも本心では恐れていた。ナゾナゾ博士によってパートナーのサンビームが見つかった後も戦いからは離れていたが、悩み抜いた末に千年前の魔物たちと戦うガッシュたちを助けるために勇気を出してサンビームと共に戦うようになった。
呪文
(原作で出てきた呪文のみで考えると)自分の肉体を強化して戦う術が全て、ゲームオリジナルの肉体強化系以外の呪文にしてもコルルなどと同様にその延長線上のもの。ファウード編やアニメの影響で炎の術を使う魔物とよく思われているが、全ての術で自身の肉体(特にスピード)が強化される。後述のシン・シュドルクを会得したことで、デメリットはあるものの作中トップクラスの機動力を手に入れている。
シュドルク
ウマゴンの全身を鎧で覆い、移動速度も上げる術。同時に第二の術も出現していたため、原作のバトル用で使用したのは初回登場時とカルディオ戦、ザルチム戦のみ。大人1人を乗せる程の力を持つ。
ゴウ・シュドルク
鎧装着の他に一角獣のような角が生え、シュドルクより強化・高速化され、体も一回りほど大きくなる術。アニメ版では、空中に浮遊している描写も見られる。心の力が少ないときは、ディオエムル・シュドルクの代わりにも使用される。大人3人を乗せる程の力を持つ。
ディオエムル・シュドルク
全身に炎を宿す鎧と角が付いた攻防一体の術。力の制御に慣れていなければ、パートナーさえも焼きかねない危険な術でもある。使いこなせる事ができれば、以下の様な様々な戦術を用いる事が出来る為、汎用性であればシン・シュドルクさえ上回る。大人8人以上を乗せるまたは、引っ張る程の力を持つ。
- 球の盾(ラッピング):身の回りに炎を球状に放出し、身を守る。
- 剛炎の盾(ブロック):壁のように炎を放出し、身を守る。
- 炎の槍(ジャベリン):角の先端に炎の力を集め、相手に突撃する。強力で、ファウードの力でパワーアップしたファンゴの最大呪文を突き破るほどの威力がある。
- 炎の兵隊(トルーパー):幾つかの炎の分身を作り出す。
- 炎の光速矢(ライトニングアロー):炎で身を包み、炎の兵隊と共に高速で相手を攻撃する。ただし、身体の負担が大きい。
シン・シュドルク
ウマゴンの最大術。強力な鎧と角に加え、新たにブースターをも獲得した、ディオエムル・シュドルクより強化・高速化される術。ブースターがあるため、空を自在に翔る事ができ、ディオエムル・シュドルク状態の姿よりも一回り巨大化する。鎧の形態はある程度の範囲で変形可能。パートナーがダメージを受けないように覆ったり、体をホールドする事で、乗っている者を落とさないように抱え込む形に出来る。音速を越えたスピードと極めて小回りの利く旋回性能、シン・クリア・セウノウス・バードレルゴを振り回せる程のパワーとスピードを手に入れているが、ディオエムル・シュドルクと比べて強力すぎるため作中では最後まで制御仕切れず、長時間の使用をすると肉体、精神が崩壊して死んでしまう危険性を秘めている。なお作中の描写から、同じ高速移動系の「シン」の術であるアシュロンの「シン・フェイウルク」とは最高速度や航続距離などは劣るが小回りやパワー強化の面では上回っている様で、どちらが上とは言い切れない。
後にガッシュの金色の本の力でウマゴンが現れた際には、宇宙へと逃亡したクリア完全体を追う手段として使われた。なお、大気圏突破も可能であるらしいが、さすがに宇宙空間の苛酷な環境を耐える能力までは持っていない模様(この際はコルルのシン・ライフォジオと併用して使われた)。
バオウ・メルメル
アニメ版にてウマゴンが考えた架空の呪文。口から強力な光線らしきものを吐く。
シュドルド
ゲームオリジナル呪文。ひし形の盾を召喚し、相手の攻撃を防ぐ。
シュドルセン
ゲームオリジナル呪文。複数の角を飛ばす。
ジオ・ラ・シュドルク
ゲームオリジナル呪文。地面から巨大な角を召喚する。
ギガノ・シュドルク
ゲームオリジナル呪文。エネルギーを纏って突進する。
余談
人気投票では第1回は4位だったが、第2回以降は2位とガッシュに次ぐ人気のキャラである。(第3回では、清麿は「もうウマゴンには勝てないのか!?」と嘆いていた)
作者によると割合的には馬が7割、ロバが1割、羊が1割、犬が1割でデザインされた。また、作者曰く一番描くのが楽なキャラとのこと。
(ほぼWikipediaから引用)
作者の後の作品であるどうぶつの国にも同名の馬が登場する。
関連タグ
シュナイダー(ウマゴンの本名)