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エンペラー(頭文字D)の編集履歴

2020-08-29 00:26:39 バージョン

エンペラー(頭文字D)

いろはざかのえんぺらー

漫画・アニメ『頭文字D』に登場する架空の走り屋チーム。

概要

栃木県日光市周辺に拠点を置き、日光いろは坂(国道120号の一部区間)をホームコースとしている。

メンバー全員が三菱自動車ランサーエボリューションに搭乗しているワンメイクチームでもあり、群馬県をメイン舞台とする本作において最初に登場する県外チームとなった。


リーダーは、プロレーサーも輩出したドラテク私塾東堂塾出身の須藤京一。副将はおそらく京一と同い年の岩城清次で、他に2人の後輩とみられる十数人の男性メンバーで構成される。ちなみに他のチームと比べても、メンバーは総じて凄味のある厳つい風貌である。


京一が東堂塾でガチンコなドラテク教育を受けた事もあり、ジムカーナをはじめとするモータースポーツ仕込みの技術や戦略をそのままにも持ち込んでいる。

また京一の美学から試合ではカウントを取る同時スタート制ではなく、パワーが低いほうの車が好きなタイミングで最初に発進する「ハンディキャップ方式」を好んで用いる。


メンバーの圧倒的な実力に加えて、ランエボという峠においては絶対的に有利なマシンを用いて群馬エリアへ電撃戦を仕掛けて周辺の走り屋たちに衝撃を与えた。本調子でなかったとはいえ強豪の一角である妙義ナイトキッズ中里毅を清次があっさり撃破し、その知らせを受けた秋名スピードスターズ赤城レッドサンズは臨戦態勢を余儀なくされる。


この計画は京一の高橋涼介へのリベンジを目的としたものであり、当初は他の群馬エリアの峠を制圧し最終的に赤城山で涼介を負かす事が目標であった。

しかし無敗だった涼介が秋名のハチロクに負けた事を聞き、ターゲットをスピードスターズ及び藤原拓海に変更する。先に拓海を倒す事に注力したが、清次が惨敗を喫してしまい群馬侵攻の連勝もストップしてしまう。

メンツを潰された京一はすぐさま拓海にリベンジする事を決める。拓海のバイト先であるガソリンスタンドに出向いてハチロクをボロクソ言ってから赤城で戦おうと挑発したり、プライベートでの一件で自暴自棄になっていた上にエンジンが寿命を迎えていたハチロクで赤城に乗り込んできた拓海が傍目から見て正常な精神状態でない事を見抜いた上で、「バトルではなくセミナー」だと称して勝負を始めさせる。

最終的に途中で拓海のハチロクがエンジンブローを起こして決着し、悪条件が重なっていたとはいえ結果的に秋名のハチロクの連勝を止めるという大快挙を成し遂げた。


その後最終目標であるレッドサンズとのバトルに突入。

しかし、京一の拓海に対する行動に怒りを覚えた高橋啓介がヒルクライム戦で清次をあっさりと撃破。京一も涼介に弱点と戦略に手の内を見破られダウンヒルで完敗する。

これを以てエンペラーの驚異は群馬エリアから去ることになる。


その後はホームコースであるいろは坂でリベンジに来た拓海や同じく日光が地元の小柏カイに負けたりと良いところが無いが、プロジェクトD編でも京一と清次がギャラリーとして何度か登場する。



主なメンバー

CV:田中正彦

チームリーダー兼参謀。

CV:川原和久

チームのナンバー2。


  • 佐竹

CV:石井康嗣(ドラマCD)→梁田清之(OVA)

登場車種:エボⅣ


原作番外編・ドラマCD・OVA『頭文字D Extra Stage』の『インパクトブルーの彼方に…』に登場。

エンペラーがナイトキッズ襲撃後に碓氷峠へ偵察に来たメンバーの一人。

当初は視察のみのつもりだったが、碓氷峠最速のインパクトブルーが女性二人である事に舐めきり非公式のバトルを決行。

ある程度の実力はあったが、拓海とのバトルで成長した佐藤真子の敵ではなくアッサリと敗れ、おまけにガードレールに車体後部をぶつけてしまう。

相方野上との相談でこの事は京一には秘密にしようと決めて立ち去り、このバトルを知っているのは極少人数のみとなっている。


  • 野上

CV:遊佐浩二

登場車種:エボⅢ


佐竹と同じく偵察で登場。

相方からは『レン』と呼ばれる場面があり、こちらはある程度落ち着いた性格でバトルには参加しなかった。


関連タグ

頭文字D 走り屋 ランエボ いろは坂

須藤京一 岩城清次

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