概要
司馬遼太郎の小説『国盗り物語』をベースに司馬の小説『新史太閤記』、『功名が辻』、『尻啖え孫市』、『梟の城』などを脚色した1973年度NHK大河ドラマ。全51回。
第18回までの主人公を斎藤道三、第19回から第51回までの主人公を織田信長とする。
登場人物
美濃篇
一介の油商人から美濃国守護・土岐頼芸に取り入って一代で守護代となり、美濃を乗っ取る。
- 土岐頼芸(演;金田龍之介)
美濃国守護。油商人の松波庄九郎を守護代に取り立て、愛妾の深芳野を下げ渡す。
が、後に道三と対立し、国を追われる。
- 深芳野(演:三田佳子)
美濃国守護・土岐頼芸の愛妾だったが、頼芸の子(斎藤義龍)を宿したまま道三に下げ渡される。
道三の長男。父・道三と徐々に対立が激化し、長良川の戦いで父を討ち取る。
- 斎藤竜興(演:大石悟朗)
義龍の嫡男、国を織田信長に奪われる。
織田信長編
「尾張のうつけ」の異名をとる風雲児。果断すぎる性格に重臣・明智光秀との対立を深める。
道三の娘、明智光秀は従兄にあたる。信長に嫁ぎ生死を共にする。
- 織田信秀(演:千秋実)
信長の父。
- お市の方(演:松原智恵子)
信長の妹、浅井長政に嫁ぐ。