CV:志賀克也
概要
ボーゾックの荒くれ者の1人で、肩書は「ボーゾック一の虫採り名人」。
頭に被った麦わら帽子に、充血した大きな目と白い歯を剥き出しにして笑う口が特徴の緑色のバッタを思わせる姿をしている。右手に虫採り網を構え、胸部の昆虫の標本と帽子から顔の周りを囲う虫かごの意匠が特徴的。「~チャッコー!」が口癖。
相次ぐ脱退者の続出で深刻化するボーゾックの人員不足解消の為、ゼルモダが発案した「ボーゾック養殖計画」の実行役に抜擢される。この計画は地球人を捕まえてボーゾックの一員に仕立て上げると言う、馬鹿揃いなボーゾックにしては比較的まともな作戦である。
そしてチャッコーの任務は、その第一歩として計画の為のモルモットに使うべく、塾に通う頭の良い子供を拉致すると言う物だった。
戦闘では何と上記の目をマシンガンの様に連射すると言う、何ともエグい技を繰り出して来る。
活躍
ボーゾック養殖計画の為、市太郎が通う塾に乗り込み、彼を拉致。本来ならカーレンジャーが駆け付けて戦闘になる場面だったが、5人はシグナルマンから「一般市民、赤信号だぞ!」と逮捕されてしまい、その事で言い争っていた所為で駆け付けられず、ボーゾックの企みを許す結果となってしまっていた。
その頃、市太郎を含む3人の子供達をまんまと拉致する事に成功したチャッコーはゼルモダの立ち合いの下、植木鉢に彼等を植えて養殖ボーゾック液を掛けると言う実験に段階へと計画をシフトする。
だがその途中、自責の念から頭突きで壁を壊したシグナルマンに運悪く発見され交戦。相手が交通ルールに逆らえない事を利用し、攻撃を封じた上でシグナルマンを圧倒し、そのまま標本にしようとするも、遅れてカーレンジャーが到着して形勢は不利になって行く。
するとチャッコーはゼルモダの命令で芋長の芋羊羹を食べて巨大化。
巨大戦ではRVロボを投げた網で拘束し、其処から電撃を流して苦しめる。だが、駆け付けたサイレンダーの妨害を受け、止めのサイレンバルカンを叩き込まれて爆散した。
余談
声を演じる志賀氏は今作が特撮初出演となる。次の出演は6年後の『忍風戦隊ハリケンジャー』の洗脳忍者ジュクキノコ役であり、こちらも塾通いの子供を狙った作戦を展開している。
関連タグ
激走戦隊カーレンジャー 宇宙暴走族ボーゾック ボーゾックの荒くれ者
洗脳忍者ジュクキノコ、テンサイキック:共に塾の子供を狙った繋がりの戦隊怪人の後輩達。