キラメイレッド「えっ? 知ってるの?」
魔進ファイヤ「あんな顔は付いてなかったが、確かに…。
しかし、姫。あれはオラディン王以外生み出せない筈では…」
スペック
全高:14.0m
全幅:11.2m
全長:131.7m
重量:2600t
スピード:450km/h
出力:1300万馬力
キラメイストーンモード
縦:35.7m
横:20.0m
奥行:22.7m
概要
ブラックキラメイストーンがガルザの想像力で変化した、蒸気機関車型のキラメイ魔進。
元々は、クリスタリアの王・オラディンのみが作り出す事ができた王族専用列車であったが、ガルザの邪悪な力(イメージ)によってこの姿に変化させられた。
他のキラメイ魔進と違い、現状はガルザとの意志疎通は愚か、自律的な言葉さえも一切発していない(そもそも発声機能が無いのか、極端に無口な性格なのかは不明)。
但し、後に登場した魔進エクスプレスの存在意義(=魔進ジョーキーが悪意ある者に奪われた際のセーフティ)により、魔進ジョーキーの意識は魔進エクスプレスの方にあると推測される(だが、後に魔進ザビューンの発言から、魔進エクスプレスはエクスとプレスと言う、2つの自我を備えている事が判明、その可能性が低くなった)。
ワームホールのトンネルを通り、ヨドンヘイムから地球間を自由に往来する事が可能。
先頭車両には恐竜の顔の様な意匠を持つ「ジョーキージョー」が備わっており、進行の邪魔になる物を噛み砕き破壊してしまう。
また単独で魔進変形して、戦闘形態スモッグジョーキーに変形するが、場合によっては魔進エクスプレスと合体(させられて)、キングエクスプレスの両腕、両脚となる。
この仕様上、中間二車両が変形する部位はリバーシブル構造になっており、天板側が前に来ると両手足を展開・スモッグジョーキーの胴体に、車台側が前に来ると八ノ字開脚し、キングエクスプレスの両足になる。
特別編『ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所』にて、ガルザはジョーキーに強い愛着を示し、奪われた際は強い憤りを露にしている。また、その時の言動から、『自分のもの』だと言う所有欲を満たし、所有権を主張でき、ガルザが「実は何も持っていない」と言うコンプレックスのようなものを垣間見せている。
余談
『玩具』として見た場合、魔進エクスプレスとの合体前は『敵役としてキラメイジンと戦わせる』という遊び方が出来るし、合体後は『キラメイジンとキングエクスプレス、二大ロボ揃い踏み』という遊び方が出来る、『非常にプレイバリューが高い玩具』である。
この辺りは、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場した、グッドストライカーの発展型とも言える遊び方である。グッドストライカーが『2つの戦隊』を行き来していたのに対し、こちらは『戦隊と悪の組織』を行き来している、『単体でも恐竜形態であるスモッグジョーキーに変形し、二足自立が可能』の2点が異なり、より楽しい遊び方を提供している好例ではないだろうか。
関連タグ
古代炎神/キョウレツオー:炎神戦隊ゴーオンジャーに登場する恐竜列車型炎神(但し、先頭車両はマンモス)。
俺、誕生!:ガオウライナーと呼ばれる時の電車が登場し、カラーリングが異なる物の、恐竜めいたフロントカウルを備えた連結車両と、近似した外観をしている。
クライナー:同じく敵勢力が持つ列車型メカ。正確にはそのカスタム機であるシュバルツ専用クライナーが同じポジション。
ドリルレッシャー:上のメカの派生機で、味方側に使われた(元)敵勢力のメカ。こちらは所有者が前々から味方陣営に鞍替えしていて、作中では最初からこの姿だったが、ストーリーの展開で再び敵陣営に使われる事態もあった。ジョーキーは味方勢力の王室専用列車が、ガルザの鞍替えに伴って変化したものが、一時的に味方に使われると言う状態である為、似ていながらも対照的な存在と言える。
グッドストライカー:『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場した、『2つの勢力で運用される、合体ロボを構成するメカ』の先輩。ただし、こちらはグッドストライカー自身の意志で合体先を選べる。
魔進チェイサー:カラーリングが似ており、名前の最初に『魔進』がつく繋がり。