概要
本州の山口県と九州の福岡県を隔てる海峡で、東シナ海、日本海、瀬戸内海の分岐。山口県の西端下関と福岡の北端門司港(北九州市)から1文字づつ取られた。
壇ノ浦の戦い、巌流島の戦い、下関戦争など歴史上の決戦の場にもなった。
不発弾問題
関門海峡には太平洋戦争末期、米軍による飢餓作戦の一環として5,000基にも及ぶ機雷が投下され、関門海峡を利用した海運を寸断されたことがある。
さすがに21世紀となって相当の数を処分してきたのだが、それでも現在でも信管が生きた未処理の不発弾が発見・処理されており、機能不全化したものを含めて1,900個が未だ海峡の波間で眠っている。