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も~れつプププアワー!の編集履歴

2020-05-30 11:30:18 バージョン

も~れつプププアワー!

もーれつぷぷぷあわー

『星のカービィ も~れつプププアワー!』とは、谷口あさみによるコロコロコミックに連載されていたギャグ漫画である。

概要

同誌で12年間連載されていたひかわ博一の「星のカービィ デデデでプププなものがたり」と交代という形で2006年12月から連載した谷口あさみによる漫画である。ひかわ版と比べて、作画は柔らかい感じの描写だが、ときどき劇画タッチやリアル画になる(特にデデデ大王やナックルジョーが呆然とした時や驚愕した時に使われる)。ボケやツッコミのリアクションが大きく、ギャグ漫画の要素が高い。そのために、ひかわ版に慣れ親しんだ愛読者からは賛否両論の評価がなされている。

しかしその一方で、ひかわ版にはなかったバトルシーンや友情をテーマにした熱い展開などがある。

主に「参上!ドロッチェ団」、「ウルトラスーパーデラックス」、「毛糸のカービィ」、「あつめて!カービィ」、「星のカービィWii」、「星のカービィトリプルデラックス」、「星のカービィロボボプラネット」を題材としている。連載から10年を目前にした2016年10月に最終回を迎えて終了した。本作品と入れ替わる形で「プププファンタジー」が連載されることとなる。近年では、小学館ウェブサイトにカービィカフェに関するさくま良子版カービィの書き下ろし漫画が掲載され、「デデデでプププな物語」がコロコロアニキで再び連載される中、こちらは音沙汰なしである。


主な登場人物

カービィ

この漫画の主人公。語尾に「なのだ」とつけ、「プ!」「プ?」が口癖。笑い方は「アハハハハ」。

宇宙一の能天気者で、恐らくひかわ版以上のボケ役。しかし、友達想いの一面もあり、前作と比べて味方が多い。プププランドの住人に迷惑をかけるものの、ひかわ版と比べてやや控えめである。

基本的に考え無しだが、食べ物に絡むと知性が働く。カービィにとって命にかかわる大事よりも空腹が深刻らしい。カービィが食欲がないという事は宇宙が崩壊してもありえない事らしい。

コピー能力は、キャラを吸い込まずに「コピー能力!!」と叫ぶ事による変身か氷や羽根などの物体を吸い込む形となっている。


デデデ大王

デデデ城に住む大王であり、カービィのライバル。一人称は「わがはい」で、関西弁で喋る。

笑い方は「なはははは」。プププランドの住民を「庶民」と呼んでいるが、それほど険悪ではない。

連載当初は完全なサブキャラだったが、2巻終盤以降から準主役級に返り咲いた。

ツッコミはハンマーによる殴り飛ばしやバックドロップなど、バウファイター曰く「エネルギッシュかつバラエティーあふれるツッコミ」である。どちらかと言えば常識人。

カービィに意地悪したり張り合ったりしたりするが、二人で南の島へ年末年始を過ごしに行くなど基本的には仲がいい。 ヘタレな印象の強いひかわ版・さくま版に比べれば、本気でバトルするときにはカービィ、メタナイトに引けを取らない強さを見せる。

ただし、ひかわ版・さくま版同様、お化けが苦手。 低年齢向け漫画であるにもかかわらず、鼻フックされたことがある。


クールスプーク

上記を題材にした作品には登場せず、唯一「星のカービィ 夢の泉の物語」及び「星のカービィ 夢の泉デラックス」から登場しているキャラクター。

通称「クール」。真面目な性格のカービィの友達兼ツッコミ役。


バウファイター

存在感の薄いマイペースかつ皮肉屋な性格。通称「バウ」。カービィの友達の一人だが、老人のような物言いをする。厳格な行動を取る時もあるが、度胸が大きい一面もある。

一時期(30日くらい)、カービィが勝手に居候として暮らしていたことがあった。


ガオガオ

友達思いで心優しい性格だが、気弱な性格で、自分の身に危険が及ぶ事には一切関わろうとしない。しかし、本人もその性格を気にしている。


ナックルジョー

穴に落ちて出口を探していたところを落ちてきたカービィにぶつかり、気絶していたところをカービィの吸い込みによるヘルパー能力で回復したが、カービィのヘルパーとなってしまう。

