概要
本名：池内 義弘（いけうち よしひろ）、(1933年5月15日 - 1997年12月20日)。
監督デビューは51歳と遅咲きだったが、大ヒット映画作品を連発した映画監督である。
1984年の監督デビュー作である『お葬式』からいきなり数々の映画賞を獲得するなど絶賛を浴びた。その後、『タンポポ』『マルサの女』『マルサの女2』『あげまん』『ミンボーの女』『大病人』『スーパーの女』『マルタイの女』などを演出し、いずれも大ヒットを記録した。
映画監督になる前は商業デザイナーを経てマルチタレントとして活躍していた。妻で女優の宮本信子とはおしどり夫婦として有名だった。長男は俳優の池内万作。
作家の大江健三郎は妹ゆかりの夫で義弟にあたる。
これは両親の出身が松山市であった事と、ゆえに高校時代には父の死により一時松山市にて青春時代を過ごしたこと、また父(映画監督・伊丹万作)の記念館を、父の故郷に作りたいと生前に希望していたこと、さらには一六タルトのCMを依頼された事がきっかけで一六本舗の社長と懇意になり、同社長が伊丹の支援者として活動していた事などが影響している。(伊丹と一六の社長が無二の親友であった事は事実だが、知り合ったのはCM制作がきっかけで、よく言われる「高校時代に既知になっていた」というわけではない)
