- ロックマンシリーズに登場するキャラクター。本稿で解説。
- 『遊戯王GX』に登場するE・HEROの一体。→E・HEROスパークマン
スパークマンとは、『ロックマン3』及び『ロックマンエグゼ4』に登場するボスキャラクターである。
ロックマン3に登場するスパークマン
DWN.023
元々は充電用の作業用ロボットだったが、Dr.ワイリーが戦闘用に改造したもの。
とても大きな発電力を持ち、実にエレキマンの二倍の発電力だが、充電用のシステムを開放しているだけなので、エレキマンほどの攻撃力は無い。
改造後は「スパークショック」等の放電攻撃まで出来るようになっているが、常に電気を垂れ流していないとショートしてしまう構造になっている。思考回路にムラがあるらしく、戦闘の時以外はボーっとしている。普段はおとぼけ屋らしく、よくみんなを笑わせている。
また、仲間のロボットのエネルギーの補給も行っている。
初代のエレキマンよろしく刃物系統の武器に弱く、シャドーブレードが弱点。
入手できる特殊武器
スパークショック
ロボットの回路をショートさせる電気弾。ヒットすると一定時間対象の動きを止めることができる。
また、ショート状態の敵に別の敵が接触すると、後者にショートが入れ替わるという性質を持つ。
しかし、この武器が弱点であるマグネットマンとドクロボットK-176(エアーマン)以外、基本的にダメージは与えられない。
また、動きを止めた敵が画面内にいる間はメニュー画面を開くことができない。
スマブラ最新作のPVでも使用しており、フォックスを麻痺させ、動きを止めていた。
その後公開された桜井氏の解説動画を見る限りでは、上スマッシュワザとしての扱いになるようだ。モーションはスパークマンと同じく電極針を交差させて発射し、ダメージを与えて吹っ飛ばす。
また、3DS版ワイリー基地のBGMの1つに、ステージ曲が採用されている。曲名は「SPARKMAN STAGE」、編曲はゼノブレイドシリーズのゲーム音楽などを手がけた音楽ユニットACE。
また、GB版では敵をショートさせた状態で武器チェンジが可能となった。
スパークショックが有効なボスキャラクター
マグネットマン、ドクロボットK-176(エアーマン)
スネークマン(ワールド3)、ジャイアントスージー(ワールド3)
ラ・トール(スーパーアドベンチャーロックマン)
関連作品において
『ロックマンワールド3』では前半のボスの1人として登場する。
やはりキャラが大きくなったので攻撃が避けにくくなったが、ロックマンもチャージショットを得て攻撃力は上がっているので恐れる事はない。
『ロックボード』ではアイテムカードの1つとして登場。他のプレイヤーの建物を停電させ、使用料金を取れないようにする。
『スーパーアドベンチャーロックマン』ではボスの1人として登場。『2』『3』出身のボス16体の中で最後の1人として現れる。
ロックマンエグゼに登場するスパークマン
CV:風間勇刀
初登場はロックマンエグゼ4。
上文テルオのネットナビ。ドSで残虐な性格をしており、相手を電撃で痺れさせてから嬲り殺しにするというサディスティックな戦法を好む。
また、言動も粗暴。
- テメエをブチのめして優勝は俺がいただくぜ!(ロックマンエグゼ4.5)
- ゴミはゴミ同士、戦ってゴミになれ。その間に俺は粗大ゴミの始末をするぜ。(アニメ版)
といった暴力的な発言が多い。
X字型に放電する機雷を飛ばす「スパークボール」、エリア全域を電撃で攻撃する「スパークウェーブ」、敵の影武者を作り出し背後から斬りつける「メイクシャドー」が必殺技。
デザイナーの石原氏曰く、「プロデューサーの稲船氏の息子さんがいたく気に入っている」とのこと。
作中での活躍
ロックマンエグゼ4
「ジョーモン電気」の御曹司、上文テルオのネットナビとして登場。
ナビのオペレーションがからっきしで、卑怯なことをしてでも勝とうとするテルオのことをあまり良く思っておらず、関係は良好とはいえない。
基本的にテルオのオペレートの才能はないため、一人で戦闘を行っている。
しかし熱斗とロックマンのコンビネーションには敵わず、敗北。
テルオのために必死に戦うも彼に
「ボクのせいじゃない...、スパークマンが悪いんだ!ヒ、ヒヒヒ...、ボクが負けたワケじゃないんだ...」
と詰られ、
「う、うう...テルオ...てめえ...!」
と怒りを露わにした。その際、熱斗もスパークマンの肩をもち「スパークマンに謝れ!」と怒った。
ちなみに、1週目の決勝戦では必ずタップマンかスパークマンと戦うことになるのだが、周回制が前提となっている本作ではチップの攻撃力不足などの面からどちらも強敵となる。
ロックマンエグゼ(アニメ)
第二期で初登場。
シェードマンの配下の電気を操るダークロイド。
ゲーム以上に口が悪く、人間をゴミ呼ばわりしたり、女性型ナビのロールに容赦なく攻撃をくわえるなどサディストっぷりに磨きがかかっている。
手負いとはいえ、クロスフュージョンした熱斗と炎山に善戦したうえで勝利し、任務を成功させるなどかなりの実力者。後に他のダークロイドとともにシェードマンを裏切り「ネビュラ」に寝返る。
航空宇宙管理センターに侵入したり、列車を暴走させたりするといった事件を起こす。列車暴走事件の際、天敵である木属性のウッドマンを戦闘不能にし、ロックマンをピンチに陥れるが、ウッドソウルの力を得たロックマンに敗北。デリートされた。
終盤に他のダークロイド達とともに復活し、ネット警察に侵攻を開始する。
何故か第三期には登場しない。この点はバーナーマンと同様であるが、理由はわかっていない。
第四期ではファルザー軍のゾアノロイドとして登場する。
関連イラスト
ロックマン
ロックマンエグゼ