当初はカービィにヘルパーにされた事がかなり不本意だったようで、反発することが多かったが、ワムバムロックの攻撃からカービィに助けられた事から協力する事を決意した。洞穴から脱出後はヘルパーから開放されたが、以後カービィの事を友達として認めるようになった。

以降も登場し、ドロッチェ団から取って代わりメインキャラクターとなった。

主にツッコミ役を担当している。


ドロッチェ

ドロッチェ団のリーダー。お宝を狙ってプププランドにやって来たが、1巻第2話では一転してコンビニ店長をやっていた。盗賊のほんの気まぐれらしいが、実は全国チェーン展開して大儲けしようとしているなどといったセコそうな一面を何度か見せていた。

読み切り版ではクールな性格だった。初期はメインキャラとして登場していたが、3巻以降は部下共々出番が少なくなり、モブキャラという扱いも少なくなかった。

メタナイトなどの気障キャラやクール系キャラが嘔吐する等の拒否反応を起こすほど嫌い。


メタナイト

\バッ/

原作以上にナルシストな性格で、、言葉が若干英語交じりでいちいちポーズを決める(ドロッチェ曰く「ミュージカル野郎」、デデデ曰く「騒がしいやっちゃ」)事が多いお調子者。ネタナイト

口癖は「オーマイガー!!」「ヘイ、ユー!」「愛と正義の名にかけて~」など。

笑い方は「フハハハハ」。女の子達からはかなり慕われているらしく、黄色い歓声を浴びては調子に乗り、その隙をカービィに突かれひどい目に遭う。カービィに敗北して以来彼をライバル視している。だらけきったプププランドに非常に絶えられないらしく、カービィから主人公の座を譲らせるため決闘を申し込んだことがある。しかし、バウファイターから「おまえには主人公としての素質がない!!」と酷評されたりしている。

「普通すぎる」などの罵言を気にして隕石から振ってきたときは、普段しないこととして泥鰌すくい(メタナイトダンス)をやって「メタナイトが壊れたー!!」と周囲を唖然とさせている。しかもこれが後遺症となり、この踊りは春の運動会で手に入れたカゴを使ってカービィ達が泥鰌すくいをやった際に、つられてやってしまった。

その他にも様々なぶっ飛んだ行動をしているもののここぞという場面には強い。


マルク

雪合戦しようぜ!

原作以上に凶暴で残忍な一面が目立つ。意外とツンデレな一面もある。谷口マルクも参照。


チップビルゲ

ありとあらゆるものにつっこみを入れまくる「つっこみ隊」を名乗る二人組。

そのツッコミは本作品だけにとどまらず、他の『コロコロ』連載陣にまで及ぶことも。

一度きりの出演かと思ったら、その後も密かに何度か登場している。


バッティーヘビーナイト

デデデ大王の側近。バッティーは語尾に「でっせ」や「まっせ」と少し砕けた敬語をつけて喋る。ヘビーナイトはデデデによく重荷の運搬を押し付けられている苦労人である。


ペイントローラー

サブキャラのひとり。随分人相が悪そうな顔が特徴。携帯電話を所持していたらしいが、カービィにぶつかって落とした挙句、ナックルジョーに踏み潰された。


コックカワサキ

行列のできるレストランの3つ星シェフ。少々イヤミな性格。一人称は「ミー」で協和語で喋る。

レストランのシェフの他にもケーキ屋やラーメン屋などの店主も兼任している。


ウィスピーウッズ

通称「ウィスピー」。1巻第8話で森の中で行方不明になった。ガオガオがカービィに捜索依頼を出し、カービィが見事に見つけたが、森の中の生活がいいと決心する。しかしその生活はIHが導入された近代的なものであった。デデデ曰く、彼のリンゴは1個1万円の価値があるらしい。

樹木のクセに昆虫が苦手(特に裏側が)。


パンま

この漫画オリジナルのキャラクター。カービィが「パン祭り」のことを「パンま釣り」と勘違いして出した紙に書いたカービィの想像した全長7mの魚で、外見はオッサン顔に唇が尖った外見をしている。当初は想像画にすぎなかったが、後に実在することが分かった。

トーンを異様に多く使う。その後もたまに登場している。カービィ曰く世界に1匹しかいないらしい。


関連タグ

コロコロコミック 星のカービィ 谷口あさみ

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