よくキモカワモンスターとして親しまれている。
概要
モンスターファームを代表するモンスター。
黄色い体に大きな一つ目とそれに負けない程大きな口、ついでにオマケ程度のしっぽという、どう贔屓目に見ても不気味としか言えない見た目をしている。
そんな見た目なのだが、コミカルな動きや技などのおかげか、なぜか憎めない不思議な魅力がある。
実際、かわいさであればピクシーが、かっこよさであればナーガやヘンガーなど、マスコットであればモッチーが居るのだが、このスエゾーはそれらを押しのけて、正にMFの顔と言っていいほどの人気があり、アニメ版でもメインキャラクターとして、最初から登場するほどであった。
スエゾーが出したくて、CDを入れまくったプレイヤーも居るとか居ないとか。
かっ…かわいいんですよ。ほんと。
MF2では、好物はゼリーとニクであった。(個体によって好き嫌いはある。)
性能はライフ(つまりHP)に難があるが賢さが最高クラスであり、ついでちから、命中も高め。
殆どの技に高いガッツダウン効果があるのも強みだが、不真面目で早熟タイプ(これは派生次第である程度変えられるが)なので育成には結構苦労する。
技はベロやキスなど気色の悪い物から、噛み付き、しっぽアタックなどのまともな技、テレポートやサイコキネシスといったエスパー的な技までもある。
でも大抵その気色の悪い技が、非常に優秀だったりする(主にガッツダウン面で)。
しかも、気色の悪い技の全てが『かしこさ技』の為、性能と非常にマッチしている(一応、熱視線(3からはスエビーム)や1から2のサイコキネシスの様な使いやすく強力な技もある)。
……と思いきや、『ちから技』もちから技で、彼を語るに欠かせない大技がある。
それは、『食う』。なんかいきなり巨大化したかと思った矢先に、文字通り相手をほおばって咀嚼して『食ってしまう』のである。
こんなインパクトが大きすぎて、もう色々と突っ込みきれないのだが、(当然っちゃ当然だが)超必殺技ゆえ消費ガッツこそ多大なものの、性能自体は優秀で、高い命中率に加えライフもガッツも大打撃を与えるという、安定感ある大技だったり…これであのにっくきゴマ豆腐もおいしく平らげてしまいましょう♪
また、アニメではポンコツな技である『ベロビンタ』は一撃必殺の威力となっている。
スエゾー種がSUBがサブのモンスターは体色が黄色で一つ目のモンスターもいる。
派生種一覧
名称 | SUB種族 | 初登場作品 |
メロンボ | ディノ(1)orロードランナー(2~) | 1 |
イワゾー | ゴーレム | 1 |
ツノマル | ライガー | 1 |
ピンキー | ピクシー | 1 |
ムシメ | ワーム | 1 |
スケゾー | ゲル | 1 |
ガンバ | ハム | 1 |
オリオン | ガリ | 1 |
アカメ | モノリス | 1 |
ノリゾー | ナーガ | 1 |
プラムラー | プラント | 1 |
エステシャン | レア | 1 |
ワクセイ | レア | 1 |
アンコウ | レア | 1 |
キンゾー | レア | 2 |
ギンゾー | レア | 2 |
ブロンズゾー | レア | 2 |
ベタピン | レア | 2 |
すえきすえぞー | レア | 2 |
シロゾー | レア | 2 |
ネコメ | ニャー | GBA |
モチマル | モッチー | GBA |
アカマル | ドラゴン | GBA |
エビゾー | アローヘッド | GBA |
ツカレメ | ダックン | GBA |
タコノメ | タコピ | GBA |
アースアイ | モギィ | GBA |
ハジケダマ | サイローラ | GBA |
メタルスエ | デュラハン | GBA |
アクダマ | ジョーカー | GBA |
ブラウンアイ | モモ | GBA |
フカゾー | レシオネ | GBA |
ザンゾー | ザン | GBA |
ギリメカラ | アントラン | GBA |
チェリー | スズリン | GBA2 |
トリメ | ライデン | GBA2 |
ルナボール | レア | GBA2 |
ナイトビジョン | レア | GBA2 |
すえきすえぞー
MF2で初代MFのCDを円盤再生すると、特殊派生のすえきすえぞー(モンスター甲子園の予選相手として有名)が再生出来る。なんと初期能力値がライフと丈夫さがMAXであり、力と賢さと命中も軽く300は超える(なお回避はたったの1)。
だが、このすえきすえぞー、なんと1週間しか生きられない。最先端の技術で人工的に生み出された為、ほんの僅かしか生きられないという設定によるものだろう。
使い道としては、序盤の金稼ぎ・対戦モードでの練習相手・ゴースト等のモンスターを死亡させる事が再生条件に含まれるモンスターのフラグ回収程度だろう。
アニメでは
アニメ版では前述の通りメインキャラクターの一人として登場。声優は高木渉で、なぜか関西弁で喋る、彼の派生種も方言を使っていた。
漫画版
ホリィが幼い頃、ムーが復活しワルモンとなったモンスター達からトウリ村と村のモンスターを守るためにホリィが初めて再生に成功したモンスターである。
第3話でムーの配下であるピクシーに一目惚れし、彼女を「ピクシーちゃん」と呼ぶ。
ちなみに
現在は、刻命館および影牢シリーズで罠としての登場がもっぱらである…
モンスターファームでは、肥満と痩身の外観変化があり、スエゾー種の場合、肥満はエラが張り出す、痩身はアゴがしゃくれるようになる(1時代準拠の情報で、他のシリーズは不明)。