概要
CV速水奨
恩妙寺に住む、仮面を着けた世捨て人。
大門教(デーモン教)によりさらわれたジパングの女を取り戻す為の旅をしていたカブキ団十郎と出会い、なりゆきで打倒・デーモン教の仲間に加わる。
博識かつ錬金術に長けており、ガープ四使徒の一人である「黄金のカンビエ」に止めを刺す為の武器「王水の剣」を作ったり、ロンドンでもジパングの言葉が通用するようにしたり、デーモン教と敵対するドルイド教会を紹介してくれたりと、主人公のカブキを多方面にわたってサポートする。
礼儀正しく謙虚で、冷静沈着な性格だが、ジェットコースターに轢かれて「私は不死身です」と言ったり、力士であるプッシュ富士山を目の当たりにして「美しい肉体」「神の戦士」と大絶賛したり、ガープ四使徒の一人である「永遠のサングエ」の話になると感情が昂ったりと、時折怪しげな言動を見せる。
マントの下の服装について
主要人物でありながら、長らくマントの下の服装は不明な点が多かったが
カブキ伝26周年の当日、ツイッター上で辻野氏により設定画が書き下ろされた。
発売当時にファミ通誌上で公開されたものと比べると脇の下の配色が異なるが、これは紫色が正しいとのこと。
余談
月刊PCエンジンにて行われた人気投票企画「第1回天外オールキャラコンテスト」では戦国卍丸に次ぐ2位にランクインした。その際には、卍丸と素顔の世阿弥のツーショットを描き下ろしたテレフォンカードが抽選でプレゼントされた。
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正体(以下、ネタバレを含みます)
その正体は、かつて永遠の命に憧れ、ガープ四使徒の1人・永遠のサングエの配下となったドルイドの僧。
デーモン教の宗主・魔王ガープを封印する為のドルイドの魔法を歪めたがデーモン教の本当の目的に気付き、己の過ちを贖いガープを倒す予言の戦士を探す為、ジパングに渡った。
ブラッド城でサングエを倒す一歩手前まで追い詰めるが、最後の力を振り絞ったサングエにより、精神を操られカブキを攻撃するが、カブキの呼びかけにより正気を取り戻す。
しかし直後、サングエの攻撃からカブキを庇ったことにより、致命傷を負う。
その後、カブキの手を借りてサングエに止めを刺すことに成功するが、その命は助からず、花は枯れるからこそ美しさを永遠に留めておけるのだと悟り、カブキの腕の中で「友達ですよね」と言い遺して息を引き取った。
仮面とカツラを着けていたのは、吸血鬼であるサングエに噛まれた為、日光から身を守る為だと思われる(露天風呂には仮面とカツラを着用したまま入っていたので、頭部さえ守れば大丈夫なのだと思われる)。
更なるネタバレ
「カブキ一刀涼談」では、記憶を失くしながらも奇跡的に死の淵から蘇った。
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